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【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート

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【S. Mさん】ポートランド教師インターン生 2024年10月 中間活動レポート

今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
S. Mさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒https://wp.me/p5xkZc-9mS

インターン⽣の紹介

名前:S. Mさん
性別:女性
渡航時の年齢:24歳
渡航前の職業:中学英語教師
担当学年:8年生(中学校)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド

Q&A形式 活動レポート

折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?

9月から生徒たちは一つ学年が上がったので、正直初めて会う子どもたちばかりで、全く生徒たちを知らないままのスタートでした。まずは生徒たちを知ることから始めましたが、前回の8年生と同様に、一生懸命頑張ろうとする子が多いです。10月に私の出身でもある富山県の南砺市から国際交流の一環で中学生が来るので、生徒を迎え入れるために現在テーバーの生徒たちは自己紹介やポートランド市を説明するための練習を繰り返し行なっています。実際に日本語を活用する場面が明確になると、生徒たちのやる気も増し、言語活動に価値つけ及び意味をもたらすことができていると思います。10月も終わりに近づき、生徒とも普段の会話や授業内でわからないところを教えていくうちに距離が縮まったと感じています。

直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。

新しい文法で受け身形を学習した際に、文法の構造や形だけを説明するのではなく、「実際にどのようなときに使うのか」に重点を置いて説明しました。特に、受け身形と聞いて、生徒たちは何を想像するのかを私自身も考えていました。例えば、「受け身」だから「受けること」であって、つまりは自分が相手から何かをしてもらうこと、または物や事が何かしらの要因によって影響を受けること、などを生徒たちにイメージさせていました。そのイメージが明確になった段階で、これまで習った動詞をできるだけ多く制限時間内に考えてもらい、受け身形の形に規則正しく直す活動をしました。受け身形への変換に関しては、動詞の原型が「食べる」であった場合、「食べれる」というひらがな表の母音または子音の行の第三音を取り、そのあとに「れる」を付けるだけだと説明すると、変換規則がはっきりとわかるので生徒たちも分かりやすかったようでした。

直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

社会の授業では、南砺市の生徒たちへのもてなす準備を進めてきており、生徒たちがポートランド市を紹介するために生徒たち自身ももっと自分の住んでいるまちについて知ろうという授業が多くありました。その中で特に、自分の街のマインドマップを作って、紹介したいカテゴリーを6つほど作ることにしたのですが、その活動が日本語のクラスで習った文法と結びついて生徒にとっては実際に習った知識を活用する場面になっていたと感じたので、このような形で日本に帰った際にもクラスを作りたいと思いました。

直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。

10月上旬には、保護者と生徒が各教室や学校の校舎内を参観するBack To School Nightという行事がありました。そこで、8年生の保護者の方々とお話しし、実際に普段の学校や家庭での様子について伝えたり聞いたりして、信頼関係も少しは構築できたと思います。

自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。

8年生は行事や授業内で学ぶ事柄が多く、毎日忙しいです。行事やイベント等で使用する名簿の作成や、漢字練習問題やテストの作成、来年度の修学旅行に向けての準備も進めています。また、ワークシートの印刷はもちろんのこと、テストの点数記入も行なっています。

英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。

英語力は、今までの生活を通して大きく伸びていると思います。特に、ビジネス英語で頻繁に扱うことの多いメールの書き方の不安も特になく、保護者の方や教職員とのメールのやり取りも問題なく行えています。気づけば、日本語のように長くなりすぎず、かつ丁寧で簡潔に依頼文を作成することもできるようになっていました。また、日本に帰国した際にさらに英語教員として磨きがかった状態でいられるように、現在は発音指導の資格の取得に励んでいます。そこでは、エッセイの提出が求められるのですが、エッセイもアカデミックから専門的な表現で、要点を明確にして書くことができるようになっていました。自分の英語をESLの先生やホストに確認してもらうようにして、客観的に見てもらい、アドバイスをもらっています。普段の日記も英語で書くことや英語の本を読むこともコツコツ続けています。

直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?

10月になってホストファミリーも変わり、現在のホストとはパンプキンパッチに行ったり、そこで採ったかぼちゃを一緒にペイントしたりしました。特別なイベントがなくても、週末には一緒に買い物に行ったり、夕食を食べながら笑い合ったりと、毎日笑顔の溢れる生活を送っています。

直近3ヶ月間で困ったことはありますか?

生活面では特にありません。今はありませんが、仕事面では夏休みが明けてからインターンとしての仕事以上のことを実はやっているのではと思う場面が多々あり、困った時期がありました。その線引きが学校の先生の中でも曖昧になっているのではと思うこともあります。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。

大切な行事の日程が決まっているにも関わらず、うまく情報共有がされていなかったことが原因で、土壇場になって焦って動く場面がいくつかありました。何事においてもそうですが、見通しを持って動くと計画に支障も出ず、物事はスムーズに運ぶので、今後は情報の共有を躊躇わずに依頼し、私が動けるところは他の先生方よりも先回りして動きたいです。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。

自分の意見がしっかりと伝えられるようになりました。立場関係なく、自分の状況は〜なので、〇〇してほしい、などの自分にとっても相手にとっても大切な意見を言えるようになりました。意見が通るか通らないかは別として、まずは相手に伝えてみようという思いで自分から意見を伝えることはコミュニケーションも円滑に、かつ明確にしてくれるので、大切だと改めて感じています。

これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたこと、プライベートでチャレンジできたことを教えてください。

・教師アシスタント
「自分たっだらこうするだろう」という考えを常に持つようにして授業でのアシスタントを行なっています。想像力を働かせていると、自分が目指したい教授法やクラスの理想像が明確に見えてきます。先読みする行動力と想像力をこのアシスタントの仕事を通してさらに強くできました。

・プライベート
今後自身が歩みたい教育におけるキャリアの道が明確になったことで、自身が身につけておくべき資格や能力も分かり、前述したように資格の取得に取り組む決断をして、有言実行に向けて行動しています。プライベートの中でも勉強に取り組み、毎回新たな発見を得られています。帰国までに、英語発音指導の資格に加えて、CELTAも取得できるよう、タイミングを見極めながら着実に力をつけることができています。

写真の共有

①先日ミュージカルのWickedを見に行ったので、かぼちゃに描いてみました。

②小学校にインターンしている友人と、Corn Mazeの入り口で撮った写真です。

③前のホストとのお別れ前に、アイスを食べに行きました。

その他(感想、伝えたいことなど)

特にありません。


S.Mさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がありましたら以下プログラムページをご確認ください。

アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/



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