【H.Sさん】アメリカ日本語教師インターン体験談~ポートランド2025年派遣~最終活動レポート
2025年春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
これまでの活動レポート
- 第一回活動レポート⇒ https://x.gd/gwJnV
- 第二回中間活動レポート⇒ https://x.gd/PfZzj
インターン⽣の紹介
名前:H.Sさん
性別:男性
渡航時の年齢:21歳(大学3年次休学で渡米)
担当学年:グラント高校(10-12年生)
派遣時期:2025年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
改めて、担当したクラス、学年を紹介してください。
10-12年生
私が担当しているクラスは高校の10-12年生です。10年生はAP Japaneseという試験のための勉強をしています。その試験でいいスコアを取得すると大学のcreditになります。試験の勉強が主であり、授業は主に試験で押さえておきたい文法や過去問を使用した学習を行なっています。11-12年生は合同でクラスを行なっております。今は11-12年生のクラスが全部で4つあります。今年度はJapanese lit and mediaというクラスの名前でクラスが行われており、日本語の映画などを見て学習を行なっています。学年によってクラスの雰囲気は異なります。10年生は主に試験のためのクラスということもあり、やや緊張した空気を感じることもあります。11-12年生は二つの学年の合同クラスなので学年の垣根を超えた生徒の交流なども見られます。
担当の先生から学んだ教授法や、クラスマネージメントのコツ等を教えてください。
まずは生徒の関係性を構築するという点で、誕生日を必ず祝います。その点は日本に行っても真似をしたいです。次にformative assesmentについてです。summativeと異なり、日常のクラスなどでどのくらい生徒が学習したことが定着しているのかということを確認します。formativeの観点では、授業中のチェックの仕方を勉強しました。例えば指で理解度がどのくらいかを確認したり、復唱させるなど、fomativeのチェックを欠かさないまたそのやり方の幅を学習しました。また、brain breakとしてダンスをよく行います。生徒の集中力を保つという点ではそれも有効かと思います。教授法ではTPRをよく行います。Total Physical Responceですが、聞いたことを動作にすることで学ぶという学習方法の一つです。クラスではよくダンスで行います。習った言葉などに基づきダンスを行うことで言葉の意味を定着させます。ジェスチャーもよく行います。world languageで日本語を学習した生徒たちは「好き」という単語を学習する際に「好き」という言葉が聞こえたらハートを作るといったジェスチャーも行なっています。Speakingのassesmentをよく行います。学習した文法などを使用し、ペアでスキットを作成します。そしてspeakingとして最終的にはみんなの前で発表したり先生の前で発表します。このときには必ず文法を含めることや、少し難しい日本語の形容詞を使用します。それらは英語の指導にも応用できると思います。日本ではspeakingのassesmentは少ないので、指導の際に行いたいと考えています。
自身がやったもので、成功した活動や指導方法を教えてください。
なるべく身近なものを授業に導入することで生徒がわかりやすくなるように工夫しました。例えば授業でビリギャルの映画や電車男という映画を見ました。なのでそのキャラクターを授業に使用することを心がけました。そうすることでペアスキットの作成に深みが出たと思います。また授業で何かを作成するときにアメリカで流行しているものを活用するなどしました。例えばラブブなどのキャラクターは人気だったので活用することで生徒がクスッと笑うシーンを作れたりしました。
担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
ユニットで江戸時代の学習をしています。その際にNHKのサイトを活用して江戸時代の歌を聞き、ダンスをしました。その時のダンスはとてもおもしろかったです。また、電車男という映画を見ました。そのときにキャラクターになりきってペアスキットを作ろうというアセスメントがありました。そのときに生徒が一生懸命主人公の真似をしていた姿は印象的です。
直近3ヶ月間で参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
あまり学校のイベントは少なかったですが、assemblyには出席しました。また学校のクラブの試合等を見にいきました。
自身の業務内容、学校での役割について教えてください。最初と変化はありましたか?
最初のセメスターと比べて、役割は変化しました。最初は授業への関わり方がわからず、机間巡視や言われたことのみのサポートとなっていました。ですが、9月からの新しいセメスターでは関わり方が変化しました。例えば最初のセメスターでは授業のへの関わり方が難しく、プリントを渡すことと机間巡視のみでした。ですが、9月からのセメスターでは任せていただけることが増えました。例えばAPクラスでスピーキングの練習を担当することもあります。また漢字テストなども採点することも増えました。音読の練習をすることもあります。
英語力の成長を感じますか?
感じます。スコアでも成長は見られましたが、人と話すことが来てすぐの4月よりも楽しくなり、たまにジョークなども交えることができるようになりました。コミュニティの多くの方は私たちの話をゆっくりとちゃんと聞いてくれるので臆することなく英語が話せて成長できました。
直近3ヶ月間で、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
ホストファミリーが変わりました。なのでどう過ごしていますかという質問に答えるなら慌ただしかったというのが一番いい表現だと思います。ですがチェンジしてからは今までよりも外に出て他の家族との交流などもできるようになりました。おかげでまたコミュニティに自分という存在を伝えることができたなと思っています。今のホストには大変感謝しています。
このプログラムを通して、ご自身が成長した点、これからの課題点や課題に感じる点を教えてください。
ありましたが、日本語の良いところは似たような言葉がたくさんあるというところなので、生徒が知っている言葉を駆使するように支援できたと思います。特にAPのクラスでは生徒が本番に難しい言葉を使わなくてもいいような表現を考えてもらうという支援ができたと思います。今後の課題点については、「speakingのアクティビティを増やす」「個別の支援」という点です。speakingについては日本の外国語学習はやはり話す活動が欠けています。ですが話せることで書けるようになるということもあるので、話すアクティビティをたくさん確保したいです。また個別の支援という観点では、生徒の個性や得意不得意などに応じて、なるべく授業中でもどうやったらその生徒が活動に入れるのかを促せるようにしたいです。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
7月に大学3年生の教員採用試験があります。まずはそのために試験の勉強を行い、合格を目指したいです。夏休みに教育実習があります。なので教育実習でいいサポートができるように、また学びを増やせるようにそれまでの学習などを頑張りたいです。
インターン期間中にできた新たな趣味や、みつけたお気に入りスポットなどを教えてください。
一番のお気に入りスポットはやはりModa centerです。NBAが大好きで、1年間で14試合くらいは見に行きました。隣のおじさんとブーイングしたり、選手の小ネタを話したりなどとても楽しかったです。新たな趣味は難しいですが、ワインを飲むことが好きになりました。どこのパーティーに行っても、友達のホストとディナーを食べてもみんなワインを飲ませてくれます。
今回のインターンシッププログラムを振り返って、プログラムに参加して特に良かった点、継続してほしい点があれば、教えてください。
よかった点は日本では絶対に経験できないことをたくさん経験できたことです。アメリカの高校生は本当に映画のようで、チアダンスのチームは本当にありますし、プロムだってあります。チアダンスのチームのキャプテンが生徒だなんて知った時はとても驚きました。ヘリコプターを運転してますという生徒もいれば、アメリカ代表の候補になってますという生徒もいたし、多様な生徒がいて一人一人本当に面白いバックグラウンドを持っていました。また、社会のマイノリティになるという経験ができたのはとてもよかったと思っています。日本にいる日本人というマジョリティの立場から社会のマイノリティになれたのは、外国語学習という視点からもですし、自分をいかに周りに紹介するのかという点からも大事な経験でした。
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ホームステイ先のファミリー

NBA鑑賞

オークション

活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。
アメリカ・オレゴン州ポートランド市 教師アシスタントインターンシップ
https://career-ex.com/program/29698/




