キャリアアップ海外留学とインターンシップ

【参加者プロフィール】
●　お名前　FUMIOさん（男性）
●　出発時の年齢　23歳
●　出発時の職業　4年制大学経営学部を卒業した新卒

【参加プログラム】
アメリカJ-1ビザセルフアレンジプログラム
●　渡航先エリア：アメリカ・ニューヨーク
●　インターンシップ企業：アパレル貿易会社
*FUMIOさんはご家族のお知り合いの会社を自己手配されました。

インターンシップをした企業について

Q　インターンシップをされた企業/団体はどうでしたか？
日本人の社長が経営する生地を扱う商社です。4つの部署がありますが、自分は新規事業部でインターンをしていました。インターン生は自分のほかに、日本人や韓国人のインターン生がいましたが、多くはFITなどでファッションを学んでいる学部生でした。上司は40歳～50歳代の方で、ファッションの業界で長く働いている方ばかりです。とにかく忙しい職場ですがファッション業界に興味がある方であればとても魅力的な会社です。

Q　インターンシップ先にはどれくらい日本人が働いていましたか？
日本人社員やインターン生のほかに、他国から来ているインターン生、アメリカ人社員さんがいらっしゃいました。

Q　インターンシップ先での英語使用頻度はどの程度でしたか？
英語70％、日本語30％という感じです。

Q　受入企業について良かった点、悪かった点を教えてください
社員の方々が非常に気さくで、良いことは褒め、間違ったことにはしっかり怒ってくれる会社でした。責任のある仕事を任せてくださることもあり、とても充実していました。

Q　インターンシップでは、どんな場面で英語を使っていましたか？
社内メールや会議はすべて英語、口頭での細かな指示以外はすべて英語で行われていました。日系企業のクライアントの方とは日本語を使用します。

Q　インターンシップの参加動機を教えてください
英語力をアップしたい、アパレル分野での職務経験がしたかった、海外の職場経験をしてみたかった、そして海外で就職をしたいからです。

Q　インターンをした受入企業に決めた理由は何ですか？
英語環境の職場であったこと、また自分の将来につながる分野だったからです。また社長さんが素晴らしい経験をお持ちで非常に魅力がある方であったことも大きかったです。

 

Q　インターンシップでは主にどのような仕事をされていましたか？
月-木曜日は9:00-17:30、金曜日は9:00-15:00という時間でインターンシップをしていました。
主な仕事内容はミーティング準備、生地のスワッチカット、デリバリー、ミーティング、電話対応、メール対応、書類作成などです。
定期的にオフィスでサンプル生地の展示会なども開催していて、展示会の企画運営にも関わりました。

Q　インターン中、つらかったことは何ですか？
最初の2-3ヶ月は自分の理想と自分がしている仕事ことにギャップを感じることがありました。また最初はこの会社の仕事のルーティーンや決まり事がわかっていないこともあり、指示されていることがわからず間違えてしまったりして、落ち込んでしまうこともありました。その時に「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということが良くわかりました。恥ずかしがって聞かないことで、いつまでたってもわからないままになってしまいます。聞かないということは結局自分のことだけ大事に思っているからです。会社のためを思えば、恥ずかしいけれどもちゃんと聞くことが大事だということがわかるはずです。最初はつらいことも多かったですが、仕事に慣れていくにつれ、やりがいを感じられるようになっていきました。

Q　インターン中、楽しかったことは何ですか？
会社にはいろいろな国の人がいたので、他の言語や文化を知ることができました。また、プロジェクトが終わった時にみんなからありがとうと言われた時が嬉しかったです。また日本で働いていたら絶対に出会うことができないような、海外有名ブランドやショップの担当者の方、日本の大手アパレル会社の社長さんなどと、仕事で関われたというのも、ニューヨークでインターンシップをして良かったことです。

Q　インターンシップ受入企業からインターン終了後の正社員オファーがありましたか？
はい、ありました。現在帰国して就労ビザの申請をしています。

ニューヨーク生活について

Q　渡航先での滞在方法
一軒家に16名の男女が住む、日本人ルームシェアに住んでいました。場所はクイーンズのウッドサイドです。

Q　滞在先はどうでしたか？
全体的に思っていたよりは良かったです。

Q　滞在先の良かった点、悪かった点を教えてください
良い点：ルームメイトの殆どが日本人で、片付けや気遣いなどの面で安心できる場所でした。ルームメイトに友人を紹介してもらったり、パーティーをしたりして、国を問わず友達がたくさん出来ました。
悪い点：日本人が多いので英語は殆ど話しませんでした。

Q　休みの日はどのように過ごされていましたか？
スポーツをしたり買い物したりしました。ニューヨークには、美術館をはじめ、世界中から食べ物やブランドが集まっているので、飽きることはありませんでした。
また折角ニューヨークのアパレル業界にいるのだから、ファッションを学んでいる学生と交流できる場を設けたいと思い、FITの学生である他インターン生をともに交流会を企画・開催しました。全部で3回開催しましたが、最初の会では日本人、他国からの留学生、アメリカ人合わせて40人も集まってしまいました。腰を据えてニューヨークに滞在できることになれば、この交流会をさらに大きく広げていきたいと思っています。

Q　渡航先の都市での治安はどうでしたか？
全く問題なく安全でした。

Q　インターン先からの月給はいくらでしたか？
無給でした。

Q　今回参加されたインターンシップに満足していますか？
おおむね満足しています。

 

Q　ご自身の経験から、海外インターンシップに行くか悩んでいる方に一言アドバイスを御願いします
できない理由を探す前にとりあえず海外に挑戦して欲しい。やる気さえあれば国の違いや言語を超えて、会社に貢献することで自分自身をも成長させることができる、と実感しています。

当社サポートについて

Q　インターンシップの相談や手配にキャリアエクスチェンジを利用して良かったですか？
良かったです。

Q　キャリアエクスチェンジをご利用いただいた決め手を教えてください
書類やメールのやり取りなど対応が迅速で、親身になって相談にも乗ってくれたからです。

ありがとうございました。

帰国後オフィスに立ち寄っていただいたFUMIOさんは1年前と全然雰囲気が異なり、若い起業家のように見えました。ニューヨークでのインターンシップを通して、FUMIOさん自身が人間として、またビジネスマンとして、成長されていることが一目瞭然でした。
就労ビザサポートを勝ち取ったFUMIOさんですが、「会社のために一生懸命貢献したことが、最終的に就労ビザサポートにつながっただけです。自分はラッキーなんです」と謙虚におっしゃっていました。本当にその通りだと思います。

• 開始時期: 2015年5月
• 期間: 12ヶ月
• 滞在タイプ: シェアアパート
• ビザの種類: J-1ビザ