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【F.Aさん】ポートランド教師インターン生 2026年6月活動レポート

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【F.Aさん】ポートランド教師インターン生 2026年6月活動レポート

インターン⽣の紹介

名前:F.Aさん
性別:男性
渡航時の年齢:21歳
担当学年:Mt. Tabor Middle School
派遣時期:2026年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

Mt. Tabor Middle School 6th grade

担当の先生について紹介してください(複数いれば全員分)

6年生の日本語と社会のクラスを担当しています。日本語のクラスでは主に、日本語の辞書形(読む、話す、食べるなどの基本的な形)とない形(読まない、話さない、食べない)を使って、「私は本を読むことが好きです」や「先生が話している間に友だちと話さないでください」などの基本的な文を作る練習をしています。社会のクラスでは、奴隷貿易を中心に扱い、奴隷貿易の様子がわかる資料や動画を用いながら奴隷貿易がなぜ起こったのかを生徒自身に考えてもらうという活動をしました。メンターの先生によると今年担当した6年生はやんちゃな子が多く、全体的な日本語習熟度が比較的低いようですが、褒めたり励ましたりすると素直に喜んで行動に移してくれる生徒も多いとのことです。正確にカタカナを書くのも困難な子もいればネイティブ並みに日本語を話せる子もおり、日本語力にはかなり開きがある印象を受けました。ただ、全体的にどのクラスもみんな和気あいあいと楽しく元気に授業を受けているように感じます。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

先生は基本的に温厚で強い口調で叱るようなタイプではありませんが、だめなことはだめだときっぱり言う先生です。生徒との接し方を生徒の特性に合わせて変えているのが印象的でした。例えば、強い口調で指摘されてしまうと萎縮してしまったり、泣いてしまったりする生徒に対しては優しい口調で諭したり、ジェスチャーで間接的に伝えるなどの工夫をしていました。常に生徒の心理的安全性を担保することを心がけており、基本的授業中に生徒の問題行動を指摘する際は名指しは避け、生徒の机の上に貼られている番号とグループの色で「青グループの3番さん」のように間接的に伝える工夫をしていました。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

Quizlet:日本語と社会の授業で用いる単語の暗記用フラッシュカードを作成する際に用いました。授業ではみんなの前で英語のフラッシュカードを提示し、日本語を答えてもらう活動をしました。
Blooket :基本的に4択の選択問題で作問内容は日本語の文の穴埋めや日本語と英語の一対一対応など様々です。ゲーム感覚でできるのが特徴的で、子どもたちにも人気が高い活動です。
上記で挙げたものはいずれもICTの教育ツールですが、授業外では教室内に掲示するポスターの作成も行いました。先に挙げたない形と辞書形の活用グループ分けを視覚的にわかりやすくまとめたポスターを作成し、教室内に掲示することで、日本語が苦手な生徒でもワークシートに取り組みやすくなるようサポートしました。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

すみオリンピック:先生のクラス(日本語・社会両方)で学習した日本語の単語が書かれた紙を生徒が3枚袋から取り出し、その単語をホワイトボードに絵で描いて、他の生徒がその絵がどの日本語を指しているのか答えるゲーム。2チームに分かれて、より早く3枚全てのカードの日本語を当てられたチームが勝つというシンプルなゲーム。これをするときはいつも非常に盛り上がる。
Sumipardy! :有名なクイズショーのJeopardy!を模したグループ対抗のクイズ大会。先生は日本語と社会の両方を担当しているため、生徒は日本語か社会のクイズかを選ぶことができ、難しい問題ほど得点が高くなる仕組み。景品としておやつがもらえる。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

東京ナイト・大阪ナイト :日本への修学旅行から帰国した8年生たちが日本での思い出を保護者や教員に共有する特別な夜。6月の一週目の放課後に2日にわたって開催され、インターンは8年生がみんなの前で登壇して発表する日本語の原稿を添削したり、当日の会場準備・片付けなどをした。
中学校卒業式:テイバー中学校の卒業式(進級式)がベンソン高校で行われ、その卒業式に出席した。中学校での成長を記録したスライドショーなどがあり、非常に感動した。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

基本的には宿題やテストの採点業務、成績シートへの記入、教室内に掲示するポスターの作成、QuizletやBlooketの作問。授業内では日本語が苦手な生徒のもとに行って、フォローをしながら自分の力で問題を解けるようサポートをしたり、問題行動をしている生徒がいたら生徒の特性に応じて行動を正すよう促したりしている。メンターの先生が不在の場合はメンターに代わって授業を任せていただく機会もあった。その際は事前にメンターの先生と使用するプリントや指導方法についてコンセンサスを取ったうえでスムーズに授業が進行するようサブの先生とも協力しながら授業を実施した。

1日のスケジュールについて教えてください。 (平日)

8:15に勤務開始。9時に1限が始まるため、それまでは宿題の丸付けやポスター作りなどの通常業務を行っている。午前中は1限のみの一コマ(約45分)で空きコマは通常業務に戻る。昼食は1時から30分間。午後は4限から7限まで4コマ連続で授業があり、空きコマがない。4時に生徒が下校、残りの業務を終わらせ、4時15分にインターンとメンターの先生も勤務終了。その後は自由時間。

1日のスケジュールについて教えてください。 (週末)

週末は日によって全く異なるため、固定化されたスケジュールはない。
4月はアクティブに行動しすぎて体調を壊すことが多かったため、その反省を踏まえて、週に一日は家でゆっくりリラックスする日を設けるように意識している。
1日中家にいる日はほとんどなく、ホストファミリーとハイキングや動物園に行ったり、ポートランド市内のラーメン屋さんを訪れたりするなど、楽しく過ごしている。

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

平日は毎日一緒に夕食を食べ、学校の近況報告をしたり、ホストファミリーの話に耳を傾けたりして和気あいあいと過ごしている。たまにSwitchでゲームをしたり、家にあるボードゲームを一緒に遊んだりしている。休日はハイキングや動物園、アストリアへの小旅行など、アウトドアのアクティビティーにも一緒に参加する機会が多い。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

生徒とのコミュニケーションが勉強関連の話ばかりになってしまっていて、生徒との距離をあまり縮められていないように感じる。もちろん生徒との距離感が近すぎるのも問題だが、生徒が信頼して悩みや日常の出来事を共有できる相手になることは大切だと感じているため、日本語のサポートだけでなく、生徒一人ひとりの日常における変化や趣味などのパーソナルな面でも積極的にコミュニケーションを取っていきたいと考えている。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

通常業務の作業スピードが早くなり、その分余裕ができたのもあって、自分から能動的に動こうという意識が強くなった。例えば、単に漢字の宿題を採点するのではなく、どういう間違いが多くてどこでつまづきやすいのかを別の紙にメモを取りながら採点を進めることで共通の間違いに気づき、指導方法の見直しにつなげられるという能動的な取り組みができるようになった。また、日本語が苦手な生徒へのサポートもはじめはどう声をかけていいかわからず戸惑っていたが、今は見かけたらすぐにサポートに駆けつけることができるようになった。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 (教師アシスタント)

宿題やテストの採点、ポスターの作成等、生徒の学びの場のバッググラウンドの業務をしていると、表面では見えにくい生徒の間違いの傾向に気付ける場面が多い。その気付きをメンターの先生に共有し、その課題を解決する策を自ら考え、提案してみるというアプローチをチャレンジしてみたい。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 (プライベート)

教育活動とは別に、ボランティア活動に勤しんでみたいと考えている。アメリカで生活をしていると日常生活の中でホームレスを見かける機会が非常に多いが、そのような社会的に弱い立場にある人を支えられるようなボランティア活動に参加し、自分の知見を広げるとともに、人とのつながりを大切にしていきたいと考えている。

その他(感想、伝えたいことなど)

アメリカの教育現場でインターンとして勤務するという非常に貴重な経験をさせていただいて本当にありがたく感じています。ホストファミリーが本当に温かい家庭で、ボランティアなのにもかかわらず、非常に好意的に接してくださって感謝が尽きません。まだ渡航から3ヶ月ほどしか経過していませんが、そのなかでも自分自身の将来と向き合って、自己理解を深めることができたと想っています。改めて、このような機会を提供し、支えてくださっている皆様に感謝したいです。ありがとうございます。

写真の共有

1枚目:アメリカ到着時にポートランドの空港内でホストファミリーと撮影した写真

2枚目:Rose Garden関連のポートランドで催された花火。これまでのアメリカでの生活で最も印象深く残っているワンシーン

3枚目:ホストファミリーと一緒にHorsetail Fallにハイキングに行ったときの写真

4枚目:誕生日会(ホームパーティー)に誘ってもらい、5年生の子どもたちと一緒に遊んだ時の写真


活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
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