森田 凪さん ドバイ有給ホテルインターン フロントスタッフ体験談 【中間活動レポート】
参加者プロフィール
お名前 森田 凪さん
渡航前の職業 大学生
渡航時の年齢 21歳
参加プログラム詳細
プログラム名:ドバイ&その他中東地域|ホテル有給インターンシッププログラム
渡航エリア:UAE・ドバイ
受入企業:ホテル
期間:2024年9月9日~2025年4月5日(7カ月間)
滞在先:従業員寮
インターンシップの概要
主な業務内容
主な業務内容はチェックイン、チェックアウト、領収書の作成、会計処理、部屋の振り分け等です。基本的に社員の方と仕事内容に違いはありません。
業務時間とスケジュール
・毎日9時間、週6勤務
・シフトは週単位で決められています。
・9,10月頃はマネージャーと同じ時間(14時~、16時~、23時~)でしたが、11月頃からは7時~、8時~、11時~からスタートで働いています。
・基本的に一日のスケジュールは以下のような感じです。
7~12時 チェックアウト、領収書の作成、会計処理
12~18時 チェックアウト、チェックイン
18~24時 チェックイン、部屋の振り分け
24~7時 チェックイン、クレーム対応、チェックアウト
研修はありましたか?どういった内容でしたか?
最初の一ヶ月は研修期間とされており入社時に人事部から30日間分の空白のシートを渡されていました。特に明確な項目はなくその都度で上司が何を学ぶか決めるといった感じでした。その研修期間で全てのことは全く学びきることはできませんでした。研修期間に行ったこととしては、コンピュータ上でのシステムの使い方や新しい予約の作り方、ホテル内や部屋の施設について学びました。また実際にお客様が宿泊する部屋に行ってどのような配置になっているかを直接確認したり敷地内にあるゴルフ場や競馬場へ見学に行ったりもしました。
従業員用無償提供の食事仕事のエピソード、学んだこと
楽しかったエピソード
チェックインなどを行っている際にお客様と雑談ができたことです。宿泊をしているお客様の中にかなり親日の方が多く日本について話したときはとても嬉しく誇らしい気持ちになりました。
大変だったエピソード
基本的な仕事(チェックインやチェックアウト、予約の作り方など)について自分からどのようにやるのか聞かないと教えてもらえないため、入ったばかりの頃は誰かのそばにいるように指示されていたためできることが少なく迷子になってしまいました。一緒に働いてる同僚に質問したり見守ってもらいながら業務を行っていく中で少しずつできるようになりました。英語でコミュニケーションを取るのもとても苦労しました。発音の違いでお客様の要望を上手く聞き取れず何回も聞き直してしまったり同僚に助けてもらいました。実は今でも会話がスムーズに進まないこともあるのですが、インターンシップが始まったころよりもかなりコミュニケーションが上手くとれるようになったと感じています。
業務を通じて学んだこと
業務を通じて学んだことはお客様と円滑にコミュニケーションを取るための方法です。ホテルの規模が大きく宿泊するお客様は多種多様であるため、お客様の要望に添えられるような対応しなければなりません。お客様の期待に応えられないこともありますが、そのような状況下でも快適に過ごしていただくために最善を尽くしていく方法を学びました。
従業員寮現在の課題と改善策、目標
直面している課題
現在直面している課題としてはお客様とのコミュニケーションで直接的すぎる言い方やお客様に不安を抱かせてしまう対応をしてしまうことです。地道ではありますが、上手く対応できなかった際に同僚の方からアドバイスをいただいたりAIなどを活用してやり方を変えていくことで改善を心がけています。
改善策や取り組み
例えばチェックアウトの時間を過ぎたお客様に退室をお願いする際、スムーズに退室していただけるようにお客様が不快にならない言い方を避けたりこちらの都合に合わせられるような選択肢を与えるようなコミュニケーションを取りたいと考えております。隣で同僚がどのように対応をしているかを真似するだけでなくどのような意図があってそのような言い方をしているのか積極的に質問したり取り組んだりしたいと考えております。
今後のインターンシップ期間中に達成したい目標
なかなか抽象的で自身からは確認が難しい目標ですが、自信を持って接客ができるようになりたいと考えております。インターンシップが始まったころよりもかなりこなせる業務は増えましたが、失敗することも多々あるため不安に感じてしまうことがありそれが顔に出てしまっているようにも思えます。実際同僚にももっと自信が持てるようになるために質問いつでもしてねと言ってもらえることが多くあります。したがって、不安要素を減らしたり完璧主義になりすぎてしまわないことを心掛けて一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいところです。
外食職場の環境や人間関係等
職場の環境について
仕事に集中しやすくストレスをあまり感じることなく働けているように感じます。同僚や他の部署と円滑にコミュニケーションを取ることができお客様に快適に過ごしていただけるようなサービスを実行できるシステムになっています。また基本的に業務を行う中で十分な人材が確保されており、誰か一人に負担が大きくかかってしまうことも少ないように感じます。制服の洗濯を会社内でお願いすることができ、一日二回まかないをいただくこともできるため業務に集中するための環境が十分に整えられています。一方で人間関係についてもですが、私が所属している部署では優しく気遣いができる人が多く親切で困ったことがあった際に相談しやすいように感じます。また、人事部の方は皆フレンドリーで何か困りごとがあった際に相談しやすい環境づくりがされているように感じます。
上司や同僚について、どんな方ですか?(国籍・年齢層・性別・性格など)
まず国籍はインド、アルジェリア、チュニジア、フィリピン、ミャンマー、コロンビア、ネパール、ロシア、シリアの方がいます。アラビア語話者が全体の半分くらいいるため英語が話せないアラビア語圏のお客様に対応しやすいです。年齢層として20~30歳くらいの方が多く性別の割合は半分くらいです。性格については皆親切で協力的なためとてもコミュニケーションを取りやすいです。
滞在先について
滞在先の良かった点を教えてください
家電や家具がそろっていることです。
滞在先の悪かった点があれば教えてください
個人部屋がないことです。一緒に生活してるルームメイトとシフト時間や就寝時間が異なるため少し窮屈に感じてしまうことがあります。また体感温度が異なりエアコンがかなり低い温度で設定されているのも少し大変です。
滞在先の自室や共有スペースにはどういったものが揃っていますか?
ベッド、ベッドシーツ、枕、布団、収納スペース、洋服タンス、横長の机、ソファ、ランドリースタンド、冷蔵庫、キッチン、洗面所
滞在先に持って行った方がいいと思ったものはなにかございますか?
洗濯ばさみ、ドライヤー
寮からインターン先へのアクセスはいかがでしたか?
インターン先からシャトルバスが出ておりそれに乗って20分くらいかけて行きます
生活に関して
休日はどのように過ごしていますか?
休日はドバイモールで買い物をしたり観光地へでかけたりしています
渡航先の治安はどうですか?
かなりいいと思います。夜でもよっぽど暗いところでなければ女性一人でもあまり危険はないと思います
物価はどうですか?一カ月当たり生活費はどの程度必要ですか?
ものによるという感じがします。外食は日本と同じくらいか2倍くらいです。いただいてる給料(1000AED)でも十分に足りると思います。
現地で友達は作りましたか?どのように作りましたか?
作っていません。
気候はどうですか?
9月頃までは気温が40℃くらいあり日差しもかなり強く近所に出かけるのも一苦労でした。10月ぐらいからだんだん気温が下がり11月に一気に20℃くらいまで下がった感じです。
会社提供の食事はどういったものが提供されますか?質はいかがですか?
野菜やカレーがバイキング形式で常備されており他にもスープや食パンがあります。また、ライブクッキングが日曜日以外はありケバブやパスタ、チャーハンなどをその場で作ってもらえます。
社食が提供されない日はどのように食事を用意していますか?
家でラーメンを作ったり外食をしています。
現地での生活で苦労したことや、特に気をつけた方がいいと感じた点はありますか?
ドバイでバスやメトロを利用する際専用のICカードが必要で現金やクレジットカードでは支払いができかねないため事前にICカードを購入する必要があります。ICカードはメトロの駅などで購入できます。不定期にICカードの残高がチェックされることがあり最低でも常に20AED入れておくと安心だと同僚の方に聞きました。
現地での生活で楽しかったことはありましたか?
同僚の方とグローバルヴィレッジに出かけたことが楽しかったです。日本にあるリトルワールドの巨大バージョンみたいなテーマパークで各国の料理や伝統衣装、コスメなどを購入したりすることができます。また舞台で伝統音楽が披露されていたりなど様々な国の文化を一気に体験することができます。
休日の過ごし方森田様、活動レポートのご提出をありがとうございます!残りの活動期間も、お体お大事に、励んでいただければ幸いです!