【H.Sさん】ポートランド教師インターン生 2025年10月 中間活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
H.Sさんの第一回活動レポートはここからご確認ください。⇒ https://x.gd/gwJnV
インターン⽣の紹介
名前:H.Sさん
性別:男性
渡航時の年齢:19歳(大学2年終了後渡米)
担当学年:高校生(9-12年生)
派遣時期:2025年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
折り返し地点ですが、担当するクラスの生徒達に変化はありますか?
学年が上がり、9年生に新しい生徒が来ました。新10年生は学年が上がるタイミングですごく大人になりました。精神的な成長が大きく見られます。新11年生はAPテストが一段落し、日本語能力に少し低下が見られます。新12年生は大学進学の為に日々エッセイを書き続けており、とても忙しそうです。10-12年生は昨年度よりも距離感が縮まり学校外でも声をかけてくれる事や校内でも名前を呼んでくれることが増えました。
直近3カ月間に自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。
新しいセメスターが始まってから、授業中に落ち着きのない生徒たちにどう対応するかを重点に置きました。とにかくお話が大好きな生徒なのでちゃんと聞いているよと示すために常に顔を向けて話を聞きました。その生徒は先生の指示の最中にもお話が止まらないので、そういうときはジェスチャーを使って今は話す時間じゃないと伝えました。机の上にパタンと手を置いて今はダメと伝えました。結果として、毎授業隣に座るように求められたり、大きな声で名前を呼んでくれるようになりました。次に褒め方です。これでもかと毎回大袈裟に褒めることはもちろんですが、できる限り全員とハイタッチやグータッチ、ハンドシェイクなどを行い出来たことを褒めつつ距離を縮められるようにしています。
直近3カ月間に担当の先生がやっていたことで、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
メンターの先生は2ヶ月おきくらいに日本語の歌を歌います。そして、今回は10年生のクラスで新しい歌を始めたのですが、クラス内アクティビティは「歌詞に合わせたダンスをしよう」でした。グループ毎にいくつかのパートを担当し英語訳した歌詞の意味をダンスで表現します。体を使って覚える1種のTPRと呼ばれる教授法だと教えて頂きました。クラスの反応は真っ二つに別れました。すごく楽しそうにやる生徒もいれば恥ずかしそうな生徒も。一生懸命ダンスを考えて踊る様子が見られました。
直近3ヶ月間で、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
学校が新しく始まってからはあまり大きなイベントはありません。 sprit weekというものがあり、生徒たちはその日のテーマにあわせた服を着てきます。それはとても面白いです。生徒のスポーツの試合も見に行くようにしました
自身の最近の業務内容、学校での役割について教えてください。
現在は10-12年生のクラスに入っています。主に生徒の日本語の細かい手助けをしています。昨年度に比べて特定の生徒に重点的に付く時間も増えました。
英語力について、活動の中で、伸びや壁を感じたエピソードがありましたら教えてください。
summer campの際に日本語がまだわからない生徒と英語での会話を重ね、時にはルールなどについて真剣なお話をする際も理解してもらうことが出来た。しかし、「—は日本語でなんと言いますか?」と聞かれた際に、その英単語がわからないことや聞き取れないことが未だに多く生徒の助けが出来ていないシーンもある。
直近3ヶ月間で、ホストファミリーと遊びに行ったところや、一緒にやったことなどはありますか?
ホストとは3泊のキャンプに行ったり、サッカーやパーティなどを様々行った。また一緒に映画を見に行ったり、ワイン作りのためのブドウ狩りなど中々経験できないことも経験した。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
生徒との関わりに関して、open endedな質問を増やすこと。また、生徒に説明を理解してもらうため、もっと簡単な日本語を使うやジェスチャーなど使えるものは全部使えるように頑張りたい。残り半年を切ったので、授業をする際など何ができるか、どうやって先生をお手伝いするかしてもらうかを頑張りたい。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
まずは集中力が持続しない生徒の対応の仕方である。疲れたならどうやって休ませるか、どこに集中のピークを持っていかなきゃいけないのか、逆算しながらどのタイミングでちょっとした休憩をいれるか これらを上手くできるようになった。また生徒の特徴に合わせた声のかけ方も勉強できてきた。沢山褒めて伸ばすのかどこかで指摘しなければいけないのか、 時間をかけて一から教えるのかヒントを与えて自分でやらせるのかなど これらも成長した点である。
これまでに教師アシスタントとしてチャレンジできたことを教えてください。
1番のチャレンジは昨年度あまり距離を縮められなかった生徒に対して、新年度どのように声をかけるか どう接するかそこが1番チャレンジだった。何度か失敗することもあったがその度メンターの先生にアドバイスを頂き、改善することが出来た。結果として今は生徒みんながハイタッチして笑顔を見せてくれるようになった。
これまでにプライベートでチャレンジできたことを教えてください。
ストレスに感じていることを、英語でホストファミリーと相談すること。これが1番チャレンジだった。英語で伝わらないのではないかと不安だったが、使えることを全部使って相談することが出来た。
写真の共有
①夢だったLAに行き、Kobeの銅像を見た

②ホストファミリーのワイン作りのためのブドウ狩りに行った

③Blazersのイベントで選手を見れた時の写真

④ホストファミリーの家でSalmon pick upを行った時の写真

活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。




