キャリアアップ海外留学とインターンシップ

休学をする一年間、卒業後の一年間、若いうちに海外で何かしら経験を積んでから社会に出たいと考える学生さんは多いと思います。また、社会人の方でも、現職に満足ができず、海外で挑戦してみたい、あるいは今後のキャリアにつながる海外経験をしたい、あるいは一年の休暇のチャンスが舞い降りぜひ有効に活用したいなど、様々な事情で長期の海外渡航を考えておられることでしょう。

情報が錯綜する中で、どのプランで渡航するのがベストなのか、迷い始めると答えが出ずに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に弊社にも連日そういった迷いの中で問い合わせくださるお客様が多くいらっしゃいます。

キャリアエクスチェンジではカウンセリングを通して、皆さまのこれまでの経歴や好きなこと、将来の夢や目標、今のあなたの希望やできることを詳細にお伺いして、ひとりひとりにぴったりなプランを提案しております。

実際のアドバイスは、お客様の状況によって異なりますので、ぜひカウンセリングをご利用いただきたいのですが、本記事ではこういう軸で考えてみると、迷いの渦中にいる皆さまの霧が少し晴れるかも！というヒントをご紹介します。

前回の記事で自己分析がしっかりとできた方は、今回の記事で、その結果を踏まえて、どういうプランがおすすめなのかをご案内します。

前回の記事：https://wp.me/p5xkZc-91J

自己分析を経て

①なぜ海外に出たいのかを考えたら

海外にお友達がいる方⇒渡航国が絞られます！渡航国によって、ご案内できるプログラムが異なります！
外国人の友達がほしい方⇒友達が作りやすいのは語学留学あるいはビジネス留学です！選ぶ学校によって、生徒の雰囲気も変わってきます。共通点が多い仲間を見つけ、一緒に勉強に励むのは留学の楽しみですね！

海外生活に憧れがある⇒憧れの海外生活を思い浮かべてください。穏やかなビーチで開放的な時間を過ごしたいなら、アメリカはロサンゼルスやサンディエゴの語学学校に通って毎日映画の主人公ような気分で生活するのがよいかもしれません。映画【プラダを着た悪魔】をみて、ニューヨークで働く強い女性に憧れたのなら、ニューヨークインターン（短期・長期）がぴったりかもしれません。

学びたいことがある⇒学びたいことが具体的にありましたら、それを学べる学校に留学するの一番です！例えば映画制作について学びたいなら、UCLAの映画関連のレッスンを単発受講するもよし、あるいは修了証取得を目指して映画関連のコースに入学するもよしです！

英語力が上がりそう⇒現在の英語レベルが初級～中級の方であれば、英語力をあげるには語学留学が一番です。すでに中級以上の英語力があるようでしたら、英語で専門分野を学ぶビジネス留学や、完全英語環境の企業でインターン（短期・長期）をすることで、英語力にさらに磨きをかけられます。

②海外渡航を今後にどう活かしたいのか考えたら

かけがえのない思い出作りがしたい⇒どんなプランを選んでも、御自身が検討して納得し渡航をし、現地で積極的に行動を起こすことができたのなら「かけがえのない思い出」はたくさんできます！

就活に活かしたい⇒キャリアエクスチェンジのインターンシッププログラム（短期・長期）は「実践的な仕事体験」ができ、また外国でのインターン経験を通して文化の壁に衝突したり、難しい課題に心が折れそうになりながらも乗り越えたりする経験は、きっと就活でアピールしていただけると思います。

英語で物怖じせずにコミュニケーションが取れるようになりたい⇒英語力に自信がない原因が単純に英語力の低さにあるのなら、まずは語学留学で基礎を築きましょう。英語は読める・書ける・聴ける、けれど外国人を前にするとどう話していいかわからないという方は、場数を踏んで慣れていけば、積極的に自己主張ができるコミュニケーターになれるでしょう。場数を踏むには、語学留学では環境が優しすぎますので、現地の人あるいは世界中から集まる留学生と同じ授業を受けて、時にディスカッションをしたり、グループプロジェクトに取り組んだりができるビジネス留学がいいかもしれません。

多国籍企業で働く際に役立つ英語力と異文化コミュニケーション力を身に付けたい⇒海外インターン（短期・長期）でも、ビジネス留学でも、語学留学でも外国での暮らしを通して異文化コミュニケーション力は身に付きます。就職後に役立てる英語という意味であれば、語学学校のビジネス英語コースや、パワースピーキング（プレゼンテーション強化）コースが良いかもしれません。

海外就職の足掛けにしたい⇒一時的に海外で働く体験をしてみたいのであれば、J1有給インターンシップあるいは、シンガポール有給インターンがおすすめです。日本に帰国せず、プログラム終了後も海外で継続就労をしたいという場合にはビザの切り替えが比較的しやすいドバイホテルインターンがおすすめです。海外でハイキャリアを目指して、就職されたい場合には、海外就職率が極めて高く、就職サポートが整ったビジネススクールで学位を取得してから現地就職というコースがお勧めです。

③現在の自分の状況を客観的にみてみたのなら

海外留学経験と英語力⇒はじめての海外留学で英語力に自信がないのなら、語学留学でスタートし、その後海外インターン（短期・長期）なりビジネス留学なり、ワーホリなりに進んでみるのがお勧めです。海外経験がすでにおありで、高い英語力をお持ちなら、英語環境での海外インターン（短期・長期）やビジネス留学も視野に入れられてきます。

ボランティアやインターンに参加したことはある？アルバイトの経験は？大学ではどういったことを学んでいる？活かしたい強みは？苦手意識があることは？⇒海外インターン（短期・長期）や海外ボランティアに参加する際にどういった求人がご紹介できるかが絞られてくる場合があります！

予算は？保護者から賛成は得られそう？家族はご自身の海外渡航をサポートしてくれそう？⇒低予算ならワーホリ渡航が一番です。参加の費用を抑えて、さらに現地で稼げる可能性もございます！しかし上記で説明していた「なぜ海外に出たいのか」「海外渡航を今後にどう活かしたいのか」という部分が叶えられないのなら本末転倒な渡航になってしまうかもしれません。英語力がほとんどない状態でワーホリにいき、英語をほとんど使用しないアルバイト先をみつけて一年間働くよりは、フィリピンのスパルタコースで1カ月みっちり英語学習に本腰を入れたほうが、かかる費用は同程度で、英語の伸びは大きいかもしれません。

渡航期間はいつからいつまで？⇒ビザ取得が必要なプログラムは、お申し込みからビザの取得まで時間がかかります。学校によって開講時期が決まっていたり、あるいは早めに申し込みをしないと枠が埋まってしまったり、インターン先であればクリスマスの期間はお休みに入ってしまったり、あるいはお客様の希望の時期はインターン生の枠がすでに埋まっていたりと、この時期で渡航したいと思っていてもお手配が難しい場合があります。特に渡航予定日ギリギリの問い合わせですと、希望通りのお手配はより一層難しくなってしまいますので、余裕をもってご相談ください。

ワーホリの立ち位置

ワーホリは目的ではなく海外渡航のための「手段」です。ワーホリで語学学校に通いながらアルバイトをしてみると、上記で触れた「語学留学」や「インターン」を通して達成できることが同様に達成できます！ただ、ワーホリでできるアルバイトと、キャリアエクスチェンジが紹介している企業インターンでは、内容が大きくが異なります。現地で仕事する目的が、お金を稼ぐことにあるのなら、ワーホリで十分ですが、現地のビジネスの現場を目の前でみて経験を積みたい、今後に活きるインターンにしたいというのであれば、ワーホリでは理想のアルバイト先を見つけられないかもしれません。また、ビジネス留学は、学生ビザを取得するので、ワーホリではできません。学びたいことが明確にあるのなら、ワーホリではなくビジネス留学にしたほうが良いかもしれません。現時点で学びたいことが明確になくても、目的意識のない留学は後悔の残る体験になってしまうケースもありますので、学びたいことを考えることからはじめても良いと思います。

優先順位をつける～最後に考えるべきこと～

全部の希望が叶えられるプログラムというのは残念ながら見つからないかもしれません。
でも、始まる前から残念がる必要は全くありません。
渡航してみると、想像もしていなかった驚きとわくわくと学びに満ちた充実した時間を過ごせること間違いないしです。
ただ、最初に渡航プランを固めていくうえで、希望を絞っていく作業は大事になりますので、自分にとっての優先順位を、なにが最も大切なのかを、よく意識してみてくださいね♪

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