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【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2025年3月 最終活動レポート

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【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2025年3月 最終活動レポート

昨年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!

これまでの活動レポート

インターン⽣の紹介

名前:S. Mさん
性別:女性
渡航時の年齢:24歳
渡航前の職業:中学英語教師
担当学年:8年生(中学校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

改めて、担当したクラス、学年を紹介してほしいのですが、各クラスや各学年の特徴、生徒の様子・雰囲気なども交えて紹介してください。

担当した学年は8年生で、年齢的には日本の中学2年生と同じです。高校進学を控えているという点では、日本の中学3年生と同じ立場となります。日本語プログラムの8年生は3クラスあるのですが、どの生徒もとても活発で、とても愛らしい生徒たちが多く、毎日生徒たちから元気をもらっていました。また、誕生日にはたくさんのメッセージや手紙をくれるような、たくさんの愛情を持った子供達に囲まれて日本語を教えること、それ以上に信頼関係を構築できることが幸せでした。授業中には、集中しているものの、時には集中力が散ってうるさくなることもありましたが、どの生徒たちも日本語を一生懸命使ったり、学んだりしていました。

担当の先生から学んだ教授法や、クラスマネージメントのコツ等を教えてください。

F先生は中学校に昨年の9月に来られて、その前は小学校でサブの先生をされていたので、日頃から生徒の私語がうるさくなった時や集中力が切れてきた頃にTPR(Total Physical Response)を授業に取り入れていたことが私にとっては新鮮で、日本で教員生活に戻る際もクラスで活用したいと思いました。通常、TPRは小学校などで言語教育の初歩段階で言語を体系的に覚えるための動作(例:先生が「頭は上」と言えば同じことを繰り返し言って手を頭に置くなど)なので、中学生に効力はあるのかと思っていましたが、TPRで呼びかけられた時に中学生の生徒たちも動きや喋りをすぐに止めて、注目の目線を先生に向けるようにしていました。特に生徒たちが中心になって授業のグループ活動をする際などにはメリハリが生まれて、生徒の集中力も向きやすいので私も活用したいと思いました。

自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

私がこれまでに力を入れてきたことは、漢字の部首が覚えられない生徒が多いことを踏まえ、教室の中の空いている掲示板4枚を活用して「集まれ!漢字部首の森」という部首とこれまでに習った漢字を集めていって、木を作り上げていくという視覚的にわかりやすく一体型で楽しく学習できる学習用掲示板も作ったり、クラスの中で守るべきルールを言葉だけでなく、絵も貼って生徒が明確にできるようにしたりしました。これは生徒が毎日小さなことから日本語がイマージョンされるべき場所である教室で目に入って学習に繋げられていたと思い、このイマージョン教育に私自身のアイデアを自分のスキルを活かして貢献できていたと思います。

また、言語と文化の中にある「平和」を結びつけることにも力を入れていました。私自身、英語を学ぶものとして、そして英語と日本語を教える者として、過去の歴史を知った上で言語を教えることがとても大切にしています。特に、今教えている8年生は4月に日本に修学旅行に行って、東京に行く生徒たちは空襲資料館、大阪方面に行く生徒たちは広島の平和記念公園および原爆資料館にも行くことになるので、戦争や平和について学ぶことは必要だと強く感じていたため、私自身から社会の時間に平和について授業をさせてもらえないかと依頼し、2時間平和について授業をしました。私はこのアメリカにいる間に、ハワイの真珠湾へ行って日本では習ってこなかった真珠湾の事実や平和についてさらに知識を深めたので、そこで得たことも生徒たちに話したり、実際の映像を見せたりしながら、私たちが考える「平和」とは一体何なのか、そして、言語を学ぶ私たちが大切にしないといけないことは何かを一緒に考えました。生徒たちは戦争のことについてこれまで詳しく聞いたことがないようで、目を逸らさずに真剣に話を聞き、戦争について学んだ時間を忘れないと言ってくれました。言語を学ぶ背景には過去の歴史が強く結びついているということ、そして今このような環境で第二言語を学べることのありがたみを感じてもらえたと思います。

担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

F先生も生徒たちが日本に行った時に、文化的な違いで困ることがないよう、そして文化や人々に敬意を払えるように、敬語やホームステイをした時の礼儀作法に力を入れていました。特に、畳の部屋や和風な家での立ち居振る舞い方は実際に畳と低いテーブルを持ってきて、空き教室を和室にセットアップして授業をされていました。座る時は正座、そして疲れたらそっと足を崩す、靴は揃えて脱ぐ、「失礼します」と言うこと、そして家でもレストランでもご飯を食べ終わったら皿を重ねて箸の向きを揃えることなど、生徒が日本に行ってから困らないように配慮されて授業を考えて、とても印象に残っています。文化的な面が言語に与える影響は非常に大きいと思うので、私も英語を教える際に、言語をこの言語が持つ文化的側面を考えながら授業を作成したいと思いました。

直近3ヶ月間で参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

この3ヶ月は学校内外も毎日が多忙でした。学校の行事では、2月に社会のカリキュラムの一環で8年生と一緒にポートランド市の裁判所へ行って、実際の裁判を視聴してきました。また、札幌市の高校生が日本語プログラムの生徒たちと交流し、1日授業を受けていました。この3ヶ月間でいろいろな行事がありましたが、私にとって大きな1日は、春休み前の最後の1日、そして私の学校勤務最終日でした。たくさんの生徒たちが朝から目に涙を浮かべてきて、帰らないでくださいと何度も言われ、心が苦しくなりましたが、最終日にいつもはツンとしている中学生がこんなにも自分の感情に素直になって、気持ちを伝えることができることに驚いた一方で、本当に私はありがたいことに子供たちから愛されていたのだと実感しました。私ももちろん生徒たちのことが大好きでしたが、それ以上に私のことが大好きでいてくれたからこその反応だったのではないかと思います。また、生徒だけでなく、日本語のプログラムではない学校の先生全体からもたくさんの感謝と激励の言葉をいただきました。生徒たち、先生方からのあたたかさ、そして愛情に包まれた1日でした。また、学校外でもイベントは多くあり、親の会のオークションやFarewell&Appreciationなどでたくさんの方々と関わる機会があり、支えていただいたことに感謝を伝えることができました。

自身の業務内容、学校での役割について教えてください。最初と変化はありましたか?

私の学校での業務は、日本語と社会の授業のアシストはもちろんのこと、それ以外に学校で元気に日本語プログラムの生徒たちにも、近隣に住む生徒たちにも元気に日本語と英語で挨拶をし、声をかけることであったと思います。私の明るい声で日本語の挨拶をまったく日本語がわからない生徒にしていくことで、たくさんの生徒が次第に「おはようございます」と顔を見るたびしてくれるようになり、私に「あなたは1番の日本語の先生です」と一生懸命練習した日本語で伝えてくれるようになりました。最初に日本語の挨拶をいろんな生徒にし始めた時は、もちろんその生徒たちの顔には不思議そうな表情が浮かんでいましたが、英語で日本語の意味を教えてあげると、とても嬉しそうに挨拶をしてくれるようになったのが印象的です。日本語を少しでも身近に感じてもらったり、私の明るいエネルギーを学校全体に広められたりしたのではないかと思います。

英語力の成長を感じますか?

英語はこの1年でとても伸びたと思います。話すことに対してもう怖いと思わないで、失敗してもいい、という考えで話すことができます。以前は、英語に伸び悩んでいましたが、気が入るとどうしても間違えたことを責めたり、できない自分を認められなかったりします。そうではなく、気楽に取り組むことを意識すると、自然と力が抜けて今自分の国を抜け出して挑戦できていることを誇らしく思えるようになり、そこから英語が伸びたと思います。だからこそ、他の先生方とも一緒にご飯を談笑しながら食べたり、世間話をして楽しみながら働いたりすることができたのだと思います。日本語のプログラムに入っていない生徒たちと話すことも私の英語力を高める上で欠かせない要素だったと思います。また、日本にいるとき以上に日本語の歌を聞いたり、日本語の本を読むようになったりして、ちょうどよく英語とのバランスが取れているからか、英語と日本語をわざわざ切り替えるスイッチを入れなくても二か国の言語を話せるようになりました。ここにいる間に目標だった、英語発音指導の資格も取り終えて、自分の発音にももっと興味が湧くようになり、客観的に改善するためにはどうしたらいいかを考えられるようにもまり、これまでの英語力よりもさらに磨きがかかった気がします。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

ホストとは順調に、日々笑い合いながら楽しく過ごしています。私たちが家の中で話す言語は日本語ですが、この日本語を話す環境で安心できることがこのアメリカ生活の支えだったと思います。私は考え方や思考が日本人らしくないところもあるものの、心の中は日本人なので、日本と同じような環境で生活できることが本当にありがたかったです。心が疲れたら美味しいご飯、そして大好きな焼き鮭、豆腐を食べられる環境があって本当に幸せでした。

直近3ヶ月間で、困ったことはありますか?

特にありません。日本に帰国してから、大好きなポートランドのコーヒーやセンスのいい古着にこれから頻繁にアクセスできなくなると考えると、とても困ると思います。

このプログラムを通して、ご自身が成長した点、これからの課題点や課題に感じる点を教えてください。

このプログラムでは、私が思っていた以上に指導力、言語運用能力、信頼関係の構築への自信など、あらゆる面で成長できました。昨年の4月にはこんなに成長できると思っていませんでしたが、それも悩みや葛藤を乗り越えてきたからこそ見えた光だと思っています。これからも、大好きな教育の現場で、教員として、言語学習が大好きな1人の人間として、日本の英語教育の現場に戻って励みたいと思います。これからもたくさんの壁に突き当たるかもしれませんが、その度に立ち止まって解決策を考えて、乗り越えていきたいと思います。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・帰国後のキャリア
高校の英語教員。帰国後は、世界に通用するような英語教師になれるように、CELTAという資格取得に励みます。また、英検一級の取得も今年度中に達成します。
・プライベート
プライベートでは、小学校の頃にずっとやっていた水泳を再度始めようと思っています。また、海が大好きなので、自分らしくいられる場所で時間を過ごして、サーフィンにも挑戦したいと思っています。アクティブに自然の中で過ごしたいです。

インターン期間中にできた新たな趣味や、みつけたお気に入りスポットなどを教えてください

古着が昔から好きだったのですが、ポートランドに来てからはもっと好きになって、ほぼ毎週末ビンテージを探しに行っていました。また、アメリカのポートランド・シアトル版の「ライトハウス」というマガジンの2月号に掲載させていただく機会をいただき、ポートランドのおすすめを書かせていただきました。コーヒーとローカルなお店でのお買い物、そして橋を渡ることが大好きです。

ライトハウス 2月号↓
https://www.youmaga.com/magazine/lighthouse_bn/lighthouse_bn0225/
※Sさんの記事は33ページ

ライトハウスブログ JWPDX ポートランド、私のお気に入り2025年https://www.youmaga.com/portland/columns/jwpdx/2025-p/

写真の共有

①親の会のオークション後の写真

②Farewell&Appreciationにて、中学校の先生方との記念撮影

③日本語クラス(1時間目)の生徒との写真

その他(感想、伝えたいことなど)

このインターンシップでたくさんの思い出と共に、自分自身も成長できる良い機会となりました。日本で渡航前からサポートをしていただいたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。


活動レポートをご提出いただきありがとうございました!アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/



【H.Aさん】アトランタ教師インターン生 2025年1月 中間活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
H.Aさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒ https://wp.me/p5xkZc-9SI

インターン⽣の紹介

名前:H.Aさん
性別:女性
渡航時の年齢:21歳(大学3年生)・休学参加
担当学年:幼稚園、4・5年生と1年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:アトランタ・ジョージア州

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

担当するクラスは毎学期変わるため、8月から一貫して担当しているクラスはありませんが、全体として言えることが2つあります。1つ目は、8月と比べると、どの学年もだんだん落ち着いてきているということです。アメリカの学校は、5月に学校が終わり、2ヶ月の大型休暇があります。この2ヶ月の休暇の間に、子どもたちは学校でのあるべき態度や習慣を全て忘れてしまうため、8月はどの学年のどの生徒も暴れがちです。しかし、8月から約5ヶ月が経ち、彼らも学校生活に慣れてきたのか、ほとんどの先生が、8月はもっと酷かったが、彼らの態度はかなり良くなってきていると言っています。そして2つ目は、休暇明けは、多くの生徒が落ち着きをなくしているということです。先述したように、8月と比べ、彼らはかなり落ち着いてきていますが、やはりサンクスギビングやホリデーなどの休暇が明けた1週間目は、落ち着きがなく、先生に注意されることも多い印象があります。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

直近3ヶ月で私が行なった活動は、漢字の授業とスパイラルレビューの対策です。
私は、二学期の最終日に、5年生の漢字の授業を行いました。5年生には、日本語にレベル別に分けた5つのグループがあり、それぞれ、新入生のためのひらがなグループ、1年生漢字グループ、2年生漢字グループ、3年生漢字グループ、そして日本語を第一言語とする生徒のための5年生漢字グループとなっています。私は、このバラバラのグループに属する5年生を、ざっくりと3つのグループに分け、その中で各自助け合いながら進められる授業にしました。そして、授業では、漢字の成り立ちについて扱い、漢字にそこまで馴染みがないひらがなチームでも、興味を持って楽しく授業に参加できるように、特に象形文字について取り上げました。用意したワークシートに、山や川などの簡単な象形文字から、鳥や馬などの少し難しい象形文字までをレベル別に記載しました。そこから、各自好きな漢字を選び、その漢字がどのように成り立ったかということを意識して絵を描くというものです。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

私が印象に残っている授業は、5年生を担当していた時にH先生が行っていた授業です。それは、休暇に遊びに行くところは山にするか、海にするか悩んでいるH先生に、どちらが魅力的かを2人1組でプレゼンテーションするという内容でした。教室の席の配置が、日本語の授業の際に助け合いができるような配置になっているので、バディは隣の席の友達と組み、日本語が得意な生徒や、ICAGに長く通う生徒、日本語を第一言語とする生徒が新入生たちを助けながら、すべての生徒が一生懸命取り組んでいました。これは、日本によくある、先生のモデリングを中心とする授業展開とは大きく異なり、生徒主体の授業であったため、とても衝撃を受けました。生徒主体ではありますが、すべての生徒が積極的に授業に取り組んでおり、クラス内の秩序がなくなることで授業目標が達成できないという、生徒主体の授業で危惧される状況は起こりませんでした。これは、H先生のレッスンプランが生徒目線であり、彼らの興味を捉えていることや、日頃の彼女のクラスマネジメントの賜物であると感じました。このような授業展開は、日本でも積極的に取り入れていくべきであると考えています。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

秋から冬にかけて、たくさんのイベントがありました。サンクスギビング前には、上級生が下級生に本を読み聞かせするリーディングバディとおにぎりアクションがありました。リーディングバディでは、英語があまりわからない日本人生徒が、日本語がわからないアメリカ人生徒に対して、工夫しながら日本語の本を読み聞かせする姿も見られ、とても微笑ましく感じました。おにぎりアクションでは、保護者の方から寄付していただいたお米を炊き、全生徒、全先生がさまざまな具でおにぎりを作り、日本の文化を楽しみました。また、このおにぎりアクションの様子をFacebookやInstagramにアップロードすることで、他の企業や学校にも日本のおにぎりを広めることができました。サンクスギビングが終わると、本格的にウィンターホリデーに向けたイベントが始まりました。学校の近くのモールで開催されたお祭りのステージでホリデーソングを歌うHoliday Glowや、学校全体で行われたWinter Concertがありました。その際に、宗教の関係上、ホリデーソングを歌うことができない生徒は、無理に歌う必要がないことも知り、宗教の尊重についても学ぶことができました。そして、サンクスギビングとクリスマスの休暇前の最後の登校日は、パジャマ・デーとなっており、生徒たちが各々の可愛らしいパジャマを着て登校する姿を見たり、他の先生たちと一緒に、動物の着ぐるみを着たりして楽しむことができました。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

以前担当していた4・5年生では、授業中は主にひらがなを勉強している新入生のサポートを行なっていました。スパイラルレビューと呼ばれるテストでは、言語としての日本語だけでなく、四季や俳句など日本文化についても問われたため、イラスト付きのわかりやすい教材を自分で作成し、それを用いて説明しました。また、5年生の先生であるH先生は、音楽の先生も兼任しており、Holiday GlowやWinter Concertの関係で、とてつもない量の仕事があったため、そのお手伝いをしました。楽譜に画用紙を貼って補強し、コンサート当日も楽譜や譜面台の用意、生徒を整列させるなどして運営に関わらせていただきました。そして、現在は1年生の担当をしているのですが、業務内容はそれほど大きく変わりません。授業中は主に、新入生やその教科に苦手を感じている生徒のヘルプをしています。そして、プレップタイムには生徒全員分のプリントをそれぞれのファイルに分類して、確認をした証拠となるステッカーを貼ったり、掲示板に生徒の作品やプリントを掲示したりしています。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

私は、お店やレストラン、美容室などでお店の方と話すことに対して緊張や苦を感じなくなりました。以前は、欲しいものが見つからない時や、商品について質問がある時に、お店の方に尋ねることができませんでした。そのこと関しては、尋ね方がわからないことも原因の一つですが、もしうまく尋ねることができたとしても、自分の質問に対する答えがうまく聞き取れないのではないかという不安もありました。しかし、今ではもうそのような不安や緊張感はなくなり、お店の人とスムーズに会話できるようになりました。先日は美容院へ行き、髪の毛を黒く染めました。その際に、染める上でのアドバイスや、ほかにもオプションがあることを伝えられましたが、しっかりと自分の意志や選択を伝えることができました。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

私は、サンクスギビング前にちょうどホストファミリーが変わりました。彼らとは、アトランティックステーションのクリスマスライトを見に行ったり、映画を見に行ったり、休暇中には、彼らの家族の家へ行き、一緒にご飯を食べたりしました。12月の末にホストシスターとホストマザーの誕生日があったので、誕生日パーティを行いました。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

私は、あまり詳しく伝えられていなかったイベントや急な予定変更にとても悩みました。たいていはメールや連絡アプリなどで知らされるのですが、あまり詳しく教えてもらえない場合があり、蓋を開ければ自分が想定していたものと大幅に異なる内容であることが多々あります。担任の先生方もあまりよくわかっていない場合もあり、どう動いていいのか誰もわかっていないというイベントが約1ヶ月前にありました。たいていは、ディーンの先生がイベントを運営しており、彼女たちはよく把握しているはずです。しかし、彼女らがイベントを完全に仕切ってくれるわけではないので、想定外のことばかりが起きても、より臨機応変に動いていかなければならないと感じました。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

改善点としては、先述したような臨機応変に動く力や、想定外のことが起こる以前にあらかじめすべて確認して把握する癖をつけることです。また、一年生に移動したことで、先生からより詳しい支持を受けてスモールグループの生徒に教える機会以前よりが増えました。加えて、一年生は、以前私が担当していた四年生や五年生よりも集中力がなく、スモールグループとはいえ教えることが今の私には難しいと感じられました。そのため、教育的な観点からは、クラスマネジメントのやり方や、効果的な教え方を学ぶことが、改善点として挙げられます。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

私が成長したと感じる部分は、教材作りやプリントの仕分けなど、頭を使わない作業の時に、次やることや、今後の段取りなどをよく考えながら行右ことができるようになったことです。このように、作業中に頭を使って次やることを考えることは、日本でアルバイトをしていた時に店長さんから教わったことです。今まで、作業をすると作業に没頭してしまい、その間に次やることを考えるということができなかったのですが、直近1ヶ月で急にできるようになりました。そのため、次は、作業中以外でも、やらなければならないことを先読みして行動する癖をつけられるように努力するよう心がけます。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

教師アシスタント
私は、二学期の最終日に、5年生のクラスで国語の授業を行いました。自分自身でレッスンプランや教材を作り、授業を行い、先生からフィードバックをいただきました。私は、大学で教職課程を履修しているのですが、小学校教師の免許ではなく、中学・高等学校の地歴社会科の免許なので、指導案や授業展開のやり方が全くわかりませんでした。しかし、私のメンターや、他の先生に相談をし、アドバイスを頂きながら、授業を完成させることができました。おそらく、今学期や来学期でも授業を行うことになると思うので、前回の反省や先生からのフィードバックを最大限生かしていきたいと考えています。

プライベート
私がプライベートで挑戦したことは、病院と美容院です。10月の半ばに、足の親指の巻き爪が悪化し、ひょう疽という怪我を負ってしまいました。学校の先生にも、アージェントケアに行って爪を取り除いてもらった方がいいと言われたので、病院へ行って簡易手術をしてもらいました。自分のホストファミリーや病院のナースに症状を英語で伝えることはとても難しかったですが、無事手術を終えることができました。そして、私は先日美容院に挑戦しました。髪色がかなり明るい状態で渡米したため、5ヶ月経った頃には髪の色がかなりひどいことになっていました。だらしない印象があったため、髪の毛を黒く染めることを決めて、美容院へ向かいました。予約はオンラインでできましたが、髪の毛をどうしたいか、どのようなステップで髪を染めるかなどについては、サロンで美容師と直接コミュニケーションを取らなければならなかったので、かなり不安でしたが、うまく行きました。私は今、鼻にピアッシングをしたいと考えているので、次はピアッシングに挑戦したいです。

写真の共有

①蕎麦

上の写真はアメリカ人のホストファザーに何も伝えずに蕎麦を渡したときに作ってくれた、アメリカンスタイルのそばです。野菜をいくつか入れ、蕎麦つゆにつけて食べるタイプのそばでした。

②ダンスパーティー

上の写真は、ダンスパーティがあった際に美月さんと撮った写真です。これは五年生と六年生のダンスパーティでした。私は、2月の半ばに行われる一年生のダンスパーティにも出席する予定です。

その他(感想、伝えたいことなど)

現時点で私のアメリカ生活も半分を切ってしまいました。自分の性格にもかなりポジティブな変化が見られ、成長できた面がとても多く、うれしく感じています。ここまでの6ヶ月は、とても早かったです。一月は行く、二月は逃げる、三月は去るという表現は、きっと日本でもアメリカでも同じなので、ここでやり残すことがないように、1日1日刻んでいきたいと思います。


H.Aさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・アトランタ教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

お知らせ:自分にあった進路が見つかるメディア『スタディチェーン』の”人気のおすすめ留学エージェントまとめ!”に取り上げていただきました!記事:https://studychain.jp/picks/ryugaku-agent/

【H.Fさん】ポートランド教師インターン生 2025年1月 中間活動レポート

2024年夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
H.Fさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9KP

インターン⽣の紹介

名前:H.Fさん
性別:女性
渡航時の年齢:23歳・新卒参加
担当学年:4年生・5年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

半年前に比べて、生徒との距離はとても近くなりました。距離が近くなったことで日本語
をもっと踏み込んで教えることが増えました。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

・4年生と5年生では日本語レベルに差が結構ある子もおり、ひらがな・カタカナ・漢字を全く書けない子もいれば、ある程度できる子もいるのでその子のレベルに合った指導をすることが増えました。
・みんなゲーム感覚で日本語を学べると楽しそうに勉強している子がたくさんいるので、どんなゲームがいいのか考えて実践し、クラスに合っていたら取り入れたり、合わないと感じた場合にはまた考え直したりしていました。ひらがな・カタカナのマッチングゲームやジェスチャーで言葉の意味を伝える方法を取り入れていました。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

言葉での説明だけだと覚えることが難しいときがあります。その場合は先生が〇〇という単語を言うと、生徒はその意味をジェスチャーで行う方法を取っています。慣れてきたら生徒が一人前に出て、その生徒がジェスチャーする意味を当てるゲームをしていていいなと思いました。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

4年生の行事で日本のご飯をクラス皆で食べるという行事がありました。ちゃんとお茶碗とおわん、お箸を使ってどの位置にお椀を置くのかということも勉強しました。日本語イマ―ジョン教育を実施している学校には、ご両親には日本のルーツがない生徒もいるため、お箸を使ったことがない生徒や日本食文化が全く分からない生徒もいます。そういう生徒に、日本の文化やルールについて学んでもらいました。みんな楽しそうに勉強していていい行事だなと感じました。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

先生のアシスタント(授業内で使うプリントを印刷、準備作成、掲示物作成、授業で使う道具を準備作成など)

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

耳は半年前より慣れてきました。大体こう言うことを言っているのかなとか考えられる余裕が出てきましたし、分からないときは聞き返したりしてコミュニケーションをとっています。しかし、ホストファミリーのお子さんが嫌々期に突入し、ホストと喧嘩ばかりしていたのもあり、この二カ月ホストと話す機会が少なくなって英語が出なかったり、伸びてると感じたことは正直あまりありません。日常会話の機会は以前より減ったと感じます。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

一番印象に残ってるのはクリスマスです。クリスマスといっても日本とは全く違うもので、プレゼントがたくさんあったり家族の時間なんだなと感じました。その他にも感謝祭もとても貴重な時間でした。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

すごく困っていると感じるようなことは特にありません。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

段取りよく準備すること。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

問題や悩み事があってもどうにかなるという精神、アメリカンなリアクションを取り入れられるようになりました。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
生徒との関係性を早く築いて、生徒が今どんなことでつまづいているのかをわかるようにしたこと。

・プライベート
ホストの集まりにはなるべく行ったこと

写真の共有

その他(感想、伝えたいことなど)

長いような短いような半年が過ぎていろんな悩みや問題もあったが、自分の気持ちを優先しないとあとから疲れていろんなアクティビティに参加したり人との集まりに行くのが億劫になるなと気づいた。自分の意思をはっきり示すことは、相手にも自分にもプラスなことなんだと勉強になった。濁すことで相手との関係がギクシャクしたりしてしまう。例えばホストから何か誘われたりした時に、行かないといけないかな。と思いながら参加するのは、自分が疲れてしまうだけになってしまうから、1度参加してみて自分に向いてないなと感じたらしっかり理由も言って、今回はパスするねというのが一番いいなと感じた。境界線を作ることも悪くないなと思った。あと何かをしてもらったりしたときはしっかり感謝の気持ちを伝えるのがいいと思う。


H.Fさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/

【Y. Hさん】ポートランド教師インターン生 2025年1月 中間活動レポート

2024年夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
Y.Hさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9Q9

インターン⽣の紹介

名前:Y.Hさん
性別:女性
年齢:22歳・大学4年になる年に渡航
担当学年:小学校1年生
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

子どもの日本語の吸収速度に驚かされます。アメリカでは9月が年度初めなのですが、その頃に比べて、ひらがなの習得度が格段にアップしていると感じます。2ヶ月に1回ほど、ひらがなの読みのテストがあるのですが、最初は半分も読めなかった子どもが、今になっては8割ほど読めるようになりました。私自身の英語学習と比べてみてもこの伸び率は圧倒的で、子どもたちには本当に驚かされます。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

個別指導では、一人ひとりにあったレベルの教材を提供することを意識しています。具体的には、子どもが少し頑張ったり、少しの助けを借りたりすればクリアできるような教材を作っています。そうすることで子どもたちは、分からなかったことができたという満足感と達成感の両方を感じることができるのではないかと考えています。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

学習に歌を取り入れることの効果の大きさを学びました。年が明けてから、子どもたちは日本文化の一つとして、十二支を学習しています。十二支の動物を覚えるために、歌が授業に取り入れられています。書き取りの練習のときにも、それぞれのがその歌を口ずさみながら書いている様子が見られます。メロディーをつけることで親しみを持たせることができるだけでなく、記憶にも残りやすくすることができると学びました。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

冬休みが明け、日本の正月文化を体験するということで、子どもたちの保護者が所属するカルチャーコミュニティの方々が子どもたちにもちを作ってくれました。味も、しょうゆ、小豆、きなこやのりとバリエーション豊富で、子どもたちもぺろりと完食していました。子どもたちはもちを食べながら、もちがどのように作られるのかを動画で見ていて、関心を寄せていました。私ももちをいただきまして、まさかアメリカで日本文化をこんなにも感じることができるのかと驚きました。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

授業中の主な役割は、子どもが授業に集中できるようにサポートすることです。それに加えて、授業のペースについていくことが難しい子どもについては、その子のそばで一緒にタスクに取り組むということをしています。インクルーシブな教室なので、一人一人に合った声掛けを心掛けています。授業以外の時間だと、メンターの先生のお手伝いをしています。授業で使う教材の準備やプリントの印刷、宿題のチェック、教室内の学習環境を整えるといった内容です。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

普段英語を使うのは子どもや、家でのホストファミリーとの会話のみなのですが、私に話している内容はなんとなく分かっても、子ども同士、ホストファミリー同士での会話は聞き取れないことも多いです。しかし、TOIECのリスニング問題を解いてみると、前よりは格段にできるようになったので、その程度は英語が伸びているのかな?と思います。

普段英語を使うのは子どもや、家でのホストファミリーとの会話のみなのですが、私に話している内容はなんとなく分かっても、子ども同士、ホストファミリー同士での会話は聞き取れないことも多いです。しかし、TOIECのリスニング問題を解いてみると、前よりは格段にできるようになったので、その程度は英語が伸びているのかな?と思います。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

ありがたいことにホストファミリーにはよく旅行に連れて行ってもらいました。サンクスギビングにはカリフォルニア州にあるマザーの実家に行きました。車でゴールデンゲートブリッジを渡ったことが1番の思い出です。みんなで料理を作って、リアルなアメリカのサンクスギビングを体験できました。冬休みには、海岸に旅行に行きました。海辺を散歩して、おいしいクラムチャウダーを食べました。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

特にないです。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

最近は、ルーティン化された授業の一部をメンターの先生に任せてもらうこともあり、その中で今後意識したいことは間を大切にすることです。振り返ってみると、緊張しているときには「次は○○をして、その次は○○をして~」と淡々と進みすぎてしまっていることに気付きました。そうすると、子どももついていけないし、自分もそれに気付けないので、次からは子どもの反応を見ながら進めていきたいと思います。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

今まで日本では狭い人間関係でしたが、留学に来て様々な人と出会っていろいろな価値観に触れたことで、物事に対してそれだけ多くの視点からとらえることができるようになったと感じます。自分だけの考えだと悪くとらえてしまうことも、ポジティブに考えられるようになり、生活の満足度が上がりました。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
子どもたちと何気ない会話を楽しむことで、だんだんと私に頼ってくれるようになってきたと感じています。子どもと教師の関係性の構築は授業の中だけするものではないと、改めて実感しました。

・プライベート
日本にいたときよりも健康的な生活ができているので、いっそのこと「もっと健康的になるぞ!」と思って、散歩をよくしています。

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①ゴールデンゲートブリッジ

②海辺を散歩

その他(感想、伝えたいことなど)

残り2か月楽しみながら頑張ります。


Y.Hさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/

【K. Mさん】アトランタ教師インターン生 2025年1月 中間活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
K.Mさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9Hd

インターン⽣の紹介

名前:K.Mさん
性別:女性
渡航時の年齢:23歳・新卒参加
担当学年:6年生(小学校)
派遣時期:2024年7月
派遣エリア:アトランタ・ジョージア州

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

今月から担当のクラスが一年生から六年生に変わりました。
二学期の間は一年生の担当だったのですが、生徒たちが私に慣れてきて甘えてくるような態度が増えました。しかし、ほとんどの生徒たちとは話せるようになりました。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

クラス全体でワードの復習をテレビを使って行いました。子どもたちの注意を引き付けながら、今まで習った単語を複数の児童を指名しながら到達度を確認することができました。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

印象に残っているのは、担当教師の子どもたちの注意の引き方です。歌やダンスを授業内でも多く取り入れており、子どもたちも中だるみすることなく授業に参加することができています。その中でも、「ぴぴぴのぴ」と言って授業前に気合を入れて姿勢を正す体遊びは特に印象的な活動の一つです。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

スピリットweek、クリスマスのプレゼント交換、冬の音楽会

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

主に一年生では、スモールグループで日本語を教えました。また掲示に使う教材作成や、授業プリントの整理整頓なども毎日行いました。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

一年生のクラスは、日本語を話すことを徹底されていたので、私自身の英語力が少し下がったような気がしました。その分子どもたちと休み時間にたくさん話すようにしたり、ホストファミリーや友人と英語で積極的に話したりしました。また、放課後にも一人で英語の勉強をして英語力を保つことができるように励みました。ホストファザーに発音を訂正されることが多いのですが、空港へ送迎してくれた時に英語が上達してきていると言ってくれたことが嬉しかったです。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

フロリダ旅行、クリスマスパーティー、ピアノ練習、日本レストラン

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

ホストファミリーに誘われた旅行が断れないこと、肌荒れ、指導教員の指導法が合わない時があったこと、車がないため自由に移動できないこと、物価

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

自身の改善として、生徒への指導の一貫性、またメリハリがないことです。子どもたちと話すことが楽しくて、静かにする場面であってもルールを守れていないことがあったので、アシスタントとして指導にメリハリをもっとつけていくべきであると感じました。また、日本語を使って簡単な会話をするときにも子どもたちの関心の持てる話題を常に出せるような会話力を身に付けていくべきだと感じました。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

他の先生方と連携して、授業や学校業務をアシストする力が身についたと感じています。今年からインターンは学期によって担当学年が変わるようになりました。多くの先生の元で様々な教授法を学ぶことができるのですが、その分クラスに適応することが困難だと感じることが時々ありました。今回で学年が変わるのは三回目ですが、先生とコミュニケーションをとり、どのように授業をアシストしていくのか慎重に話し合うことを心がけるようにしました。その結果、その学年が求めているような方法で子どもたちの日本語学習を支援していけているようになりました。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
自分自身が得意だと思う分野をアピールして、先生の授業準備や授業を精一杯アシストできるように心がけました。また、授業外の学校業務についても、日本語だけでなく英語をたくさん使ってアメリカ人の先生、日本人の先生の双方とコミュニケーションをとるようにしました。自分ができること、できないことを担当教員に伝え、無理のない範囲で業務に努めるようにしました。

・プライベート
誘ってくれた誘いには積極的に参加したり、家族とのコミュニケーションも躊躇せずに行いました。クリスマスパーティーにはホストファミリーの友人や家族が大勢来られました。緊張しましたが、全員と話すようにしました。

写真の共有

①あやのさんとサバンナへ行った時の写真です。

②クリスマスディナーのターキーです。

③カリフォルニアでクッキーを食べました。

④学校の掲示物です。

⑤いちばんおいしいベーグルでした。

⑥ホストファミリーへクリスマスプレゼントを買いました。

⑦銃弾が普通に売られています。

その他(感想、伝えたいことなど)

いつもお世話になっております。インターンも残り半分となりました。今は今後の進路も考えながら日々忙しく過ごしております。これからもよろしくお願いいたします。 


K.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
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【K. Sさん】ポートランド教師インターン生 2025年1月 中間活動レポート

今年の夏に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
K.Sさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9HG

インターン⽣の紹介

名前:K.Sさん
性別:女性
渡航時の年齢:23歳・新卒参加
担当学年:2年生・3年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

・担任の先生がお休みされる時、日本語の時間は私が担当することになるのでそのおかげで生徒との距離が近くなったと思います。

・以前は私がなにかしてもほとんど反応がなかったのに、最近「ありがとう」を言えるようになった子がいる。

・サンクスギビングや冬休みなどの長いお休みのあとは2年生も3年生と集中力が普段に比べて持たない。イベントが多いと楽しそうでいいのですが落ち着きがなくなる生徒も多い。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

「これはなんでしょうゲーム(2年生)」

例えば、お題をリンゴとするなら、「これは赤いです。これは丸いです。」など順番にそのお題のヒントを言って生徒にそれは何かを当てさせる。慣れてきたら、生徒に質問させる。(例:それは食べ物ですか?果物ですか?) 今度は生徒が出題者になってもらう。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

↑の「これはなんでしょうゲーム」生徒の反応が楽しそうで良かったし、形容詞など日本語の勉強にもいいと思います。先生がされるのを見ていてずっと自分のクラスでも取り入れたいと思っていたので実行できて良かったです。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

学校のイベント等はありませんでした。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

先生がお休みの日は日本語の時間は私が担当しますが、いらっしゃる日は担任の先生のサポートをします。生徒がちゃんと取り組んでいるか見回ったり、ついてこれない生徒のサポート。3年生では毎週月曜に週末のことについての作文を書くのでそのときのわからないことばや単語の質問の多くは私が受けます。3年生のwinの時間(ランチ前の自習のようなもの30分)スモールグループは毎日します。2年生のwinは担任の先生が忙しいときは急遽私がすることもあります。その他、コピーや丸付けなど雑務。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

少しは伸びたとは思いますが、まだ生徒の言っていることがわからないときは多々あります。でもその場の、状況やジャスチャーでなんとなく察します。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

・バレエ「くるみ割り人形」
・ピトック邸
・オーケストラコンサート
・韓国料理
・エチオピア料理
・冬休みに、ホストマザーの姪っ子さんが遊びに来ていたのであちこち一緒にに連れっていってくれました。
・クリスマスプレゼント開封
・サンクスギビングとクリスマスにはホストファミリーのお友達のお家でご馳走になりました

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

・大学を卒業してしばらくたったからなのかこのタイミングで、ワードの使用期限が完全に切れて困っています。

・朝学校に向かうためバスを待っていると、ホームレスらしき人が話しかけてきた時は、朝早くて真っ暗だったというのもあって怖かったです。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

少しずつ自主的に行動できるようになりましたが、まだまだ足りないと思います。もっと意見を出したり、もっと積極的に生徒に関わっていきたいです。 それからルールは大事だけど、あまり決め決めなのもよくないなと思い始めました。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

良い意味で、あまり細かいことは気にしなくなって前よりも神経質が少し治ったような気がします。あと柔軟性が身についたと思います。少しは余裕が持てるようになりました。先生にそこまで重要なことでなければわざわざ確認しなくても、自分で考えて行動したり、先生にもっとこうしたらいいと思うことなどを提案できるようになったことです。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
シャイマン先生がやられていた「これはなんでしょうゲーム」を2年生でできたこと。その日は担任の先生がお休みで不安でしたが、割とよくできたと思いますし、生徒たちも楽しそうにしてくれてとても嬉しかったです。 クリスマスに生徒から沢山プレゼントをもらったので、お返しにカードを作ってみんなに渡したことです。

・プライベート
強いて言うなら、できるだけパーティーや集まりには顔を出すようにしていること。

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①ブラックビュート登山

インターンと親の会でブラックビュートに登りました。かなりきつかったけど本当に綺麗でした。同じ家で暮らすことでより距離が近くなれて嬉しかったです。それまであまり知らなかった4月組とも仲良くなれたし、いろんな話ができました。

②クリスマスツリー点灯式

インターンのみんなとダウンタウンのクリスマスツリーの点灯式に行きました。なかなか点灯しなくて寒い中みんなでまだかまだかと待ったのもいい思い出です。

③ピトック邸

ホストファミリー(娘さん)と紅葉が綺麗な公園で。その後、ずっと行きたかったピトック邸にも連れて行ってもらいました。日本とはまた違った素敵な秋がいっぱいでした。

その他(感想、伝えたいことなど)

半分が過ぎたと聞くと、早いようにも感じるし、ここに来たのがすごく昔のようにも感じます。たまに自分今アメリカにいたんだったとふと気づくようなことが最近多いです。安定してきたこの環境は心地の良いものであるけど、最近ちゃんと自分と向き合うのを避けたり、チャレンジ精神というか情熱があまりないような気がします。そのために、たまに立ち止まって自分の目標や気持ちを整理したいと思います。それから新しい何かを始めたり何か挑戦したいと思っています。あと半分、後悔のないように毎日大切に丁寧に過ごしていきたいです。


K.Sさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
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【T.Sさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月活動レポート

インターン⽣の紹介

名前:T.Sさん
性別:女性
渡航時の年齢:21歳(大学生)
担当学年:1年生
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:ポートランド・オレゴン州

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

私は一年生のL先生のクラスを担当しています。午前と午後でクラススイッチがあり、関わりがあるのは1学年4クラスのうち、2クラスです。日本語ネイティブの子供は各クラス片手に収まる程度なため、まだまだ英語で教える割合が多い状態です。少しずつ生徒たちが理解できる日本語を増やしていっています。

担当の先生について紹介してください

メンターのL先生は一年生こそ厳しく指導するべきだという考えを持たれている先生です。クラスのルールを守らない生徒がいれば、見逃すことはせずに理解するまで話をしている印象があります。クラスのアクティビティに参加することを嫌がる子や、先生の話を集中して聞くことが苦手な子には一人一人に専用の目標達成シートを用意します。全員に同じ方法で向き合うのではなく、それぞれに会う形を探す姿勢が非常に印象的な先生です。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

授業内で自分が主導権を握って指導することはまだほとんどありませんが、生徒と関わる中で「~しないで」「やめて」といった否定的な言葉を使用する代わりに、「代わりに~しよう」「~やってみよう」と肯定的な言葉で生徒に声をかけるように心がけるべきだと感じました。思うように動いてくれない生徒には別の角度からのアプローチが必要なのでカーペットで先生の話を聞く時間にじっと座る事が苦手な子には立ちながら、または椅子に座りながら聞くことを許可するなどの柔軟な対応も学びました。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

リッチモンド小学校では午前と午後で日本語と英語をスイッチする方式をとっています。日本語クラスと英語クラスの先生が連携をとって特に算数の授業は英語で習ったものを日本語でもう一度学習するようになっています。日本語で算数を学ぶのはまだまだ難しいので、復習という形をとっています。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

Back to school night という放課後に生徒が保護者を連れて学校を案内する行事とRun 4 Richmondという生徒が校庭を走った回数に応じて学校にお金が寄付される行事に参加しました。前者は今期がスタートしてから初めて私を含めて対面で会う機会でした。保護者の方には積極的に挨拶をして信頼関係を築くように心がけました。後者のチャリティーイベントでは生徒たちが走った分だけ学校に寄付されるという仕組みが日本の小学校ではあまり見られないシステムだと感じ、新鮮に思いました。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

授業教材の準備、課題のチェック、休み時間のグラウンドでの監督、授業中にメンターの先生と分担して演習の時間は進捗度を確認する、といった役割があります。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

一年生ということもあり授業中は5,6割ほど英語で生徒と話しています。一部の日本語ネイティブの生徒を除いてほぼ100%生徒は英語で話しかけてきます。授業中は英語を使う事も有りますが、日常会話をする際は必ず日本語で返すようにしています。

1日のスケジュールについて教えてください。

・平日
7時45分に出勤し午前クラスの授業を11時ごろまで行います。30分のランチ休憩の後は午後のクラスが2時30分まであります。そのあとは宿題のお手伝いやアフターワークをして日によって異なりますが4、5時に退勤します。
・週末
連休があれば旅行をします。通常の土日休みは一日家で休む日とダウンタウンに出て散歩をしたり、映画を見に行ったり、スポーツをしたりと活発的に動く日を設けています。

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

平日は晩御飯を食べた後、テレビタイムでドラマや映画を一緒に見る時間があります。週末は朝ご飯を食べに出かけたり、スーパーに行ったり、映画を見に行ったりと積極的に様々な場所へ連れて行ってくれています。

これまで現地で困ったことはありますか?

ホストファミリーの気遣いもあって特に困ることなく快適に暮らせています。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

生徒の短期的な達成目標ばかりをみるのではなく、メンターの先生ともコミュニケーションをとって長期的な達成目標を共有していきたいと思いました。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

教育関係の専攻ではないため、教育分野の知識がほとんど無かったのですが、教育の仕事についている方々の苦労を身に染みて感じました。新しいことを学ぶときには、疑問に思ったこと、引っかかる事など小さなことであっても書き記しておいたり、先生に聞いたりする姿勢が後々自分の糧になると学びました。そういった習慣が身に付いたのがここ数か月で感じた自分自身の成長です。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・教師アシスタント
授業内の演習中に本当に助けを求めている生徒を見逃さないように出来る授業形態を考えたいです。
・プライベート
ポートランドのダンスクラブがあれば参加してみたいと思っています。学校関係以外の人ともつながりを持てたらと考えています。

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①Farmaers Marketでの花屋さん

②ナイキのレンタルサイクル

その他(感想、伝えたいことなど)

目的をもって過ごさないとあっという間にこの一年は終わってしまう事を実感しました。


S.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
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アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
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【H.Aさん】アトランタ教師インターン生 2024年10月活動レポート

インターン⽣の紹介

名前:H.Aさん
性別:女性
年齢:21歳(大学3年生)・休学参加
担当学年:幼稚園、2年生・4年生・5年生(小学校)
派遣時期:2024年8月
派遣エリア:アトランタ・ジョージア州

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください。

私は、1学期に小学校2年生を担当しました。2年生は45人くらいで、2クラスあります。日本語が第一言語の生徒は全体の3分の1くらいです。男女共に仲良く、助け合いができる学年です。モチベーションが非常に高い生徒が複数おり、活気に溢れています。今は2学期なのですが、小学校4年生と5年生を担当しています。4年生はどの生徒もとても元気で、毎日笑い声と笑顔が絶えません。5年生は先生の指示にすぐ従うことができ、学校内やクラス内のルールをほとんどの生徒がきちんと守ることができる、誠実な生徒が多い学年です。

担当の先生について紹介してください

U先生:2年生の担当であるU先生は、生徒全員から愛される、とても熱血的な先生です。いつもユーモアあふれる授業をしてくれて、生徒らはみんなU先生の授業に釘付けです。スモールグループに分ける授業と、全員で一緒に行う授業で分けており、教科やその単元において最も効果的な方法で教えているのだと感じました。

H先生:5年生の担当であるH先生は、人柄はとてもU先生と似ており、ユーモアに溢れていて、生徒一人一人についてしっかり認識している先生です。愉快な先生ですが、威厳があり、時と声で生徒たちの注目を集めて指示をします。H先生のクラスでもスモールグループを用いて行う授業と全員で一緒に行う授業がありますが、全員で一緒に行う授業においては、授業に参加しない生徒が出ないような工夫がなされた授業展開が多く、全員を参加させるためにすべきことがよく学べます。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。

2年生では、おもに、日本語の発達度合いに応じて分けられたスモールグループのうちの1つについて、ひらがなを教えるということをしていました。その際には、マス付きのプリントにひらがな50音を書いて、なぞったり練習したりすることができるプリントを作っていました。また、5年生の日本語クラスでは、同じようにスモールグループの1つを担当し、そのグループでの活動で使うフラッシュカードを作っています。大きな字でひらがなを書き、絵も添えることで、イラストとセットでひらがなを覚えてもらうために、丁寧に作成しています。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

あいうえおの発音を覚えるために、国語の時間にあいうえおの歌を歌ったり、50音をつかった詩を朗読したりするアクティビティはとても効果的だと感じました。生徒らも、勉強には抵抗があるけれど、歌を歌うというアクティビティは大好きなので、抵抗感なく取り組めていたと感じます。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

 学校内ではさまざまなイベントがあります。いじめ防止のためのNo Bullying Paradeや、日本語を第一言語としない生徒へ向けた、読み聞かせ会などのファミリーエンゲージメントイベント、フィールドトリップなどに参加しました。加えて、ジョージア州で行われる日本の文化を広めるためのお祭りであるJapan Festでは、ICAGの学生たちがステージに出演し、日本語と英語が組み合わせられた曲を披露していました。このイベントにはジョージア州外からもたくさんの人々が訪れ、日本という国が多くの人々から愛されていることを認識しました。

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。

このインターンシップはアシスタントティーチャーなので、先生のサポートがメインです。しかし、私の学校では、日本語の発達度合いに応じてグループ分けを行い、そのスモールグループでの活動をとりいれているため、そのグループのうち1つのグループを担当して教えることもあります。そのグループ活動で使うプリントや単語を覚えるためのフラッシュカードを作るなど、教材作成のお仕事をすることもあります。また、生徒が、教室の外へ出るときに彼らに付き添ったり、バスルームに行くときに見張りをしたり、先生が快適に授業を行えるように行動することもあります。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

ホストファミリーは日本語が話せないので、基本的に英語を使いますが、ホストシスターなどに日本語を教えるときなどは、日本語を使います。学校内では、自分が担当するクラスの先生によって使用頻度は異なります。日本語のクラスでも英語を使って説明を補足する先生もいますが、日本語のクラス内では英語を用いることを禁じ、徹底して日本語を用いる先生のクラスでは、一切英語を使いません。しかし、日本語の先生以外の先生は基本的に日本が話せないので、先生たちと会話するときは、英語を使います。そのため、1日の英語の使用割合としては、50%から60%です。

1日のスケジュールについて教えてください。

・平日
05:40 起床
06:30 出発
07:15 学校に到着
07:30 始業
15:30 退勤
17:00 家に到着
18:00 夕飯
23:00 就寝

・週末
10:00 起床
15:00 勉強
00:00 就寝

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

私は、2回ホストファミリーが変わったのですが、1家庭目のホストファミリーとは、休日にたくさんお出かけをしました。ストーンマウンテンやジョージア水族館、モールなどに連れて行ってもらい、小学生と幼稚園児のホストブラザーたちとも楽しく遊ぶことができました。次のホストファミリーは、ホストシスターがさまざまなアクティビティに参加しているので、休日は勉強とそのアクティビティで忙しく、あまりお出かけすることはできませんでした。しかし、平日仕事が終わった後に一緒にジムへ行ったり、ディナーに行ったりしました。また、ホストシスターがハイスクールで日本語を勉強していたので、日本語で会話をしたり、日本語や日本の文化を教えたりと、文化交流をすることもできました。

これまで現地で困ったことはありますか?

アメリカへ来て困ったことは、医療についてです。やはり、どれほど万全の状態で来てもこちらで体調を崩したり、怪我をしたりすることはあります。病院を受診する際に、自分が加入している保険が適用される病院を探さなければなりません。しかし、日本の留学生用の海外保険が適用される病院はほとんどなく、結局CHIの国際保険が適用されるところを探して病院を3件回りました。治療費は概ねカバーされるのですが、薬代がかなり高額でとても落胆しました。また、私はアトピー肌なので、渡米前は皮膚科に通院しており、薬も大量にもらっていたのですが、思いのほか早く使い切ってしまいました。資金も限られているので、むやみに受診はできず、今は市販の薬を用いているのですが、やはり効果は弱く、日々肌荒れに悩まされています。そのため、薬についてはもう少し考慮すべきであったと考えています。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

改善点としては、英語力の低さが第一に挙げられます。英語力に関しては、自分自身で勉強することや、生徒やホストファミリーとコミュニケーションをたくさん取ることなどによってインプットとアウトプットを繰り返して身につけていきたいと感じています。2つ目としては、威厳のなさが挙げられます。私はあくまでもアシスタントティーチャーなので、生徒らと親しく、近しい存在でありたいと感じていますが、やはり教師としての威厳がかけていると、指示や注意が通りづらいです。この威厳のなさには英語力の低さも関係していると考えているため、英語力を改善しつつ、他の改善策については模索していきたいです。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

今まで、人に相談することを苦手に感じていましたが、日本とは苦悩の数が日にならず、1人では解決することができないことが増えたことで、少しずつ相談する癖がついてきました。ランチタイムに、メンターの先生とお話しする機会があるので、その際に自分のことや、生徒の様子などをよく相談しています。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。

・教師アシスタント
 新入生の子たちのひらがな学習方法として、かるたを取り入れてみたいです。絵を描くことが好きで、フラッシュカードも楽しく作ることができたので、次はカルタ作りに挑戦してみたいです。

・プライベート
 私はバレーボールをすることが趣味なので、どこかの大学や地域コミュニティのバレーボールチームに参加してみたいです。学校内にしか伝手がなく、今はまだ友達が少ないので、バレーボールなどを通して友達を増やしたいと感じています。また、季節ごとのイベントや、お休みの日にさまざまなところへ旅行してみたいです。

写真の共有

私がアメリカに来てとても印象的だったことは、空が広いことです。日本は高いビルが密集しているため、建物の間から覗く狭い空しか見えません。しかし、アメリカでは、高い建物ももちろんありますが、建物同士がかなり離れており、駐車場や道路の幅も広いため、空がひらけて見えます。

その他(感想、伝えたいことなど)

在学中に、外国で、社会の一員として働くという経験は、本当に貴重で、このインターンに参加して良かったと感じています。今は楽しいことよりも悩むことの方が多いですが、帰る頃にはすべていい思い出になっていると思うので、これからも頑張ります。


H.Aさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・アトランタ教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

セミナー実施のお知らせ

参加登録:登録フォーム

残り2枠【12月7日(土)午前10時~】アメリカ教師インターン無料オンライン説明会!

アメリカの公立学校で、日本語教師アシスタントとして活躍ができるアメリカ教師インターンシッププログラム。説明会では、2025年8月~2026年5月まで参加できるアメリカ教師インターンシップについて説明致します。現役インターン生が参加くださいますので、体験談を参考にしながら、プログラムについて深く知って頂ける機会になればと思っております!

セミナー日程


日時:2024年12月7日(土)午前10時~11時 ※日本時間

場所:オンライン

参加費:無料

参加申し込みはこちら

セミナー内容

  1. アメリカ教師インターンシップとは
  2. 現役インターン生による体験談
  3. 応募要件
  4. プログラム料金
  5. 質問コーナー

インターン生に直接質問できるチャンス!

インターン生よりインターンシップの活動内容や、エリアの特徴、学校の特徴、プログラム参加を通じた成長などなど、あれこれを直接お話いただきます。最後には質問コーナーの時間も設けますので、気になることはなんでも質問してみましょう!

参加申し込みはこちら


アトランタの教師インターン詳細はこちら☟

【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
S.Mさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9oh

インターン⽣の紹介

名前:S.Mさん
性別:女性
渡航時の年齢:23歳・新卒参加
担当学年:9、10、11、12年生(高校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

9年生は高校生になったばかりのため、90分の授業に集中して臨むことが難しいように見えます。友達と話すことが好きな子が多く、生徒間の英語での会話が多いです。

10年生は日本語の試験が来年にあるので、それに向けて主に試験対策の勉強をしています。文法の勉強もしているため、正しい日本語で話す練習を行っています。

11年生は12年生と合同クラスになって、昨年よりも落ち着いて勉強をしているのではないかと思います。

12年生は、大学の申し込み等でとても忙しそうで、日本語に対する集中力は低下してしまっているかもしれません。ただ、みんな自分の将来のため、一生懸命課題に取り組んでいます。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

日本のドラマ「Eye Love You」をベースに会話のスキットを作らせ、実際にクラスの前で登場人物になりきって演じさせるワークを行いました。みんな想像力が高く面白いスキットを作って、役になりきって楽しそうに演じていました。また、スキットを作ってもらう前に、YouTubeでドラマの胸キュンシーンを見せ、生徒たちの想像力を膨らますことができたため、このワークが成功したのではないかと思います。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

11年生と12年生はアメリカと日本の政治について勉強しています。学習目標が「アメリカと日本の政治について説明できるようになる」というもので、スピーキングとライティングが課されます。「衆議院議員」「国会」「抑制と均衡」など、普段の会話では使わないような単語を上記の目標を達成することができるように一生懸命覚えていた姿が印象に残っています。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

スピリットウィークが印象的でした。パジャマやカウボーイなど曜日によって服装が指定されており、生徒たちや先生はその曜日に合わせてコスプレをします。

金曜日にシニア(12年生)だけ特別に古代ギリシャの服装を着ることができ、シニアみんなでジムに集まりダンスを見たりしました。

また、日本語イマージョンには「生徒会」というイマージョンの生徒たちが運営しているクラブがあり、日本文化にまつわるイベントを企画し、生徒たちが日本の文化を楽しめるイベントを開いています。前回のイベントは餅パーティーで、生徒会のメンバーたちが餅を作り、100人以上の生徒たちが餅を食べにきました。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

主に机間巡視をすることが私の役割です。生徒がタスクを理解できているか確認したり、支援が必要な生徒のサポートをしたり、先生の話を聞かない生徒には聞くように声をかけたりしています。 また、生徒たちは、私と日本語で会話をしながらお昼ご飯を一緒に食べるというタスクがあり、エクストラクレジットが欲しい生徒は私と一緒にお昼ご飯を食べています。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

4月当初はホストファミリーたちの会話は50%ほどしか理解できていませんでしたが、今は70%ぐらいは基本聞き取れることができるようになりました。ただやはり自分に身近ではないトピックや会話のスピードが速くなったり、複数人の会話になると、リスニングに必死になってしまいます。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

今はハロウィーンの時期なので、ホストファミリーと一緒にカボチャ狩りに行って、そのかぼちゃをジャックオーランタンのようにみんなで彫りました。他にも紅葉の時期にポートランドにある日本庭園に一緒に行って、落ち着いた休日を過ごせました。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

前任のメンターの先生が急遽日本に帰国することになり、先生が不在の期間が1ヶ月ほどありました。その際に自分で授業をできる機会があったのですが、クラスルームマネージメントについて、とても悩みました。マネージメントができていないと、どんな良いアイディアやワークを持っていたとしても、教室が学級崩壊のような雰囲気になると、身をもって学べました。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

明確な指示を出すことに苦労したため、視覚情報を提示しつつシンプルで簡潔な日本語でワーク等の説明していきたいです。また、生徒に話しかけることがたまに億劫になってしまうことがあるため、積極的に話しかけたり、励まし等の声がけをしていきたいです。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

9月は何回か授業を実施できる機会に恵まれ、不安は持ちつつも逃げずに楽しんで授業できたことが自分の成長した点だと思います。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
9年生と11年生、12年生の授業を実施できたことです。主に文法指導を行いましたが、視覚の情報や例文を提示して、明確かつシンプルな指示がいかに大事であるかを学べました。また、クラスルームマネジメントにとても苦労しました。

・プライベート
ハイキングにハマっており、地元のmeet upのグループに参加して、自然の中、人と交流することを楽しんでいます。勇気を出して20、30代のハイキングmeet upに参加しました。急な斜面の中、休憩なしで早く歩いたため、良い運動でした。

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①ホストマザーと日本庭園に行きました。ポートランドの日本庭園はとても落ち着いていて、日本の慎ましさや素朴な美を表していました。

②ホストファミリーとかぼちゃを彫りました。私が彫ったかぼちゃです。

③ドラァグブランチに行った際に、ドラァグクイーンと撮った写真です。ドラァグクイーンの人たちは歌を歌ったり、ダンスをしたりと、観客たちを楽しませてくれます。

その他(感想、伝えたいことなど)

9月は前任のメンターの先生がいなくなってしまったことはとても悲しかったですが、新しい先生が10月に赴任し授業観察をしている上で参考になることがとても多いです。今の時期は雨や曇りばかりで鬱々しやすい時期ですが、この経験が今後にいきるように残り5ヶ月頑張っていきたいです。


S.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。

アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/




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