キャリアアップ海外留学とインターンシップ

受付 10:00〜18:00(平日・土曜)

【H. Fさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 活動レポート

HOME / アメリカ教師インターン

【H. Fさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 活動レポート

今年の夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:H.Fさん
性別:女性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:4年生・5年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

私が担当するクラスは4年生と5年生の日本語クラスを2つ受け持っています。4年生は午後に日本語、5年生は午前中に日本語をしています。

担当の先生について紹介してください

4年生:T先生のクラス
T先生は、真面目で優しい方です。授業中は生徒が上手に日本語を話したり、話すよう努力するととても褒めます。私も先生から、「生徒が何かに挑戦しようとしたり頑張っているところはしっかり褒めていってください。」と指導を受けました。またオンとオフの切り替えが早いところが見ていてすごいなと感じています。

5年生:K先生のクラス
5年生のK先生は、いつも穏やかで優しい方です。生徒が間違ったことや話を聞かない時は、怒るのではなく自分自身で気づいてほしいから優しめに注意をします。怒鳴ったり怒るのは先生的には嫌だそうです。私も先生をみて、自分で気づいてほしいので気づかせるようにはしていますが、あまりにもうるさいとはあ、となってしまうのでもっと頑張らないとなと思います。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

少し日本語ができない子や、苦手な子は、個別に呼んでスモールグループを作り、集中して学習できる環境を作って指導しています。日本語が嫌いな子や苦手な子にはゲーム感覚で漢字やひらがなを学んでいます。具体的には草という漢字を分解して、上の草かんむりとしたの早に分けて、この二つをくっつけたらどんな漢字になる?とゲーム感覚で教えています。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

日本語クラスを担当しているので、漢字やひらがな、カタカナを基本学んでいます。いいなと思った活動は、シャッフルカードにして今週習った漢字や読み方が書いてあるカードをつかって復習する活動が、日本に帰っても使える学習活動だなと感じました。また、印象的な活動は今日行う活動を声に出して言う練習が、印象に残っています。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

Back to school nightという行事で夕方の5時半から7時まで生徒が親を学校に招き学校紹介をする行事です。親と先生の交流もあってにぎやかな感じです。
Run For Richmondという行事では、チャリティイベントで生徒がグランドを走った数だけ様々な方から寄付金が集まる行事です。日本でいう運動会に近いものかな?と思います。ですが1学年約30分くらいなので1日その行事をするという感じではなく、他の学年が走っているときは、普通に授業をしています。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

業務内容は、朝7時45分に学校に行き、2時半に学校が終わります。授業中は担当の先生のサポートをしたり、わからないところを一緒に考えたりしています。授業が終わったら生徒を保護者のもとに帰します。そのあとは、2時45分から3時45分までメンターの先生のお手伝いをします。(次の日に使うプリントを印刷したり授業で使う道具を準備したりします)たまにチューターが入っていたりすると、メンターの先生のお手伝いをする前に30分生徒と勉強をしたり会話をしています。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

学校では基本日本語を使っていますが、日本語がわからない子もたくさんいるので少し英語を使って説明しています。家では英語でホストファミリーと会話しています。ホストブラザーがリッチモンド小学校に通っているので、ホストブラザーには日本語で話しますが基本英語での会話がメインです。

1日のスケジュールについて教えてください。

平日
7時45分 : 学校到着
8時 : 授業開始(日本語)5年生クラス~算数、国語~
11時45分~12時35分 :  お昼休憩
12時40分 :  午後授業開始(日本語)4年生クラス~理科、国語、算数~
14時20分 :  片付け
14時30分 : 下校時間
14時45分~15時45分 : メンターの先生のお手伝い
15時50分 : 家に帰る

週末
平日は朝がとても早いので基本終末は長めに寝ます。自分の時間(本読んだり、映画を見たり、お散歩したり買い物したり、自分一人でやること)とホストファミリーとお出かけしたり、遊んだりしています。この前はサーフィンをしたりキャンプをしたりしました。一人の時間も好きなので週末はゆっくりする時間が多いです。

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

皆さんとてもやさしく仲良くしてくれています。夜ご飯はみんなで食べます。ディナーの時に今日の出来事をみんなで話したりコミュニケーションをとる時間になっています。私が今回初めてアメリカに来るということを話したので、いろいろなことを一緒にやろう!と誘ってくれたり、私の意見や考えも尊重してくれています。

これまで現地で困ったことはありますか?

これが特に困っているというのは今のところないですが、しいて言うならお風呂の水圧が弱いので、もう少し強かったらありがたいなと思いました。でもお風呂に入れるだけオッケーです。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

9月、10月と働いてみて、もっとわかりやすい指導法はないか模索しないといけないなと感じています。というのも日本語を使って算数や、理科を教えるのでわかりやすい日本語を使っていかないと理解できるものも、難しいなと感じたからです。あと、生徒がとても元気でお話を聞いてくれない時は、笑顔が少なくなってきているなと感じたのでもっと楽しくやっていこうと思いました。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

まだ2カ月もたっていないので、ここが成長したと感じるところはあまりないですが、現地の方と英語で話すことに少し抵抗がなくなったことと、わからないことは恥ずかしい事じゃないということに気づけたことです。会話したいことがあってもいろいろマイナスなことを考えて結局行動できないままな自分がいましたが、少し前の自分よりとりあえず行動して、わからなかったら聞いてみようとかプラスなことを考えるようになったところです。‘‘とりあえずやってみる‘‘が少しずつできているなと自分自身感じています。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・教師アシスタント
自分一人で授業をまわすこと、もっとわかりやすく授業を進めていくこと

・プライベート
アメリカ国内で旅行に行ってみたい、アメリカの映画館に行って映画を見てみたい。少し大きなコミュニティに参加してみたい

写真の共有

キャノンビーチの写真です。サーフィンに夢中になりすぎて写真をあまり撮っていないので残念です。また行きたいです。日本の海と全く違って、色も白い感じ?で大きさがさすがアメリカだなと感じました。映画で見るような海でした。

その他(感想、伝えたいことなど)

アメリカに来てもうすぐで2カ月がたちますが、毎日新しい事がどんどん来るし、どんどん過ぎていくのでもう2ヶ月がたったのかと思っています。一日一日がとても過ぎていくのが早いです。最初はホストファミリーとの会話も怖くて、コミュニケーションが少なかったし、相手はどう思っているんだろうとか、見えないことに気を使いすぎてとてもしんどかったです。また一番しんどいのは日本のご飯が食べたくなって悲しい気持ちになることでした。日本食のすばらしさや、日本のいいところが客観的に見れてそれもいい勉強だなと感じています。またアメリカのいいところもたくさんあって毎日が新しい発見の連続です。ホストファミリーはとても優しく、笑顔がたくさんある家族です。たまに日本食を作ってくれたり、たくさんサポートをしてくれるので、学校はとても大変ですが家ではリラックスすることができます。私もホストファミリーに日本人をホストしてよかったと思ってもらえるように、たくさんコミュニケーションをとったり楽しい時間を過ごしていきたいです。残り10ヶ月間自分自身が成長できるように、まずは行動すること、周りの人に感謝する気持ちを忘れないで頑張っていきたいです。



K.Sさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。


https://career-ex.com/program/29698/

【K. Hさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
K.Hさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9py

インターン⽣の紹介

名前:K.Hさん
性別:女性
年齢:22歳・新卒参加
担当学年:幼稚園生(kindergartner)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

新学期がスタートしました。日本語や日本文化の背景がない子どもたちがたくさん入学してきました。今年の幼稚園児はヘルプが必要な子どもが多く、日本語指導だけでなく、態度や人と関わるスキルなども教えています。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

私が主体で行った活動はありません。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

日本語が全くわからない子どもたちにどうやって日本語を教え、日本語で指示し、英語と日本語を使い分けているのかなど、学級経営が印象に残っています。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

幼稚園児が保護者と学校を訪れ、教室の掲示物や先生の顔、棚の場所など確認するイベントに参加しました。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

今年のK先生のクラスは去年と比べると、サポートが必要な子どもの割合、ビヘイビア(行動・態度)に問題があるこどもの割合が高いです。なので、K先生が全体を指導しているときにサポートが必要な子どもたちの近くに座って、K先生の言葉を復唱したり、活動に参加するよう促したり、個人の活動時のタスクを減らして、その子のレベルにあうように調節したり、アセスメントをしたり、1対1の指導を行う時間にしたり、授業で使うものの準備、掃除などをしています。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

リスニング力が上がりました。場面によりますが、保護者との会話やアメリカ人教師との会話は以前より自信をもって話せます。しかし、まだ自分の言いたいことをフォーマルな言葉で的確に表現できません。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

先週の土曜日に後半のホストにチェンジしました。なので、新しいホスト4日目です。日曜日にホストの友達ファミリーとハロウィンのパンプキンを選びに行きました。コーンメイズ(トウモロコシ畑で迷路)をしたり、ピクニックしたりと楽しかったです。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

病院に行ったことです。英語もよくわからず、保険や治療のシステムもよくわからず、全てがパニックでした。あと、united health careの紙には十分な情報が記載されておらず、保険がおりませんでした。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

アメリカで教師をするのと日本で教師をするのではわけが違うなと痛感しています。その自分の気持ちと将来の進路をどうマッチングさせるか絶賛悩み中です。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

自分がどんな人なのかよりわかるようになった。英語力が上達した。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

教師アシスタント
日本語の背景が全くない子どもたちに日本語を指導するのはとても大変ですが、1対1で子どもたちと日本語の練習をすることにやり甲斐を感じます。

プライベート
常に新しいことに挑戦しています。新しい場所に行って、新しい人に会って、新しいアクティビティをして、初めてを楽しんでいます。

写真の共有

①海岸沿いのビーチハウスで色んなアクティビティをしました。ここは湖で水温もちょうど良く、夏の終わりを楽しめた2日間でした。(ホストとは関係のないファミリーです。)

②パンプキンパッチに行った時の写真です。私とまなえちゃんの新しいホストと現地コーディネーターのはるかさんが仲がいいので、みんなで遊びに行きました。この子どもたちは全員リッチモンドに通っています。

その他(感想、伝えたいことなど)

インターン終了後の進路がわかりません。アメリカの保険のシステム、経済格差を考えると日本で生活した方が絶対安定すると思いますが、一個人として生きるのならポートランドにもう少し長くいたいです。コミュニティーカレッジ、4大(正規大学)、大学院のどれかに進学したい。学びたいことは子どもに関する人権、国際関係、教育。自分がなにを学びたいのかも、卒業後何をしたいのかもよくわからず、本当に困っています。進路相談をして欲しいです。


K.Hさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。


【K. Sさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月活動レポート

今年の夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:K.Sさん
性別:女性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:2年生・3年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

2年生:M先生のクラス(30名)
最近カタカナを習い始めました。7歳ぐらいなのでまだまだ幼いです。絵を描くのが好きな生徒が多く、教室の紙がすぐ無くなってしまいます。
3年生:S先生のクラス(29名)
本を読むのが好きな生徒が多いです。まだ幼さが残っていますが、少しずつ自立してきているのだろうと思います。その分2年生より接し方が少し難しく感じます。

担当の先生について紹介してください

M先生:ただ私に指示をするのではなく、私の意見を聞いてくださります。「K.S先生はどう思う?どうしたらいいと思う?」など。生徒の指導だけでなく、私の指導もしてくださっています。私をサポーターとしてではなく、クラスの一員として扱ってくださっていると感じます。特に歌を使って楽しく学べるようにされています。毎日数分、YouTubeを使って生徒が楽しくリフレッシュできる時間もあります。それから、優しくて堅くなく柔軟な先生だと思います。でも注意する時はビシッとされます。だから生徒はM先生の言うことは割とよく聞きます。

S先生:しっかりするべきところでは強く言う、でも時には授業中でもユーモアのある話し方やおもしろそうな活動を入れるなどメリハリのある指導をされていると思います。生徒がタスクに取り組むように誘導したり、発表した生徒にはシールをあげるなど生徒の意欲を引き出させたり、関心を惹きつけるのに長けていらっしゃると思います。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

指導方法についてはとにかくポジティブに、褒めることが重要だと思います。大げさなくらいがちょうどいいと思います。たとえ答えが間違っていても、できていることや頑張って解いたことなど良い点を見つけて笑顔で褒めます。実践して良かったと思ったのは、生徒に「これとこれどっちがいい?」と聞かれたとき、教師が選んだり、正解をただ教えるのではなくて「あなたはどっちがいいと思う?どっちが好き?」というように生徒自身に考えさせるように促したことです。これはM先生からいただいたアドバイスです。あと、褒めるときや挨拶のときは生徒の名前を呼ぶようにしています。そうすることで、先生はちゃんと自分を見てくれていると感じてくれるのではないかと思います。特に最初の方は私も全員の名前を覚えるのが大変だったので覚える習慣がついて良かったです。 自分で計画を立て、実行する活動はまだありません。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

・日付の読み方などは歌や体を使って楽しく覚えられるように指導(ついたち、ふつか、みっか~よっか♪)
・発表などをした生徒にシールをあげること。物でつるのはあまりよくないのではないかなと思っていましたが、それで生徒がやる気を出してくれるのならいいと思いました。
・基本的に配りもの、教室の電気を消すなどは生徒にさせること。できるだけ生徒に役割を与えていること。進んでやりたがる生徒がほとんどです。
・「箱の中は何でしょう?」:生徒が前に出て、単語が書いた紙を箱の中から出してそれが何かみんなにヒントを出す。聞いている生徒は質問をしながらそれ当てるゲーム。例えば、発表者「黄色い食べ物です」質問者「果物ですか?」発表者「はい、そうです」質問者「バナナですか?」…ゲームなので、毎回生徒はとても楽しんでいます。難易度は高くなく、特に名詞や形容詞の勉強になると思います。
・「ブルドックブロッサム」:これはおそらくリッチモンド小学校のシステムです。生徒が良い行い(道徳的なことを含める)をした時、教師が“ブルドックブロッサム“というカードを渡して瓶に入れされます。それが100枚たまると生徒は学校にぬいぐるみを持ってきてもいいというシステムです。日本の小学校では聞いたことのないシステムで驚きました。生徒のモチベーションにもなると思います。ちなみにブルドックはリッチモンドのキャラクターです。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

・Back to school night
放課後、生徒とその保護者が学校に来て教室や掲示物を見学したりする行事です。全員ではありませんが、保護者の方々にご挨拶できましたし、生徒との距離の少し縮まった良い機会になりました。

・Run for Richimond
再来週ですが,Run for Richimondに参加する予定です。マラソン大会のようなものらしく、走っても歩いてもいいそうです。沢山走るとその分、小学校に寄付が集まると聞きました。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

2クラス共通の内容
・プリントのコピーや鉛筆を削るなどの雑務
・授業中のメンターの先生のサポート(おしゃべりしている生徒を注意する等)
・プリントの丸付け
・CBM(日本語のリーディング試験)の採点

2年生:M先生
・お誕生日カードの作成

3年生:S先生
・先生がお休みされたので、日本語の読みの練習の時間を担当

始まって一ヶ月ほどなので、おそらくこれから仕事は増えていくと思いますが、今のところメンターの先生がより良くクラスを運営するためのサポートや雑務です。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

基本日本語で話すようにしていますが、何度言っても、ジャスチャーを使っても通じないときや重要なことを伝えるときには使うので3割ほどだと思います。

1日のスケジュールについて教えてください。

平日
5時過ぎ 起床、身支度、朝食をとる
6時半 家を出発してバスに乗る
7時過ぎ 学校到着、勤務開始時間までスタッフルームで他のインターン生と談笑
7時45分 教室に行って勤務開始、授業や朝のプリントの準備などを始める
8時 2年生M先生クラス(朝のプリント)
8時半 S年生シャイマン先生クラスに移動
11時20分~50分 お昼ご飯
11時50分~12時5分 リセス(外で遊んでいる生徒たちの見回り)
12時5分~ 2年生M先生クラスに移動
14時半 生徒を送り出す、生徒帰宅
15時~15時45分 残業(丸付け・明日の準備など雑務)
17時頃 帰宅
18時 夕飯をとって、ホストマザーと談笑
20時頃 シャワーを浴びて、明日の準備などする・余裕があれば勉強
21時~22時頃 音楽を聴くなど趣味の時間・就寝

週末
※日によります
9時過ぎ 起床、身支度
10時頃 ブランチ
11時頃 洗濯や掃除などの家事
12時頃 近所を散歩
13時頃 趣味の時間
15時頃 軽食
18時頃 夕食
以下平日と同じような感じです。
出かける時もありますが、基本家でゆっくり過ごします。


到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

ホストマザーの仕事がお休みで家に居る時は、夕食後2時間ほど話すこともあります。日本の方なので英語の勉強にはなりませんが、いろいろ勉強になってますし、話がおもしろいです。ホストファザーや娘さんとも多くはないですが、挨拶などちょっとした会話は毎日します。先月は、サーカスやホストマザーの友人のパーティーに連れていってくださりました。他にはスーパーや図書館に着いて行ったりなど。

これまで現地で困ったことはありますか?

強いて言うなら、迷惑電話の量が尋常じゃなかったことです。simの会社を変えたので今はもう大丈夫です。それから朝晩と昼の寒暖差に衝撃を受けました。防寒着やあたたかいパジャマは持ってきたほうが良さそうです。あと薬やのど飴、マスクは日本のものの方が良いので自分に合ったもの。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

・基本的には日本語を話すことになっていますが、生徒は英語で話しかけてくることが多いです。何を言っているのかわからないことがあるので特に英語のリスニング力を高めたいです。
・もっと些細な事でも褒めて、その時は表情豊かに。やりすぎぐらいのリアクションでいいなと最近気づきました。
・本当に言うことのきかない生徒がまれにいますが、その生徒に対しては注意してばかりになってしまいます。いけないことを注意することは悪い事ではないですが、そればかりだと生徒にとって私は先生ではなく敵のような存在になって警戒されてしまいます。だから、良いところを見つけて褒めて、この人は自分のことをちゃんと見てくれて、嫌われているわけでないのだとわかってもらえるようにするべきだと思いました。 特に最初のほうは信頼関係を築くことが大切だと感じます。私もそういった生徒が沢山いる時や忙しいと余裕がなくなってしまうので、常にもっとメリハリと愛のある指導を心がけたいです。


現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

・コミュニケーションの取り方や人見知りがマシになったこと
・ネガティブなことなど、深く考え込むようなことが少なったこと
・人との交流を楽しむことができるようになったこと
・感情、特に嬉しい感情をより表に出すことができるようになった気がする ・早寝早起きをするようになったこと

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

教師アシスタント
・自分のことや日本のこと、ふるさとのことを詳しく紹介(動画を見せたりしたい)して生徒たちがたのしめるような授業
・日本の音楽やアニメなどを紹介して、それを使った学習
・他のインターン生がDo not(~しない)はあまり使わない方がいいと教えてくれたのですぐに実践したいです。(例:廊下を走らない➔歩きます)
プライベート
・何か新しい趣味を始める(特にスポーツなど体を動かすことを始めたいです)
・ホストファミリーに食べてもらえるくらいのクオリティの料理を作ること
・国内プチ旅行
・ひとりでダウンタウンを散策
・最近忘れていることが多いので日本語教育を学び直すこと
・英語での交流


写真の共有

①初めてリッチモンド小学校に行ったときの写真。おそらくこの日が5人そろった初めての日です。割とみんなすぐに仲良くなりました。

②インターン生とそのホストファミリーでパーティーをした時の写真。普段あまり会わない中学高校のインターン生とも仲良くなれました。料理はどれも本当に美味しかったです。

③ホストファミリーと初対面の時の写真。飛行機が欠航になったりと大変でしたが、無事に着くことができて安心しました。

その他(感想、伝えたいことなど)

日本とは文化が違うので、生徒の行動に最初は驚いたりもしました。言うことを聞かない生徒ややる気のない生徒との接し方が難しく正直、大変です。でも嬉しいこともあります。いつも挨拶を返してくれない生徒が手を振って「きくだせんせいさようなら」と言ってくれたり、私が注意しても言うことを聞かない・話さそうとしない生徒に「絵が上手だね!~が好きなの?」と話しかけると嬉しそうに自分の好きなことを話してくれたこと。そういうことがあるともっと頑張ろうって思えます。課題は沢山ありますが、教師としても人としても自分が少しずつ成長しているのも実感しています。

なによりの収穫は本当に良い人たちに出会えたことです。それだけでもここに来た価値は十分にあると思います。自分に利益はないかもしれないことでもやってみたり、損得勘定で動くことが以前より少なくなりました。まだ始まって一ヶ月なのでこれから苦労することもあると思いますが、後悔しないように、何事にも感謝の気持ちを忘れずに、毎日丁寧に過ごしていきたいです。



K.Sさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【10月12日(土)午前10時~】アメリカ教師インターン無料オンライン説明会!

アメリカの公立学校で、日本語教師アシスタントとして活躍ができるアメリカ教師インターンシッププログラム。説明会では、2025年8月~2026年5月まで参加できるアメリカ教師インターンシップについて説明致します。現役&元インターン生が参加くださいますので、体験談を参考にしながら、プログラムについて深く知って頂ける機会になればと思っております!

セミナー日程


日時:2024年10月12日(土)午前10時~11時 ※日本時間

場所:オンライン

参加費:無料

セミナー内容

  1. アメリカ教師インターンシップとは
  2. 現役&元インターン生による体験談
  3. 応募要件
  4. プログラム料金
  5. お得な割引キャンペーンのご案内
  6. 質問コーナー

元インターン生に直接質問できるチャンス!

インターン生よりインターンシップの活動内容や、エリアの特徴、学校の特徴、プログラム参加を通じた成長などなど、あれこれを直接お話いただきます。最後には質問コーナーの時間も設けますので、気になることはなんでも質問してみましょう!


アトランタの教師インターン詳細はこちら☟

ユージーンの教師インターン詳細はこちら☟

【K. Hさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:K.Hさん
性別:女性
年齢:22歳・新卒参加
担当学年:幼稚園生(kindergartner)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

5〜6歳の幼稚園児を担当しています。kinderは日本語クラスが4つあり、午前と午後でクラスが入れ替わります。子どもたちは日本が大好きで、日本語や日本の文化に興味津々です。特に、東京、富士山、ピカチュウが大好きな気がします。



担当の先生について紹介してください

K先生:メンターの先生です。リッチモンド小学校の中でもベテランの日本語教師で、インターンの対応にも慣れています。いい意味でプライベートとビジネスの境界線がはっきりしている先生で、現実主義者です。何気ないことを相談しやすい先生で、ポートランドでの生活から教授法など幅広いことを教えてくれます。

A先生:K先生とは真逆のタイプの先生な気がします。とても面白くて、ストレートな先生です。リッチモンドには2023年の8月から勤務しており、1年目の先生です。専門は幼児教育でリッチモンド小学校に来る前は幼稚園で長い間勤務していたそうです。子どもの前(授業中)ではメンターとインターンという関係より、メインティーチャーとサポートティーチャーのように対等な立場で、お互いに協力しながら子どもと関わることを求めてきます。

K先生もA先生もどちらも素晴らしい先生です。


到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

K先生のクラスでは、自己紹介のスライドを作成し、クイズ感覚で自己紹介の活動をしました。A先生のクラスでは、あってこクイズや絵本の読み聞かせをしました。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

授業中のワークシートは以前勤務されていた先生が作成したものにアレンジを加えた教材を使用しています。K先生はアートが得意な先生なので、アートに力を入れた授業をしています。A先生は特別支援が必要な子どもの対応に慣れており、知識も豊富です。


到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。


spring festival, west windowに参加しました。


到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

授業中(プリントの中身確認、活動スピードが遅い子どもへの声かけやサポート、特別な支援が必要な子どもと一緒に活動する)、ランチ中(見回り)、昼休み中(見回り)、登校・下校時(バスで登下校する子どもをバス停まで迎え・送りに行く)

英語の使用頻度はどのくらいですか?

授業中は基本日本語です。

1日のスケジュールについて教えてください。

・平日
7:45まで出勤完了
7:50〜 bus duty, 子どもたちを迎え入れる
8:00〜10:50 午前中の授業
10:50〜11:10 lunch duty
11:10〜11:20 recess duty
11:20〜11:50 lunch
11:50〜2:10 午後の授業
2:10〜2:20 bus duty

3:00 先生の手伝い

・週末

日本にいてもアメリカにいても大差はありません。私のホストファミリーは週末にあまり外出しないファミリーで、私は一人でいたり友達といるのが好きなので、気ままに過ごしています。私に全く干渉してこないホストなのですごく助かっています。週末のスケジュールは一例です。

〜9:00 起床
〜10:00 シャワー、ブランチ(週末はホストマザーが張り切ってブランチを作ってくれます)
〜6:00 友だちとカフェやマーケットに行く、一人で古着屋や雑貨屋に行く、勉強する
〜7:00 ディナー
〜8:00 家事(食器洗い)
〜9:00 ワークアウト
〜10:00 シャワー、バーに行く
12:00〜 就寝

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?


ホストファミリーは両方大学の教授です。アメリカ到着直後からwhatever, wheneverみたいな感じで、何でも自由にやっていいよ〜。とラフな感じで関わってくれます。20代前半の人と話すことにも勿論慣れていて、彼らの学生もよく家にきます。家の中で私のプライバシーが守られていること、私に色んな決定をする権利があることを大事にしてくれています。ディナーの時間がホストとしっかり会話をする時間で、それ以外の時間は私の好き勝手しています。月3〜4回のペースで、ホストと外食、イベント参加、外出をします。



これまで現地で困ったことはありますか?

特にありません。あったかもしれませんが、解決したのあまり覚えてません。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

日本語を全く知らない新幼稚園児とどうK先生は接し、日本語を教えるのか観察し、自分の知識にしたいです。


現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

何かトラブルが発生したとき、学校でもプライベートでも大抵冷静を装って対処できるようになったと思います。A先生のクラスにADHDや自閉症の子どもがたくさんいたので、そのような子どもたちとどう接するのが良いか少しわかってきました。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。


・教師アシスタント
子どもたちが楽しく、日本語を学べる方法をK先生の授業を観察して知り、インターンシップの活動に活かしたいです。




・プライベート

TOEFLで目標点数に到達したいです。LA, Seattle, Canadaに行きたいです。

その他(感想、伝えたいことなど)

1ヶ月半前くらいからアメリカマジックフィルターがとれてきて、現実的な点でアメリカ社会を観察できるようになりました。ホームレス問題、社会保障、経済、LGBTQ +、アジア人としてアメリカで生きることとはどういうこと考えることが楽しいです。

写真の共有

①ホストファミリーによる空港送迎

②westwindowキャンプ


K.Hさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【T. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:T.Kさん
性別:男性
年齢:29歳
担当学年:小学校2年生、3年生
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

2年生を3クラス、3年生を1クラス担当しました。
3年生は全体的に静かな生徒が多い印象で、休み時間に男子全員がいっしょにボールで遊ぶクラスでした。担任の先生によると全員で遊ぶクラスはとても珍しいようです。
2年生は最初3クラス編成だったところを年度の途中で4クラスに変更した学年なので、気にかけるところやフォローすべき生徒が多い学年でした。

担当の先生について紹介してください

2年生ではH先生とM先生という2人の女性の先生について3つのクラスに入りました。2つのクラスを担当するH先生は強い語気で注意することが多い先生です。毎日放課後に生徒のことを想って頭を悩ませています。特に気にかける生徒は当然注意やコンタクトも多くなる中で厳しい先生と思われている姿を見ていて報われないなと思います。

1つのクラスを担当するM先生は明るい雰囲気の先生です。細かいところや手順よりも感覚派な印象です。

3年生ではお母さんが日本人のS先生という女性のバイリンガルの先生のクラスに入りました。3年生が静かなクラスなこともあり、H先生やM先生と違って大きな声を使う場面は見たことがありません。なにかをやめさせたり取り上げたりする強さの注意が必要そうな場面もないクラスだったので安定した時間が流れていました。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

私が理系出身なこともあり算数の授業で私の時間をもらえることが多かったです。
特にM先生のクラスに入る曜日は毎日M先生がレベルを考えて同じくらいのレベルの生徒を集めた複数のグループに算数を教える時間がありました。中身に対しての指示は特に無かったので数字をカウントするクリックカウンターやフラッシュ暗算などを使ってフォローアップを行いました。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

算数の教え方が日本と少し違っていました。計算の仕方を統一せずにいくつかの選択肢を教えて自分の感覚に合う方法を使うという形でした。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

春にスプリングフェスティバルという祭りを小学校で行いました。
2学年合わせて遠足に3回同行しました。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

3人の先生でそれぞれ違いました。
H先生のクラスでは放課後に生徒について2人で話す時間も多く授業内容も相談することが多いです。授業中にゆっくりな生徒を何人か集めて見ることも多かったです。
M先生のクラスでは突発的に私が前に立つことが多かったです。フォローアップを行うのは時間が決まっていてその時間以外は授業中に流動的に合わせて動く形でした。
S先生のクラスでは遅れている生徒を1人ずつ1対1で見る時間がほとんどでした。授業時間内に私が前に立ったことはありません。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

日本語がほとんどわからない生徒がたくさんいるので説明の際にかなり英語を使っていました。今はそうすべきではなかったと感じています。

1日のスケジュールについて教えてください。

【平日】
06時15分 起床
07時00分 出発
15時30分 勤務終了
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由
【週末】
06時15分 起床
ホストとの予定がなければ自由
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

子どもたちと仲良くしています

これまで現地で困ったことはありますか?

物価が高いことくらいです。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

英語に頼りすぎていたのでもっと根気強く日本語を使わなければいけないと感じています。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

厳しく場を締めるのがとても苦手だったので厳しい担任の先生の姿を見て学ぶ場面がたくさんあります。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・教師アシスタント
新年度は2年生のH先生の2クラスのみの担当になるので先生と短期的、長期的なゴールを共有しながら自分の考えを提案して試していきたいです。

・プライベート
日本からラケットを持ってきていてアメリカでもテニスをする相手が増えてきたので個人戦や団体戦の大会に出場してみたいと考えています。

その他(感想、伝えたいことなど)

このプログラムに参加して、一番に良かったことは私を1人の家族として接してくれるとても素敵なホストファミリーと出会えたこと、私を1人のインターンとしてだけではなく、未来の教師として接してくれるとても素敵なメンターの先生2人に出会えたことです。来年度はもっと生徒のことを知って、信頼関係を築いていきたいです!

写真の共有

①卒業する5年生たちと撮った写真です。担当していない学年でしたがイベントで関わってから日本語で毎日話しかけて来ていて最終日に私の教室に来て撮りました。

②&③3年生の生徒の家族に誘っていただいてシアトルに行った写真です。この生徒も担当はしていませんが他の生徒の誕生会などで知り合って呼んでいただきました。


T.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【H. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:H.Kさん
性別:男性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:6年生・7年生(中学校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

6年生は日本では小学6年生、7年生は中学1年生に当たる学年である。中学校は小学校とは違い、日本の大学のように生徒が教室に移動する形式で、日本の中学校とは異なる形態である。生徒の様子も学年によって大きく異なり、6年生はまだまだ可愛げがあるが、7年生になると一気に反抗期に突入し、クラスマネジメントの難易度が増す。日本と大きく異なる点は、休み時間が4分と短く、授業中にトイレや水を飲みに行っても良い点である。物を大切にするという意識が日本に比べて非常に薄く、教室や廊下に鉛筆やプリントなどが落ちていることは日常茶飯事であり、それに対して強く注意がなされることもない。

担当の先生について紹介してください

6年生担当のK先生は几帳面な女性の先生で、雑多な教室が多い中で、いつもきれいに片付いている点がとても印象的だ。授業では語彙や文法を取り扱う場面が多く、基礎をきっちりと押さえながらゲーム形式のアクティビティやBlooketsを用いながら、定着を図ろうとしている場面が多く見受けられた。日本に比べ、やりたくないからやらないという生徒が多いため、生徒が楽しみながら日本語を練習することができる機会を多く取り入れながら、規律をもってクラスをマネジメントしている。

7年生担当のH先生も女性の先生で、どちらかというと柔軟に対応を変えつつ、いかに生徒に日本語を自発的に話させるかを軸に置いている先生である。授業内は語彙はしっかりと押さえつつ、文法から学ぶのではなく、シーンを設定しその場面に合わせた会話や、日本の物語を使ってその説明を日本語で行うなどする場面が多く見られた。7年生になると一気に反抗期に入るため、その点も考慮し柔軟に対応しながら授業を進めている印象である。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

普段の授業では日本語が得意ではない生徒を個別で助けたり、生徒からの質問に答える場面が多い。授業がないコマでは、授業で用いるプリントや宿題のプリントを作成することが多いが、社会は日本とはカリキュラムが異なるため、日本で受けた教育が役に立たないため、担当するのは主に漢字である。今回中学校に配属にインターンが2名でそれぞれ2クラスに入っていることもあり、日々の仕事に加えてインターンが主体的に授業を行う場面はこれまでになかった。担当の先生方と話しながら授業や活動のアイデアを出し合うことはよくあるため、先生と一緒に授業を考えることはよくある。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

語彙を確認するゲームでピクショナリーというものがありとても人気である。その週に勉強した単語を絵で表現し当てるというチーム対抗式のゲームで毎回白熱する。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

  • 7th grade Field trip Portland Japanese Garden as a chaperon
  • 7th grade Japanese Dual Language Immersion assembly for Hachinohe, Japan visitors
  • 8th grade Japan trip Omiyage banashi
  • 6th grade field trip

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

クラス内で日本語が得意ではない子供のアシスタント、授業や宿題のプリント作成、場面に応じたヘルプ。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

授業内では基本的に日本語しか用いないが、日本語での指示が理解できていない生徒などのために必要に応じて英語を用いることがある。それ以外では他の教科の先生方とのコミュニケーションやホストファミリーとのコミュニケーションの際に用いる。

1日のスケジュールについて教えてください。

・平日
6:30 起床
8:00 出勤
8:30 勤務開始
12:00 ランチ
3:15 授業開始
4:00 授業終了
4:30 退勤
・週末
週末のプランによる

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

食べることが好きなファミリーでよくいろんなところに外食に行くことが多い。毎週火曜日はHappy Taco TusedayでMexicanに夕飯を食べに行く。週末もホストの友人ファミリーと外食やホームパーティーをすることが多く、週末はお酒を楽しむことが多い。

これまで現地で困ったことはありますか?

特にない

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

いかに生徒に自発的に日本語で会話をさせるようにするか。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

 アメリカの子どもの扱い方

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

教師アシスタント
チュータリングで一対一でも生徒が楽しみながらなおかつ日本語を話すことができる活動を取り入れたい。
プライベート
・英語表現の幅を増やし、自分が話したいことをより精密にそして突発的に伝えられるようにする
・英語でジョークを言えるようになる。

その他(感想、伝えたいことなど)

私はアメリカに来てから一度も身体的にも精神的にも調子を崩すことなく、楽しくアメリカでの生活を送れているが、私を除くインターンは全員風邪をひいたり、精神的に少し参ってしまったりすることがあったようである。何か調子が悪いときは必ず誰かに相談すること、自分で抱え込みすぎないことが慣れない土地で暮らすうえで必要不可欠なのだなと感じた。また、変化を受け入れられない人や、自分のこだわりが強すぎる人は、ホームステイをするという本プログラムの特性上上手くいかないことが増えてしまい、トラブルやストレスが多くアメリカでの生活を楽しめないかもしれない。一方で、積極的にコミュニケーションを取ろうとしたり、自分の意思や意見をはっきり伝えようとする人は、英語能力が不十分であったとしても、理解しようとしてくれる人が多いため、人間関係でのトラブルは少ないように思う。私は、今のホストファミリーにすごく良くしてもらっており、今のところトラブルもなく過ごすことができている。個人的な秘訣としては、初期に自分の部屋にこもりすぎないことだと考える。英語で話すことが不安であったとしても、家族の輪に居ないということが続くと、それはコミュニケーションの拒絶だと受け取られてしまう事もある。これくらい解ってくれるだろうということも最初は口に出して伝え、自分を知ってもらう事、相手を知ろうという意欲があることを示すことで良好な関係性を作り出すことができるのではないかと思う。

異国の地で学生としてではなく、教師の一員という立場で現地の先生方と共同して働くという機会はなかなか経験することができない特別な時間だと思う。カルチャーの違いを驚き、受け入れながら価値観を広げていくことは私にとって不安なことではなく、ワクワクする事だということを知ることができた事はこの3か月間だけでも大きな収穫だった。また、私はホストファミリーの友人家族など、教員以外のアメリカ人や日本から移住してきた日本人など様々な人と意見交流をすることができたことも私にとって重要な時間だった。日本に比べて、ストレートに自分の意見を伝えるのは聞いていて気持ちがいいし、自分もストレートに意見を伝えられるのはとてもやりやすかった。

写真の共有

①Portland Japanese Garden
ポートランド、ワシントンパーク内にある日本庭園。7年生の遠足で訪れた。

②ホストファザーが作るBBQ

③Oya no kai 主催のキャンプ(ウェストウィンド)


H.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:S. Mさん
性別:女性
年齢:24歳
渡航前の職業:中学英語教師
担当学年:8年生(中学校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

担当学年は8年生(中学生)で、日本語のクラスは文法などの言語そのものについて学ぶクラスと、様々な社会問題を研究し、考察する社会のクラスがあります。8年生は小学校からの日本語学習の集大成として4月もしくは5月にJRR(Japan Research Residency)という修学旅行に参加します。そこでは、言語運用能力を向上させるだけでなく、各々の研究テーマに沿って日本語で街頭インタビューや文化的側面を実際に見ることなどを通して調査をします。

担当の先生について紹介してください。

メンターの一人はS先生で、社会を担当されています。明るくて生徒に人気な先生で、いつも近くから生徒に接している姿をよく見かけます。生徒が主体になるような授業スタイルで、授業の最後に生徒たちがどうなっているべきか、理想像やゴールを明確に提示されています。

もう1人のメンターはB先生です。私はB先生の教室で授業に携わることが多かったため、先生からはたくさんのことを勉強させていただきました。B先生の授業は日本語の魅力が満載で、生徒も興味津々に耳を傾けます。4R (Rigor, Relevance, Relationship, Realness) をクラスマネジメントでは意識されていて、先生の授業は日本語をただ学ぶだけでなく、実際に日本語を使って、日本語を間近で感じられるような授業です。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

私自身がこれまで行った指導方法としては、スモールグループ(3〜4人)で活動し、フラッシュカード等を用いてクイズを出し合ったり、ロールプレイを通して日本に行く際に使うフレーズや状況に応じた問題解決方法など考えさせたりして、幅広く柔軟に日本語そのものや日本のことについて学べるように工夫しました。ワークシートも実際に活動する際に生徒が考えて行動できるような問題になるように作成していました。生徒には難しすぎる問題は出さずに、少し生徒の能力より高いレベルの問題を考えて出題していました。そうすることで、苦手意識を持つ生徒も実力とかけ離れていないことから頑張ってみようと思えて、こちらからも生徒の背中を押してやる気を与えることができます。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

B先生のクラスのアシスタントをすることが多かったのですが、B先生の教授スタイルから生徒は言語習得のその先を教わっています。特に、先生の授業に携わる中で、言語習得において大切なことは「文化的要素」を吸収することだと気付かされました。文法やその言語の特徴を理解することは、言語の形を形成する上で大切ですが、それ以上に言語の構成要素の「文化」という部分に触れなければ、生徒の言語学習への好奇心や興味は促すことはできません。多言語を学ぶ過程において、「なぜその言語を学ぶのか」という目的を生徒と共に考えた上で、生徒がその言語の使用を通してどうなるべきかという理想像を明確にしなければなりません。日本の学校で英語教員をしていた際には、英語は学習指導要領において中・高生の必修科目(小学校の高学年も含む)に規定されていることから、生徒はその言語を学ぶ目的を見出せずに、日本語と真逆の特徴を持つ英語の学習に嫌悪感を抱いていく生徒を多く見ました。私自身も英語を教える身であったにも関わらず、英語を学ぶ理由を生徒に聞かれても、正直なところ答えに迷う場面が多くありました。答えたとしても、いろんな人と話すことができるようになって自分の視野が広がるから、といった典型的な答えしか持ち出せずにいました。しかし、この言語学習の目的というのは、文化的側面と直結していることをベーコン先生の授業から学びました。日本語で言えば、公衆浴場などでお風呂に入る時の日本独特のマナーや長い歴史から受け継がれている日本食など、「文化的要素」を知っていくことでその言語の中の社会的な部分により魅力や興味を感じるようになり、もっと知りたいと生徒は思うようになります。そして、それが言語学習における意義および目的、そして価値を見出すことに繋がります。日本で英語を教えていた時に、もっと英語の持つ文化的要素や特質に触れていたら理想の授業に近づけられて、少しでも多くの生徒に言語学習の魅力を伝えられたのではないかと痛感しました。設問とは違う回答になってしまったかもしれませんが、この要素を学べたことが自分の指導スキルを向上させる上で大きな一歩になったのではないかと感じています。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。


・4月中旬  7年生遠足(Portland Japanese Garden)

・5/11     Richmond Elementary School Spring Festival

・5/17-27   JRR(Japan Research Residency) 8年生修学旅行

・6/11-12   東京・大阪班 お土産話

・6/14.     Promotion

・7/1-7/26  KURABU(日本語サマーキャンプ)

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

授業で使用するワークシートを作成したり、副教材のコピーをしたりします。また、サブの先生が日本語を話せないことがほとんどなので、前に立って授業を行うことがあります。生徒の登下校時や、授業の開始前に教室のドアの前に立って生徒を迎えたり見送ったりすることも業務内容の一つです。私は東京班の修学旅行にアシスタントとして参加したので、その時はほかに引率する保護者と一緒に放課後行われる準備会議に出ることもありました。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

ほぼ毎日使用します。家では日本語ですが、学校で他の先生たちと話すときや友人と話す時は英語です。

1日のスケジュールについて教えてください。

【平日】
6:00AM 起床・朝食・準備
8:00AM ホストファミリー宅を出てバスに乗る
8:30AM 学校到着・勤務開始
4:30PM 退勤(Tutoringがあれば5:00PM退勤)
5:00PM ホストファミリー宅に到着・夕食
6:00PM〜7:30PM フリータイム(ピアノ・ウクレレ・家族とアニメ鑑賞・会話etc)
7:30PM〜8:30PM トレーニング/ヨガetc
8:30PM シャワー
9:00PM〜10:00PM フリータイム(読書・勉強)
10:00PM 就寝

【週末(家で過ごす休日の場合)】
8:00AM 起床
8:30AM〜9:00AM 朝食
10:00AM 買い物(食料品など)
11:30AM 昼食
12:00PM〜4:30PM フリータイム(掃除・読書・勉強・映画・ピアノ・ウクレレ)
5:00PM 夕食
6:00PM フリータイム(子どもたちと遊ぶ)
7:00PM 家族とアニメ鑑賞会
9:00PM シャワー
10:00PM フリータイム
11:30PM 就寝

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

ホストとは、日常の一コマ一コマを一緒に過ごしているという感じがします。特に特別なこともせず、ゆったりと毎日を過ごしています。平日の夜には、一緒にアニメを見たり、筋トレをしたりします。休日には、一緒にコストコに食料調達に行ったり、公園や本屋さんに一緒に行ったりして過ごします。ゆっくりと過ごせる環境がありがたいです。

これまで現地で困ったことはありますか?

現地で特に困ったことはありませんが、自分の体調と仕事のバランスを保つことが思った以上に大変でした。頑張りすぎてしまうことが自分の課題でもありますが、慌ただしい日常の中で自分の体調管理をすることは結構大変に感じました。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

改善点というよりは、今後のキャリアに繋げるための目標として、もっと毎日の授業からいろんなことを吸収し、自分なりに英語教育の視点で分析し、考えていきたいと思います。アメリカに来る前から考えていた通り、日本語と英語という目的の言語は違っても、言語学習という点で共通する場面は多くありました。いろいろな教授方法から実際に指導する上で活用できそうな方法を吸収し、記録していきたいです。そして、実践することで自分のものへと変える機会を得ていきたいです。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

学校での業務や授業だけでなく共通して言えることとして、違う国で働くこと、生活することで自分の心が強くなりました。自分の意見をはっきりと伝えなければ、コミュニケーションが取れないので、人のことを気にして言わないという選択肢を取るよりも、自分の思っていることや考えていることを意見として話し相手にしっかりと伝えようと思えるようになりました。日本では、相手の顔色を窺ってばかりいましたが、英語という言語を話す中で、自分の立場を明確にしていくことが自分を守ることでもあると気付き、この環境での生活が自分を成長させ、強くさせてくれました。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・教師アシスタント
色々な指導方法や効果的なアクティビティを模索し、自分なりに考えをまとめていきたいと思います。また、疑問に思ったことはすぐにメンターの先生にも確認していき、実践から新たな視点を得てみたいです。
・プライベート  
プライベートでは、まず英語力を高めることが一番の目標です。特に、今の英語力をCEFRのC1〜C2レベルまで向上させたいです。日本に帰国した際に受ける英検1級の勉強も今進めているので、目標達成できるように頑張ります。

その他(感想、伝えたいことなど)

8年生の日本旅行にも引率として参加することができ、非常に充実した生活を送らせていただいています。これからも体調に気をつけながら、向上心を持って色々なことに挑戦し、頑張ります。

写真の共有

①修学旅行出発前集合写真


②修学旅行先の鎌倉大仏の前で集合写真

 ③KURABU(サマーキャンプ) 第1週目で日本語の劇を発表した後の集合写真

 ④KURABU(サマーキャンプ)第4週目を終えて教室のドアの前で撮った写真


S.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【K. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

インターン⽣の紹介

名前:K.Kさん
性別:男性
年齢:23歳・新卒参加
担当学年:小学校3年生、4年生
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

私は3年生を2クラス、4年生を2クラスと計4クラス担当しています。3年生の2クラスはスイッチクラスと言って、日本語の先生とアメリカ人の先生が午前と午後で交代して指導します。一方で4年生の2クラスはバイリンガルクラスで、日本人の先生が、日本語と英語の指導の両方を行います。

担当の先生について紹介してください

K先生(3年生):厳しい先生で常に生徒に対して規律を持って接している。それもこれも彼らはまだ子供だから敢えてそう接している部分もある。

T先生(4年生):基本的に生徒に対して優しい。怒るのは効果がなく、時々怒るから効果があるという考えを持っている。

I先生(4年生):とても優しい。生徒に心から寄り添おうとするタイプの先生

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

「漢字の成り立ち」を教えたことです。これは私が授業の内30分受け持った時に扱った内容です。生徒がいつも同じミスをする傾向があること、漢字への苦手意識があることなどから、視覚的に覚えさせようと思って決めた内容なのですが、生徒の反応は良かったです。生徒がその学年で扱った漢字の成り立ちを扱ったのですが、「あーなるほど!」というリアクションを多くの生徒がしていました。また質問も積極的に行っていました。レッスンプランとしては20分講義、10分確認テストを行いました。その中でPPTのアニメーションを用いてクイズ形式にすることが大切です。この「漢字の成り立ち」を扱うことで、将来その漢字に出会ったときに、あんな形をしていたな、と思い出して貰えたらいいなという気持ちで作りました。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

担当の先生がやっていたことではないですが、学校として行われていたCBM(カリキュラムベースラーニング)には強く関心を持ちました。1人1人に対して用意された音読材料を1分間で読んでもらい各個人の日本語レベルのデータを取り、今後のなるべく1人1人に沿ったカリキュラム作りに反映させていくことを目的としたシステムです。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

到着してから今まで様々な活動に参加しています。学校内の行事ですと不定期で、先生内で行われるピックルボールと言う球技をやる会に参加しています。他のインターンも含めその場所を使って交流を深めています。

学校外ですと、主に2点あります。1点目は現地の日本人サッカーチームに参加しています。毎週練習が行われていて、定期的に練習試合を行ったりします。2点目は私の大学のOB・OG会です。メンバーはほとんどかなり年上の方々ですが、先輩たちの話を伺って刺激を受けています。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

基本的には文字通り「補助役」です。具体的には、騒がしい生徒を統制したり、授業の準備を行ったり、時にはスモールグループを担当したりもします。個人的に意識していることは2点あります。1点目は、メイン教師の1重苦を背負う、です。日本語イマージョンプログラムで学んでいる生徒は、通常のような「学校に対する苦」に加えて、「第2言語で授業を受ける」という2重苦の状態で学んでおり、生徒の集中力の欠け具合は、通常の学校の2倍であると感じます。よって教師の苦労も2倍ですが、私がインターン生としてメイン教師をサポートし、授業が進行しやすくなれば良いなと考えています。2点目は小さなニーズへの対応です。私のクラスは平均30人程度生徒がいて、先生は1人1人の挙手に対応していくわけにはいきません。一方で生徒にとっては不慣れな言語で授業がどんどん進んでいってしまう不安があることが分かるので、私自身がなるべく生徒に駆け寄ってなんとか解決することを心掛けています。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

英語の使用頻度は、起きている時間の内5割ほどです。勤務中の使用言語は日本語になるので自然と日本語の使用頻度は高くなります。何もしていないと日本語の使用割合が10割になってしまいますが、ホストファミリーが両方アメリカ人であるというアドバンテージを活かして、積極的に自宅で英語を使用しています。

1日のスケジュールについて教えてください。

【平日(学校がある日)】
➡起床:7時
➡勤務:8時~(15時半~16時15分)
➡運動も兼ねて徒歩で帰宅:16時15分~17時15分
➡夕食:18時~18時半
➡ホストファミリーと雑談:20時~22時
➡就寝:22時~23時の間

【週末(とある1日)】
➡起床:9時
➡サッカーの試合:10時~12時
➡インターンバドミントン会:13時30分~15時30分
➡大学同窓会(夕食):16時~20時
➡ホストファミリーと雑談:20時~22時
➡就寝:22時~23時の間

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

基本的に外出は滅多にしません。夕食時や、家の中でお酒を飲みながら長い時は2~3時間雑談をしてコミュニケーションを取ることが主な関わり方です。最近はなくなりましたが、前は毎週のようにスーパーマーケットに行って食材を買いに行ったりしていました。

これまで現地で困ったことはありますか?

公共交通機関使用時と、天気です。

公共交通機関は想像通りですが時間通りに来ることは半分くらいです。加えてなぜかGoogle Mapが効率の良いルートを提案してくれないので乗り間違い・方向間違いが多発します。また車で15分のところがバス・電車だと迂回するルートのせいで平気で1時間くらいかかるので不便です。

また天気は、昼間がどれだけ暑かろうが朝はたいてい寒いです。雨も多く朝どんな格好で出ればいいのか迷います。荷物になるので厚着は大体避けるのですが、その場合朝の寒さを耐えなければなりません。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

「落ち着き」です。とは言っても人前で何かをするのに緊張しないことに関しては比較的自信はあるのですが、想定外の事態においても落ち着いて対応出来れば尚良いなと言う風に感じました。

そう思ったのは、私が30分間授業を持たせてもらった時のことです。私は各クラス計4クラスとも授業を行ったのですが、そのクラスの内の特に普段授業を集中して聞かないクラスがなぜかいつもよりも遥かに集中して聞いてくれていました。想定外の事態に少し動揺し、本来の予定時間の10~15分ほど巻いて授業を終えてしまいました。この経験からどんな場合でも一定のパフォーマンスが出来るようになれればいいなと思いました。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

「物怖じせずにチャレンジする力」です。以前までは何か決断に迫られた時は、優柔不断で中々物事をすぐに決定することは難しかったです。ただ自分の中のルールで、このアメリカ滞在中は「どんな誘いもYESで返す」というルールを作りました。というのも現時点でもあらゆる人から色々な招待を受けることがあります。その中でどの誘いにも取り敢えず行ってみることをしていたら、いつのまにか物おじせずチャレンジできる力が身についていました。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

教師アシスタント
・保護者と生徒に関しての面談
・カリキュラム作成ミーティングへの参加
・もう一度30分程度の授業を持つこと

プライベート
・旅行で北米を制覇する。(メキシコ・カナダ)
・ポートランドでゴルフをする。
・ポッドキャストで配信する。
・歌を習っていたので、どこかのタイミングで発表したい

その他(感想、伝えたいことなど)

この活動はもちろん要所要所でやりがいはありますが、基本的には大変で疲労感が凄いです。なので、この活動での肝は、オフをいかに鮮やかにするかだと思います。学校で疲れたからと言って寝ることを目指して働いていたら、日本にいるのと何ら変わらなくなってしまうので、オフをいかに充実させて、生活を豊かにしていくかが今回のインターンをやりきる上でのカギであると感じました。

写真について:左から、授業最終日に貰ったもの、自分の誕生日に貰ったもの、Teacher Appliciation Week に貰ったもの。


K.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

【活動最終レポート】アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターン生より!

大好評、アメリカ教師アシスタントインターンプログラム。

2023年にポートランドに派遣されたインターン生より活動終了レポートが届きましたのでご紹介致します!

活動レポート~最終~

以下のレポートをクリック(あるいはタップ)しますと、全文読んでいただけます!
写真もたくさん共有頂きましたので、ぜひご一読ください。

4月27日(土) アメリカ・ポートランド教師インターン説明会開催

現在2025年4月派遣に参加いただくインターン生を募集中です!
4月末の土曜日に説明会を開催しますので、お気軽にご参加ください!

参加登録はこちら:https://forms.gle/Nr7h8cNVNLpGXu9RA

お問合せ

電話でお問合せ 03-6278-8750
(受付時間10:00~18:00 平日・土曜)