TOEFL/IELTS/TOEIC/ケンブリッジ英語検定試験の違い
英語の検定試験の種類、どれくらいご存知ですか?日本でメジャーな検定試験は、英検、トフル、トイックくらいでしょうか。
キャリアエクスチェンジの語学学校の案内ページを見ると、大体どの学校にも「英語検定試験対策コース」があることがお分かりになると思います。「英語検定試験」の種類は、学校によって様々。聞いたことのない試験の名前もあると思います。
どの検定試験が、どのような目的で行われどんな試験内容なのか、おさらいしたいと思います!
TOEIC(トイック)
試験の目的 グローバルな職場環境において、英語でコミュニケーションができる能力を評価します。テスト問題の状況設定は主にビジネスですが、ビジネスの経験や専門知識、専門用語を知らなくても解答できるため、学生でも高スコアを出すことができます。
試験方法 選択式マークシート
試験時間 2時間
試験構成 リスニング50%/リーディング50%
TOEFL(トフル)
試験の目的 英語を母語としない人が、大学の授業で聞き、話し、読み、書く英語を使用および理解する能力を測定するものです。主にアメリカで認められている検定試験です。
試験方法 選択式・記述・音声録音などすべてコンピューターで入力
試験時間 4時間~4時間30分
試験構成 リーディング/リスニング/スピーキング/ライティング
IELTS(アイエルツ)
試験の目的 英語を母国語としない外国人向けの英語能力判断試験としてイギリス・オーストラリアなどで認められている検定試験です。下記のように目的別に2つのタイプがあります。総合評価で点数が決まるので、かたよりのない総合的な英語力を判断できる点
① アカデミック 英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテスト。
② ジェネラル オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請をされる方のためのテスト。
試験方法 記述式+スピーキングは試験官と1対1の面接方式
試験時間 2時間45分
試験構成 リスニング/リーディング/ライティング/スピーキング
*リーディング・ライティングはアカデミックとジェネラルでは試験内容が異なります。
Cambridge(ケンブリッジ)
試験の目的 イギリスの名門ケンブリッジ大学が実施している英語検定試験。権威ある機関から生涯有効な検定合格証書を得ることができます。他検定試験とは異なりスコアを測るというものではなく、各レベルの試験を受け合否を判定するものとなります。他試験と異なり英語の知識量ではなく使える能力を測るため、文法重視の勉強では合格が難しい試験です。
Cambridge English:Key(KET) 基礎英語力を判定
Cambridge English:Preliminary (PET) 日常会話ができるレベルかを判定
Cambridge English:First (FCE) 外資系企業で働けるレベルかを判定
Cambridge English:Advanced (CAE) イギリスの大学・大学院に入学できるレベルかを判定
Cambridge English:Proficiency (CPE) ケンブリッジ最高レベル。名門大学・大学院に入学できるレベルかを判定
試験方法 選択式+記述式+スピーキングは試験官との面接方式
試験時間 レベルにより2時間~3時間45分
試験構成 リーディング/リスニング/スピーキング/ライティング
いかがですか?目的に合った英語検定試験は見つかりましたか?どのような英語力を身に着けたいのか、どういった目的で使用するのかによって、どの検定試験を受けたらよいか全く違ってきます。
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