【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート
【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
S.Mさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9oh
インターン⽣の紹介
名前:S.Mさん
性別:女性
渡航時の年齢:23歳・新卒参加
担当学年:9、10、11、12年生(高校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?
9年生は高校生になったばかりのため、90分の授業に集中して臨むことが難しいように見えます。友達と話すことが好きな子が多く、生徒間の英語での会話が多いです。
10年生は日本語の試験が来年にあるので、それに向けて主に試験対策の勉強をしています。文法の勉強もしているため、正しい日本語で話す練習を行っています。
11年生は12年生と合同クラスになって、昨年よりも落ち着いて勉強をしているのではないかと思います。
12年生は、大学の申し込み等でとても忙しそうで、日本語に対する集中力は低下してしまっているかもしれません。ただ、みんな自分の将来のため、一生懸命課題に取り組んでいます。
直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。
日本のドラマ「Eye Love You」をベースに会話のスキットを作らせ、実際にクラスの前で登場人物になりきって演じさせるワークを行いました。みんな想像力が高く面白いスキットを作って、役になりきって楽しそうに演じていました。また、スキットを作ってもらう前に、YouTubeでドラマの胸キュンシーンを見せ、生徒たちの想像力を膨らますことができたため、このワークが成功したのではないかと思います。
直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
11年生と12年生はアメリカと日本の政治について勉強しています。学習目標が「アメリカと日本の政治について説明できるようになる」というもので、スピーキングとライティングが課されます。「衆議院議員」「国会」「抑制と均衡」など、普段の会話では使わないような単語を上記の目標を達成することができるように一生懸命覚えていた姿が印象に残っています。
直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
スピリットウィークが印象的でした。パジャマやカウボーイなど曜日によって服装が指定されており、生徒たちや先生はその曜日に合わせてコスプレをします。
金曜日にシニア(12年生)だけ特別に古代ギリシャの服装を着ることができ、シニアみんなでジムに集まりダンスを見たりしました。
また、日本語イマージョンには「生徒会」というイマージョンの生徒たちが運営しているクラブがあり、日本文化にまつわるイベントを企画し、生徒たちが日本の文化を楽しめるイベントを開いています。前回のイベントは餅パーティーで、生徒会のメンバーたちが餅を作り、100人以上の生徒たちが餅を食べにきました。
自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。
主に機関巡視をすることが私の役割です。生徒がタスクを理解できているか確認したり、支援が必要な生徒のサポートをしたり、先生の話を聞かない生徒には聞くように声をかけたりしています。 また、生徒たちは、私と日本語で会話をしながらお昼ご飯を一緒に食べるというタスクがあり、エクストラクレジットが欲しい生徒は私と一緒にお昼ご飯を食べています。
英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。
4月当初はホストファミリーたちの会話は50%ほどしか理解できていませんでしたが、今は70%ぐらいは基本聞き取れることができるようになりました。ただやはり自分に身近ではないトピックや会話のスピードが速くなったり、複数人の会話になると、リスニングに必死になってしまいます。
直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?
今はハロウィーンの時期なので、ホストファミリーと一緒にカボチャ狩りに行って、そのかぼちゃをジャックオーランタンのようにみんなで彫りました。他にも紅葉の時期にポートランドにある日本庭園に一緒に行って、落ち着いた休日を過ごせました。
直近3ヶ月間で困ったことはありますか?
前任のメンターの先生が急遽日本に帰国することになり、先生が不在の期間が1ヶ月ほどありました。その際に自分で授業をできる機会があったのですが、クラスルームマネージメントについて、とても悩みました。マネージメントができていないと、どんな良いアイディアやワークを持っていたとしても、教室が学級崩壊のような雰囲気になると、身をもって学べました。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
明確な指示を出すことに苦労したため、視覚情報を提示しつつシンプルで簡潔な日本語でワーク等の説明していきたいです。また、生徒に話しかけることがたまに億劫になってしまうことがあるため、積極的に話しかけたり、励まし等の声がけをしていきたいです。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
9月は何回か授業を実施できる機会に恵まれ、不安は持ちつつも逃げずに楽しんで授業できたことが自分の成長した点だと思います。
これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。
・教師アシスタント
9年生と11年生、12年生の授業を実施できたことです。主に文法指導を行いましたが、視覚の情報や例文を提示して、明確かつシンプルな指示がいかに大事であるかを学べました。また、クラスルームマネジメントにとても苦労しました。ルールを徹底することや、
・プライベート
ハイキングにハマっており、地元のmeet upのグループに参加して、自然の中、人と交流することを楽しんでいます。勇気を出して20、30代のハイキングmeet upに参加しました。急な斜面の中、休憩なしで早く歩いたため、良い運動でした。
写真の共有
①ホストマザーと日本庭園に行きました。ポートランドの日本庭園はとても落ち着いていて、日本の慎ましさや素朴な美を表していました。
②ホストファミリーとかぼちゃを彫りました。私が彫ったかぼちゃです。
③ドラァグブランチに行った際に、ドラァグクイーンと撮った写真です。ドラァグクイーンの人たちは歌を歌ったり、ダンスをしたりと、観客たちを楽しませてくれます。
その他(感想、伝えたいことなど)
9月は前任のメンターの先生がいなくなってしまったことはとても悲しかったですが、新しい先生が10月に赴任し授業観察をしている上で参考になることがとても多いです。今の時期は雨や曇りばかりで鬱々しやすい時期ですが、この経験が今後にいきるように残り5ヶ月頑張っていきたいです。
S.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/
【S. Nさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 活動レポート
今年の夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
インターン⽣の紹介
名前:S.Nさん
性別:女性
年齢:20歳・大学3年になる年に渡航
担当学年:キンダー
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
キンダーの青組と赤組を担当しています。青組赤組ともに非常に元気が良く、騒がしくなりすぎる時もあるが、それがキンダーらしくてかわいい。
担当の先生について紹介してください
担当の先生は、主に英語を使って日本語を教えており、歌や映像を使って、ビジュアルと音声を用いている。また、先生は私が気づいたことや困ったことがあったときはいつでも話しやすいような雰囲気を作ってくれる。
到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
子どもたちに日本語の絵本を読んだ。先生が読んでいるように子どもたちに本について問いかけたり、声色を変えたりしながら読んだ。
到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
各テーブルに一つずつ算数やひらがなを学べるおもちゃを置いて、子どもたちに遊びを通して学習させていた。子どもたちはそれらを互いに協力し合いながら行い、楽しんでいた。
到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
Back to school nightでは、教室内にある子どもたちが作った作品を保護者が見て回る行事に参加した。
Run 4 richmond では、子どもたちがトラックを走り、周回数だけ寄付金が集まる行事に参加した。
到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
授業で使う道具の準備をしたり、子どもたちの作品を教室に飾ったりなど先生の業務をスムーズに進めるためのサポートをしている。
英語の使用頻度はどのくらいですか?
英語の使用頻度は8割です。
1日のスケジュールについて教えてください。
【平日】
6時 起床
7時 登校
7時45分 業務開始
11時10分~ 11時40分 休憩
15時45分 業務終了
17時 帰宅
19時 夕飯
20時30分 お風呂
21時30分 就寝
【週末】
6時30分 起床
8時30分 ランニング
12時 帰宅、シャワー
13時 昼食
自由時間(パーティーに行く日、買い物に行く日など)
18時 夕飯
20時 お風呂
22時 就寝
到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
休日は買い物に連れて行ってもらったり、ホストマザーと一緒にランニングをしたりしている。
これまで現地で困ったことはありますか?
クレジットカードを使ってネットで買い物をしようとしたが、ワンタイムパスワードが日本の電話番号に送られてしまったこと。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
ADHDや自閉症を持つ子どもたちに対する接し方や知識を持って、そのような子どもたちと関わっていきたい。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
日本のことについて考えることが多くなった点。日本に住んでいると当たり前に感じていたので深く考えることがなかったことも、アメリカでは全く違っており、「日本ではどのようだったか」と考えることが多くある。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
ポートランドのコミュニティーに参加し、英語で会話する人を増やしたい。 たくさん旅行をしたい。
写真の共有
①ピトック邸に行った時に撮った写真で、ポートランドが一望できる場所がきれいだった。
②ホストの誕生日に回転寿司に行った時に撮った写真で、アメリカの回転寿司は握りよりもロール系の種類が多くあり、日本と全く違う。
③コーンメイズにホストファミリーでいった際に撮った写真
その他(感想、伝えたいことなど)
ポートランドに到着してからすぐに学校でインターンが始まり大変に感じることもありますが、ホストファミリーやメンターの先生、インターンに支えられ、徐々にこの生活に慣れてきています。今後もサポートをよろしくお願いします。
S.Nさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください!
アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/
【K. Hさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
K.Hさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9py
インターン⽣の紹介
名前:K.Hさん
性別:女性
年齢:22歳・新卒参加
担当学年:幼稚園生(kindergartner)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?
新学期がスタートしました。日本語や日本文化の背景がない子どもたちがたくさん入学してきました。今年の幼稚園児はヘルプが必要な子どもが多く、日本語指導だけでなく、態度や人と関わるスキルなども教えています。
直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。
私が主体で行った活動はありません。
直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
日本語が全くわからない子どもたちにどうやって日本語を教え、日本語で指示し、英語と日本語を使い分けているのかなど、学級経営が印象に残っています。
直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
幼稚園児が保護者と学校を訪れ、教室の掲示物や先生の顔、棚の場所など確認するイベントに参加しました。
自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。
今年のK先生のクラスは去年と比べると、サポートが必要な子どもの割合、ビヘイビア(行動・態度)に問題があるこどもの割合が高いです。なので、K先生が全体を指導しているときにサポートが必要な子どもたちの近くに座って、K先生の言葉を復唱したり、活動に参加するよう促したり、個人の活動時のタスクを減らして、その子のレベルにあうように調節したり、アセスメントをしたり、1対1の指導を行う時間にしたり、授業で使うものの準備、掃除などをしています。
英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。
リスニング力が上がりました。場面によりますが、保護者との会話やアメリカ人教師との会話は以前より自信をもって話せます。しかし、まだ自分の言いたいことをフォーマルな言葉で的確に表現できません。
直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?
先週の土曜日に後半のホストにチェンジしました。なので、新しいホスト4日目です。日曜日にホストの友達ファミリーとハロウィンのパンプキンを選びに行きました。コーンメイズ(トウモロコシ畑で迷路)をしたり、ピクニックしたりと楽しかったです。
直近3ヶ月間で困ったことはありますか?
病院に行ったことです。英語もよくわからず、保険や治療のシステムもよくわからず、全てがパニックでした。あと、united health careの紙には十分な情報が記載されておらず、保険がおりませんでした。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
アメリカで教師をするのと日本で教師をするのではわけが違うなと痛感しています。その自分の気持ちと将来の進路をどうマッチングさせるか絶賛悩み中です。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
自分がどんな人なのかよりわかるようになった。英語力が上達した。
これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。
教師アシスタント
日本語の背景が全くない子どもたちに日本語を指導するのはとても大変ですが、1対1で子どもたちと日本語の練習をすることにやり甲斐を感じます。
プライベート
常に新しいことに挑戦しています。新しい場所に行って、新しい人に会って、新しいアクティビティをして、初めてを楽しんでいます。
写真の共有
①海岸沿いのビーチハウスで色んなアクティビティをしました。ここは湖で水温もちょうど良く、夏の終わりを楽しめた2日間でした。(ホストとは関係のないファミリーです。)
②パンプキンパッチに行った時の写真です。私とまなえちゃんの新しいホストと現地コーディネーターのはるかさんが仲がいいので、みんなで遊びに行きました。この子どもたちは全員リッチモンドに通っています。
その他(感想、伝えたいことなど)
インターン終了後の進路がわかりません。アメリカの保険のシステム、経済格差を考えると日本で生活した方が絶対安定すると思いますが、一個人として生きるのならポートランドにもう少し長くいたいです。コミュニティーカレッジ、4大(正規大学)、大学院のどれかに進学したい。学びたいことは子どもに関する人権、国際関係、教育。自分がなにを学びたいのかも、卒業後何をしたいのかもよくわからず、本当に困っています。進路相談をして欲しいです。
K.Hさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
【K. Sさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月活動レポート
今年の夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
インターン⽣の紹介
名前:K.Sさん
性別:女性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:2年生・3年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
2年生:M先生のクラス(30名)
最近カタカナを習い始めました。7歳ぐらいなのでまだまだ幼いです。絵を描くのが好きな生徒が多く、教室の紙がすぐ無くなってしまいます。
3年生:S先生のクラス(29名)
本を読むのが好きな生徒が多いです。まだ幼さが残っていますが、少しずつ自立してきているのだろうと思います。その分2年生より接し方が少し難しく感じます。
担当の先生について紹介してください
M先生:ただ私に指示をするのではなく、私の意見を聞いてくださります。「K.S先生はどう思う?どうしたらいいと思う?」など。生徒の指導だけでなく、私の指導もしてくださっています。私をサポーターとしてではなく、クラスの一員として扱ってくださっていると感じます。特に歌を使って楽しく学べるようにされています。毎日数分、YouTubeを使って生徒が楽しくリフレッシュできる時間もあります。それから、優しくて堅くなく柔軟な先生だと思います。でも注意する時はビシッとされます。だから生徒はM先生の言うことは割とよく聞きます。
S先生:しっかりするべきところでは強く言う、でも時には授業中でもユーモアのある話し方やおもしろそうな活動を入れるなどメリハリのある指導をされていると思います。生徒がタスクに取り組むように誘導したり、発表した生徒にはシールをあげるなど生徒の意欲を引き出させたり、関心を惹きつけるのに長けていらっしゃると思います。
到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
指導方法についてはとにかくポジティブに、褒めることが重要だと思います。大げさなくらいがちょうどいいと思います。たとえ答えが間違っていても、できていることや頑張って解いたことなど良い点を見つけて笑顔で褒めます。実践して良かったと思ったのは、生徒に「これとこれどっちがいい?」と聞かれたとき、教師が選んだり、正解をただ教えるのではなくて「あなたはどっちがいいと思う?どっちが好き?」というように生徒自身に考えさせるように促したことです。これはM先生からいただいたアドバイスです。あと、褒めるときや挨拶のときは生徒の名前を呼ぶようにしています。そうすることで、先生はちゃんと自分を見てくれていると感じてくれるのではないかと思います。特に最初の方は私も全員の名前を覚えるのが大変だったので覚える習慣がついて良かったです。 自分で計画を立て、実行する活動はまだありません。
到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
・日付の読み方などは歌や体を使って楽しく覚えられるように指導(ついたち、ふつか、みっか~よっか♪)
・発表などをした生徒にシールをあげること。物でつるのはあまりよくないのではないかなと思っていましたが、それで生徒がやる気を出してくれるのならいいと思いました。
・基本的に配りもの、教室の電気を消すなどは生徒にさせること。できるだけ生徒に役割を与えていること。進んでやりたがる生徒がほとんどです。
・「箱の中は何でしょう?」:生徒が前に出て、単語が書いた紙を箱の中から出してそれが何かみんなにヒントを出す。聞いている生徒は質問をしながらそれ当てるゲーム。例えば、発表者「黄色い食べ物です」質問者「果物ですか?」発表者「はい、そうです」質問者「バナナですか?」…ゲームなので、毎回生徒はとても楽しんでいます。難易度は高くなく、特に名詞や形容詞の勉強になると思います。
・「ブルドックブロッサム」:これはおそらくリッチモンド小学校のシステムです。生徒が良い行い(道徳的なことを含める)をした時、教師が“ブルドックブロッサム“というカードを渡して瓶に入れされます。それが100枚たまると生徒は学校にぬいぐるみを持ってきてもいいというシステムです。日本の小学校では聞いたことのないシステムで驚きました。生徒のモチベーションにもなると思います。ちなみにブルドックはリッチモンドのキャラクターです。
到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
・Back to school night
放課後、生徒とその保護者が学校に来て教室や掲示物を見学したりする行事です。全員ではありませんが、保護者の方々にご挨拶できましたし、生徒との距離の少し縮まった良い機会になりました。
・Run for Richimond
再来週ですが,Run for Richimondに参加する予定です。マラソン大会のようなものらしく、走っても歩いてもいいそうです。沢山走るとその分、小学校に寄付が集まると聞きました。
到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
2クラス共通の内容
・プリントのコピーや鉛筆を削るなどの雑務
・授業中のメンターの先生のサポート(おしゃべりしている生徒を注意する等)
・プリントの丸付け
・CBM(日本語のリーディング試験)の採点
2年生:M先生
・お誕生日カードの作成
3年生:S先生
・先生がお休みされたので、日本語の読みの練習の時間を担当
始まって一ヶ月ほどなので、おそらくこれから仕事は増えていくと思いますが、今のところメンターの先生がより良くクラスを運営するためのサポートや雑務です。
英語の使用頻度はどのくらいですか?
基本日本語で話すようにしていますが、何度言っても、ジャスチャーを使っても通じないときや重要なことを伝えるときには使うので3割ほどだと思います。
1日のスケジュールについて教えてください。
平日
5時過ぎ 起床、身支度、朝食をとる
6時半 家を出発してバスに乗る
7時過ぎ 学校到着、勤務開始時間までスタッフルームで他のインターン生と談笑
7時45分 教室に行って勤務開始、授業や朝のプリントの準備などを始める
8時 2年生M先生クラス(朝のプリント)
8時半 S年生シャイマン先生クラスに移動
11時20分~50分 お昼ご飯
11時50分~12時5分 リセス(外で遊んでいる生徒たちの見回り)
12時5分~ 2年生M先生クラスに移動
14時半 生徒を送り出す、生徒帰宅
15時~15時45分 残業(丸付け・明日の準備など雑務)
17時頃 帰宅
18時 夕飯をとって、ホストマザーと談笑
20時頃 シャワーを浴びて、明日の準備などする・余裕があれば勉強
21時~22時頃 音楽を聴くなど趣味の時間・就寝
週末
※日によります
9時過ぎ 起床、身支度
10時頃 ブランチ
11時頃 洗濯や掃除などの家事
12時頃 近所を散歩
13時頃 趣味の時間
15時頃 軽食
18時頃 夕食
以下平日と同じような感じです。
出かける時もありますが、基本家でゆっくり過ごします。
到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
ホストマザーの仕事がお休みで家に居る時は、夕食後2時間ほど話すこともあります。日本の方なので英語の勉強にはなりませんが、いろいろ勉強になってますし、話がおもしろいです。ホストファザーや娘さんとも多くはないですが、挨拶などちょっとした会話は毎日します。先月は、サーカスやホストマザーの友人のパーティーに連れていってくださりました。他にはスーパーや図書館に着いて行ったりなど。
これまで現地で困ったことはありますか?
強いて言うなら、迷惑電話の量が尋常じゃなかったことです。simの会社を変えたので今はもう大丈夫です。それから朝晩と昼の寒暖差に衝撃を受けました。防寒着やあたたかいパジャマは持ってきたほうが良さそうです。あと薬やのど飴、マスクは日本のものの方が良いので自分に合ったもの。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
・基本的には日本語を話すことになっていますが、生徒は英語で話しかけてくることが多いです。何を言っているのかわからないことがあるので特に英語のリスニング力を高めたいです。
・もっと些細な事でも褒めて、その時は表情豊かに。やりすぎぐらいのリアクションでいいなと最近気づきました。
・本当に言うことのきかない生徒がまれにいますが、その生徒に対しては注意してばかりになってしまいます。いけないことを注意することは悪い事ではないですが、そればかりだと生徒にとって私は先生ではなく敵のような存在になって警戒されてしまいます。だから、良いところを見つけて褒めて、この人は自分のことをちゃんと見てくれて、嫌われているわけでないのだとわかってもらえるようにするべきだと思いました。 特に最初のほうは信頼関係を築くことが大切だと感じます。私もそういった生徒が沢山いる時や忙しいと余裕がなくなってしまうので、常にもっとメリハリと愛のある指導を心がけたいです。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
・コミュニケーションの取り方や人見知りがマシになったこと
・ネガティブなことなど、深く考え込むようなことが少なったこと
・人との交流を楽しむことができるようになったこと
・感情、特に嬉しい感情をより表に出すことができるようになった気がする ・早寝早起きをするようになったこと
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
教師アシスタント
・自分のことや日本のこと、ふるさとのことを詳しく紹介(動画を見せたりしたい)して生徒たちがたのしめるような授業
・日本の音楽やアニメなどを紹介して、それを使った学習
・他のインターン生がDo not(~しない)はあまり使わない方がいいと教えてくれたのですぐに実践したいです。(例:廊下を走らない➔歩きます)
プライベート
・何か新しい趣味を始める(特にスポーツなど体を動かすことを始めたいです)
・ホストファミリーに食べてもらえるくらいのクオリティの料理を作ること
・国内プチ旅行
・ひとりでダウンタウンを散策
・最近忘れていることが多いので日本語教育を学び直すこと
・英語での交流
写真の共有
①初めてリッチモンド小学校に行ったときの写真。おそらくこの日が5人そろった初めての日です。割とみんなすぐに仲良くなりました。
②インターン生とそのホストファミリーでパーティーをした時の写真。普段あまり会わない中学高校のインターン生とも仲良くなれました。料理はどれも本当に美味しかったです。
③ホストファミリーと初対面の時の写真。飛行機が欠航になったりと大変でしたが、無事に着くことができて安心しました。
その他(感想、伝えたいことなど)
日本とは文化が違うので、生徒の行動に最初は驚いたりもしました。言うことを聞かない生徒ややる気のない生徒との接し方が難しく正直、大変です。でも嬉しいこともあります。いつも挨拶を返してくれない生徒が手を振って「きくだせんせいさようなら」と言ってくれたり、私が注意しても言うことを聞かない・話さそうとしない生徒に「絵が上手だね!~が好きなの?」と話しかけると嬉しそうに自分の好きなことを話してくれたこと。そういうことがあるともっと頑張ろうって思えます。課題は沢山ありますが、教師としても人としても自分が少しずつ成長しているのも実感しています。
なによりの収穫は本当に良い人たちに出会えたことです。それだけでもここに来た価値は十分にあると思います。自分に利益はないかもしれないことでもやってみたり、損得勘定で動くことが以前より少なくなりました。まだ始まって一ヶ月なのでこれから苦労することもあると思いますが、後悔しないように、何事にも感謝の気持ちを忘れずに、毎日丁寧に過ごしていきたいです。
K.Sさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
【10月12日(土)午前10時~】アメリカ教師インターン無料オンライン説明会!
11月末が来年度派遣の最終申込み期限!お早目に情報ゲットしよう!
アメリカの公立学校で、日本語教師アシスタントとして活躍ができるアメリカ教師インターンシッププログラム。説明会では、2025年8月~2026年5月まで参加できるアメリカ教師インターンシップについて説明致します。現役&元インターン生が参加くださいますので、体験談を参考にしながら、プログラムについて深く知って頂ける機会になればと思っております!
セミナー日程
日時:2024年10月12日(土)午前10時~11時 ※日本時間
場所:オンライン
参加費:無料
セミナー内容
- アメリカ教師インターンシップとは
- 現役&元インターン生による体験談
- 応募要件
- プログラム料金
- お得な割引キャンペーンのご案内
- 質問コーナー
元インターン生に直接質問できるチャンス!
インターン生よりインターンシップの活動内容や、エリアの特徴、学校の特徴、プログラム参加を通じた成長などなど、あれこれを直接お話いただきます。最後には質問コーナーの時間も設けますので、気になることはなんでも質問してみましょう!
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【T. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
インターン⽣の紹介
名前:T.Kさん
性別:男性
年齢:29歳
担当学年:小学校2年生、3年生
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
2年生を3クラス、3年生を1クラス担当しました。
3年生は全体的に静かな生徒が多い印象で、休み時間に男子全員がいっしょにボールで遊ぶクラスでした。担任の先生によると全員で遊ぶクラスはとても珍しいようです。
2年生は最初3クラス編成だったところを年度の途中で4クラスに変更した学年なので、気にかけるところやフォローすべき生徒が多い学年でした。
担当の先生について紹介してください
2年生ではH先生とM先生という2人の女性の先生について3つのクラスに入りました。2つのクラスを担当するH先生は強い語気で注意することが多い先生です。毎日放課後に生徒のことを想って頭を悩ませています。特に気にかける生徒は当然注意やコンタクトも多くなる中で厳しい先生と思われている姿を見ていて報われないなと思います。
1つのクラスを担当するM先生は明るい雰囲気の先生です。細かいところや手順よりも感覚派な印象です。
3年生ではお母さんが日本人のS先生という女性のバイリンガルの先生のクラスに入りました。3年生が静かなクラスなこともあり、H先生やM先生と違って大きな声を使う場面は見たことがありません。なにかをやめさせたり取り上げたりする強さの注意が必要そうな場面もないクラスだったので安定した時間が流れていました。
到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
私が理系出身なこともあり算数の授業で私の時間をもらえることが多かったです。
特にM先生のクラスに入る曜日は毎日M先生がレベルを考えて同じくらいのレベルの生徒を集めた複数のグループに算数を教える時間がありました。中身に対しての指示は特に無かったので数字をカウントするクリックカウンターやフラッシュ暗算などを使ってフォローアップを行いました。
到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
算数の教え方が日本と少し違っていました。計算の仕方を統一せずにいくつかの選択肢を教えて自分の感覚に合う方法を使うという形でした。
到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
春にスプリングフェスティバルという祭りを小学校で行いました。
2学年合わせて遠足に3回同行しました。
到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
3人の先生でそれぞれ違いました。
H先生のクラスでは放課後に生徒について2人で話す時間も多く授業内容も相談することが多いです。授業中にゆっくりな生徒を何人か集めて見ることも多かったです。
M先生のクラスでは突発的に私が前に立つことが多かったです。フォローアップを行うのは時間が決まっていてその時間以外は授業中に流動的に合わせて動く形でした。
S先生のクラスでは遅れている生徒を1人ずつ1対1で見る時間がほとんどでした。授業時間内に私が前に立ったことはありません。
英語の使用頻度はどのくらいですか?
日本語がほとんどわからない生徒がたくさんいるので説明の際にかなり英語を使っていました。今はそうすべきではなかったと感じています。
1日のスケジュールについて教えてください。
【平日】
06時15分 起床
07時00分 出発
15時30分 勤務終了
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由
【週末】
06時15分 起床
ホストとの予定がなければ自由
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由
到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
子どもたちと仲良くしています
これまで現地で困ったことはありますか?
物価が高いことくらいです。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
英語に頼りすぎていたのでもっと根気強く日本語を使わなければいけないと感じています。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
厳しく場を締めるのがとても苦手だったので厳しい担任の先生の姿を見て学ぶ場面がたくさんあります。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
・教師アシスタント
新年度は2年生のH先生の2クラスのみの担当になるので先生と短期的、長期的なゴールを共有しながら自分の考えを提案して試していきたいです。
・プライベート
日本からラケットを持ってきていてアメリカでもテニスをする相手が増えてきたので個人戦や団体戦の大会に出場してみたいと考えています。
その他(感想、伝えたいことなど)
このプログラムに参加して、一番に良かったことは私を1人の家族として接してくれるとても素敵なホストファミリーと出会えたこと、私を1人のインターンとしてだけではなく、未来の教師として接してくれるとても素敵なメンターの先生2人に出会えたことです。来年度はもっと生徒のことを知って、信頼関係を築いていきたいです!
写真の共有
①卒業する5年生たちと撮った写真です。担当していない学年でしたがイベントで関わってから日本語で毎日話しかけて来ていて最終日に私の教室に来て撮りました。
②&③3年生の生徒の家族に誘っていただいてシアトルに行った写真です。この生徒も担当はしていませんが他の生徒の誕生会などで知り合って呼んでいただきました。
T.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
【K. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
インターン⽣の紹介
名前:K.Kさん
性別:男性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:小学校3年生、4年生
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
私は3年生を2クラス、4年生を2クラスと計4クラス担当しています。3年生の2クラスはスイッチクラスと言って、日本語の先生とアメリカ人の先生が午前と午後で交代して指導します。一方で4年生の2クラスはバイリンガルクラスで、日本人の先生が、日本語と英語の指導の両方を行います。
担当の先生について紹介してください
K先生(3年生):厳しい先生で常に生徒に対して規律を持って接している。それもこれも彼らはまだ子供だから敢えてそう接している部分もある。
T先生(4年生):基本的に生徒に対して優しい。怒るのは効果がなく、時々怒るから効果があるという考えを持っている。
I先生(4年生):とても優しい。生徒に心から寄り添おうとするタイプの先生
到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
「漢字の成り立ち」を教えたことです。これは私が授業の内30分受け持った時に扱った内容です。生徒がいつも同じミスをする傾向があること、漢字への苦手意識があることなどから、視覚的に覚えさせようと思って決めた内容なのですが、生徒の反応は良かったです。生徒がその学年で扱った漢字の成り立ちを扱ったのですが、「あーなるほど!」というリアクションを多くの生徒がしていました。また質問も積極的に行っていました。レッスンプランとしては20分講義、10分確認テストを行いました。その中でPPTのアニメーションを用いてクイズ形式にすることが大切です。この「漢字の成り立ち」を扱うことで、将来その漢字に出会ったときに、あんな形をしていたな、と思い出して貰えたらいいなという気持ちで作りました。
到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
担当の先生がやっていたことではないですが、学校として行われていたCBM(カリキュラムベースラーニング)には強く関心を持ちました。1人1人に対して用意された音読材料を1分間で読んでもらい各個人の日本語レベルのデータを取り、今後のなるべく1人1人に沿ったカリキュラム作りに反映させていくことを目的としたシステムです。
到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
到着してから今まで様々な活動に参加しています。学校内の行事ですと不定期で、先生内で行われるピックルボールと言う球技をやる会に参加しています。他のインターンも含めその場所を使って交流を深めています。
学校外ですと、主に2点あります。1点目は現地の日本人サッカーチームに参加しています。毎週練習が行われていて、定期的に練習試合を行ったりします。2点目は私の大学のOB・OG会です。メンバーはほとんどかなり年上の方々ですが、先輩たちの話を伺って刺激を受けています。
到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
基本的には文字通り「補助役」です。具体的には、騒がしい生徒を統制したり、授業の準備を行ったり、時にはスモールグループを担当したりもします。個人的に意識していることは2点あります。1点目は、メイン教師の1重苦を背負う、です。日本語イマージョンプログラムで学んでいる生徒は、通常のような「学校に対する苦」に加えて、「第2言語で授業を受ける」という2重苦の状態で学んでおり、生徒の集中力の欠け具合は、通常の学校の2倍であると感じます。よって教師の苦労も2倍ですが、私がインターン生としてメイン教師をサポートし、授業が進行しやすくなれば良いなと考えています。2点目は小さなニーズへの対応です。私のクラスは平均30人程度生徒がいて、先生は1人1人の挙手に対応していくわけにはいきません。一方で生徒にとっては不慣れな言語で授業がどんどん進んでいってしまう不安があることが分かるので、私自身がなるべく生徒に駆け寄ってなんとか解決することを心掛けています。
英語の使用頻度はどのくらいですか?
英語の使用頻度は、起きている時間の内5割ほどです。勤務中の使用言語は日本語になるので自然と日本語の使用頻度は高くなります。何もしていないと日本語の使用割合が10割になってしまいますが、ホストファミリーが両方アメリカ人であるというアドバンテージを活かして、積極的に自宅で英語を使用しています。
1日のスケジュールについて教えてください。
【平日(学校がある日)】
➡起床:7時
➡勤務:8時~(15時半~16時15分)
➡運動も兼ねて徒歩で帰宅:16時15分~17時15分
➡夕食:18時~18時半
➡ホストファミリーと雑談:20時~22時
➡就寝:22時~23時の間
【週末(とある1日)】
➡起床:9時
➡サッカーの試合:10時~12時
➡インターンバドミントン会:13時30分~15時30分
➡大学同窓会(夕食):16時~20時
➡ホストファミリーと雑談:20時~22時
➡就寝:22時~23時の間
到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
基本的に外出は滅多にしません。夕食時や、家の中でお酒を飲みながら長い時は2~3時間雑談をしてコミュニケーションを取ることが主な関わり方です。最近はなくなりましたが、前は毎週のようにスーパーマーケットに行って食材を買いに行ったりしていました。
これまで現地で困ったことはありますか?
公共交通機関使用時と、天気です。
公共交通機関は想像通りですが時間通りに来ることは半分くらいです。加えてなぜかGoogle Mapが効率の良いルートを提案してくれないので乗り間違い・方向間違いが多発します。また車で15分のところがバス・電車だと迂回するルートのせいで平気で1時間くらいかかるので不便です。
また天気は、昼間がどれだけ暑かろうが朝はたいてい寒いです。雨も多く朝どんな格好で出ればいいのか迷います。荷物になるので厚着は大体避けるのですが、その場合朝の寒さを耐えなければなりません。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
「落ち着き」です。とは言っても人前で何かをするのに緊張しないことに関しては比較的自信はあるのですが、想定外の事態においても落ち着いて対応出来れば尚良いなと言う風に感じました。
そう思ったのは、私が30分間授業を持たせてもらった時のことです。私は各クラス計4クラスとも授業を行ったのですが、そのクラスの内の特に普段授業を集中して聞かないクラスがなぜかいつもよりも遥かに集中して聞いてくれていました。想定外の事態に少し動揺し、本来の予定時間の10~15分ほど巻いて授業を終えてしまいました。この経験からどんな場合でも一定のパフォーマンスが出来るようになれればいいなと思いました。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
「物怖じせずにチャレンジする力」です。以前までは何か決断に迫られた時は、優柔不断で中々物事をすぐに決定することは難しかったです。ただ自分の中のルールで、このアメリカ滞在中は「どんな誘いもYESで返す」というルールを作りました。というのも現時点でもあらゆる人から色々な招待を受けることがあります。その中でどの誘いにも取り敢えず行ってみることをしていたら、いつのまにか物おじせずチャレンジできる力が身についていました。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
教師アシスタント
・保護者と生徒に関しての面談
・カリキュラム作成ミーティングへの参加
・もう一度30分程度の授業を持つこと
プライベート
・旅行で北米を制覇する。(メキシコ・カナダ)
・ポートランドでゴルフをする。
・ポッドキャストで配信する。
・歌を習っていたので、どこかのタイミングで発表したい
その他(感想、伝えたいことなど)
この活動はもちろん要所要所でやりがいはありますが、基本的には大変で疲労感が凄いです。なので、この活動での肝は、オフをいかに鮮やかにするかだと思います。学校で疲れたからと言って寝ることを目指して働いていたら、日本にいるのと何ら変わらなくなってしまうので、オフをいかに充実させて、生活を豊かにしていくかが今回のインターンをやりきる上でのカギであると感じました。
写真について:左から、授業最終日に貰ったもの、自分の誕生日に貰ったもの、Teacher Appliciation Week に貰ったもの。
K.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
日本で映画ビジネスをスタートしたUCLAエクステンション卒業生
名門UCLAエクステンション留学後、日本でショートムービー専用のプラットフォームを創設した岩永祐一(いわなが・ゆういち)さんのインタビュー記事をUCLAのスタッフより共有頂きました!
名門UCLAエクステンション留学とは
アメリカはカリフォルニア州・ロサンゼルスの名門校UCLAには社会人がキャリアアップやキャリアチェンジを目的に就学する社会人向けコース(エクステンションプログラム)があります!選択できる専攻分野は、ビジネス、アート、建築、インテリア、メディア、マーケティング、エンジニアリング、IT、映画、音楽、エンターテイメント等々幅広いことが特徴です。気になるコースのみ3カ月程度の単発の受講も、修了書取得を目指した9カ月間の就学も、目的に合わせた留学が実現できます。
UCLAエクステンションが留学生にお勧めなワケ
- OPTで現地就職の道!
9カ月間就学後、修了書を取得すると、現地で一年間就労ができます。アメリカでエンターテインメントを学び、本場でインターン生として仕事の経験を積みたいという方には大変おすすめです!もちろんエンターテインメント以外の分野でチャレンジしたい方にもおすすめです! - 留学生サポート
現地アメリカ人の社会人が受講しているコースであるため、授業はもちろん全て英語、ある程度の英語力は必要ですが、海外留学生のサポートや、キャリアサポートも行っております。
UCLA卒業生 岩永祐一さん
UCLAの卒業生である岩永祐一さんは、SAMANSAという動画サービスの創設者です。SAMANSAは日本から、ショート映画の魅力を世界に伝えたい!そんな思いから始まったサービスで、世界中の良質で面白いショート映画・ドラマ・ドキュメンタリーを発掘し、配信しているプラットフォームです。
SAMANSA公式サイト:https://lp.samansa.com/
UCLA卒業生の岩永祐一さんのフルインタビュー記事:https://videosalon.jp/interview/samansa/
UCLAの映画関連コース
- Directing
- Feature Film Writing
- Film and TV Development
- Producing
- その他:https://www.uclaextension.edu/search/certificates?search=film%20direction
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