【K. Hさん】ポートランド教師インターン生 2025年3月 最終活動レポート
昨年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
これまでの活動レポート
- 第一回活動レポート⇒https://wp.me/p5xkZc-9py
- 第二回中間活動レポート⇒https://wp.me/p5xkZc-9It
インターン⽣の紹介
名前:K.Hさん
性別:女性
年齢:22歳・新卒参加
担当学年:幼稚園生(kindergartner)
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
改めて、担当したクラス、学年を紹介してほしいのですが、各クラスや各学年の特徴、生徒の様子・雰囲気なども交えて紹介してください。
幼稚園児は本当に本当に可愛くて、毎日笑わせてくれます。入園当初から3月現在を比較するととても成長しました。1人でできるようになったことがたくさんあります。日本語を全く知らない子どもたちが今ではひらがな4分の3を読んだり、書いたりできます。雰囲気で私たちが日本語で何と言ってるか理解して、積極的に日本語で話してくれます。幼稚園の毎日は私的にはカオスでした。手のかかる子どもが1クラスに1人ずついて、その子が何か問題を起こすと、クラスマネジメントの方法がかなり変化するので、その時はK先生又は私が全体を教える又はその子の対処という形になります。”なんでこうなったの?”ということしか起きませんが、子どもたちが”I love you Hikaru”と言いながらハグをしてきたり、手紙をたくさん書いてくれるのでそれが癒しでした。
担当の先生から学んだ教授法や、クラスマネージメントのコツ等を教えてください。
担当の先生は常に冷静で、どんなことも笑って、”キンダーだからこんなもんだよ〜。”と言っています。自分の感情と出来事を切り離しながら、仕事をすることが長続きする方法だと思いました。子どもたちにリマインドを3回与え、もし子どもが3回リマインドをもらってしまったら、スティームタイムに先生と話さないといけないなど、何か悪いことをすると、先生と話さないといけないなど、何かしらのしつけをしていました。また、日本語を全く知らない子どもたちに、最初から日本語でずっと話しかけて、日本語の耳を育てていることが印象的でした。
自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。
最後に浦島太郎の授業をしました。教材作りから授業まで自分で考えて作りました。1日目に、浦島太郎の登場人物確認と浦島太郎の動画視聴、リテールとして絵を描く作業をしました。2日目に、ウミガメの特徴(博学的な部分)、ウミガメが絶滅危惧種であること、どんなウミガメに乗って竜宮城に行きたいか、カメのデザインを描きました。子どもたちは日本の昔話が大好きなので、食いつき気味で動画を見て、一生懸命リテールで絵を描いてくれました。ウミガメの特徴スライドでは、子どもたちはとても理科的な内容に興味があるようで、楽しそうにウミガメのことを学んでいました。また、カメが絶滅危惧種であることやその原因を伝えると、全身で悲しみ、自分たちには何ができるか一生懸命考えていました。その後、カメのデザインを描く活動では、各自凝った可愛らしいデザインを描いていました。


担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
担当の先生の日本語を95%以上使って授業する、子どもたちと会話をするのが印象的でした。最初は何で日本語を話し続けるのか全く理解できませんでしたが、徐々に子どもたちが何となく日本語を理解して、子どもたちが日本語を積極的に使って先生たちに話しかけたり、子どもたち同士で日本語を使っているのを見ると微笑ましかったです。また、担当の先生は全ての子どものレベルに応じた授業や教材を準備していました。日本語がよくわかる子どもには、幼稚園児以上のレベルの教材を与え、レベルが低めの子どもにはスモールグループで日本語の勉強をしたりしていました。
直近3ヶ月間で参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
オークションやインターンさよならアッセンブリー、フェアウェルなどに参加しました。キンダーの子どもたちはまだ幼いので、私がいなくなることを分かってるようで分かっていませんでした。
自身の業務内容、学校での役割について教えてください。最初と変化はありましたか?
キンダーはオフィスから割り振られる仕事も多く、大変な時期もありました。他の学年と比べるとキンダーは出来ることが少ないので、子どもたちの登下校時、バックパックの時間はとても忙しく、私と担当の先生では人手が足りないくらいでした。
英語力の成長を感じますか?
感じます!トピックにもよりますが、ほぼ全てのトピックで相手が何を言っているかわかるようになりました。また、自分の考えもナチュラルに言ったり、スムーズに会話が出来るようになりました。でも、疲れているときは何を言っているのか全くわかりません。
直近3ヶ月間で、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
ホストファミリーとの関係は順調です。ボードゲームをしたり、お菓子を作ったり、映画を観に行ったり、たくさん一緒に時間を過ごしています。
直近3ヶ月間で、困ったことはありますか?
特にありません。
このプログラムを通して、ご自身が成長した点、これからの課題点や課題に感じる点を教えてください。
成長:世界や社会を見る視野が広がり、更に自分に自信がつきました。1年間海外で暮らしてみて、自分がどんな人間なのか、どんな性格なのか、どんな風に問題解決するのか、どんな風に人間関係を構築するのか、自分にはどんな環境があっているのか、など自分を更に深く知ることができました。辛いこともたくさんあって、たくさん泣いて、日本に帰りたい瞬間も何度かありましたが、ポートランドでの生活が私にはあっていて、ストレスフリーな日々を過ごせました。辛い時はお母さんと電話したり、インターン生と話したり、現地コーディネーターさんに助けを求めたり、ホストマザーに泣きながら話したりと自分の心が軽くなる方法で、助けてもらいながら何とかここまでやってこられました。
課題:これは私の性格に大きく関係していますが、私は単純で、信頼する人の一言で自分の意思が簡単に変わります。なので、自分のキャリアの軸を曲げず、自分のペースで目標を達成したいです。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
・帰国後のキャリア
日本で1年間、非常勤の教員として働く。
・プライベート
貯金する。
TOEFL90点。
英検1級合格。
自然と触れ合う。
家庭菜園をする。
インターン期間中にできた新たな趣味や、みつけたお気に入りスポットなどを教えてください。
プライベートが楽しくて、充実していたのは仲良くなったインターン生がいたからだと思う。彼女と出会えて、たくさん色んなことができてよかった。
・古着屋巡り
・カフェ巡り
・絵を描く
・アメリカンフットボールの試合観賞
・ハイキング
写真の共有
①キンダー黄色組

②キンダー緑組

③ホストファミリーとサンタバーバラ旅行

③ホストファミリーとクリスマスとハロウィン


その他(感想、伝えたいことなど)
田中さん、お世話になりました。今後もご縁があれば、よろしくお願いいたします。
活動レポートをご提出いただきありがとうございました!アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/




