2021年アメリカJ-1ビザ有給インターンシップ最新動向
アメリカJ-1ビザ有給インターンシッププログラムは、アメリカで最長18ヶ月報酬を得ながらアメリカに滞在できる、経済的かつキャリアアップにプラスになるアメリカ留学プログラムです。ワーキングホリデーと異なり、企業でのオフィスインターンシップができるのも魅力です。
キャリアエクスチェンジでは前身のA.C.Eから数えて、2003年より18年にわたってアメリカJ-1有給インターンシッププログラムを手配しております。今回はコロナ禍の2020年~今までのアメリカJ-1ビザ有給インターンシップの動向をご案内いたします。本プログラム参加に興味をお持ちの方は、是非参考にしてくださいね。
アメリカのジョブマーケットの回復はどうなっているのか
本格的に経済が再開しているアメリカではジョブマーケットが大きく回復しています。ただいまだにリモートメインの会社も多く、オフィスに出社していない人も多数います。公共交通機関で通勤するニューヨークエリアでこの傾向強くなっています。J-1ビザの規定では研修の一部がリモートであることは問題ありませんが、リモートメインは許可されていません。ニューヨークエリアに関しては、今後オフィスでの業務を再開する企業次第で、求人の数が増加していくのではと考えています。また、J-1ビザインターン生を受け入れる企業の多くが日系企業、または日系企業との取引がある米企業になります。そのため、日米間のビジネス取引や往来の増加に伴って、コロナ以前の求人数に戻るのではないかと予測しています。
現状どんな業種の求人が多いのか?報酬は?
コロナ禍において全く影響を受けなかった業種はありませんが、Eコマース、物流会社、会計事務所、法律事務所の求人は全くなくなることがありませんでした。またエッセンシャルワークとして「食」にかかわる業種、例えば食品メーカー、食品商社、食品卸売などは、コロナ以前よりも求人が増加しています。また、人流増加に伴い不動産も求人が増加してきています。
逆にまだ求人募集が全くないのは、旅行会社、ホテル、マーケティング会社、イベントPR会社です。人の日米往来が本格再開しない限り、求人募集の再開がなさそうです。観光業で経済が成り立っているハワイやグアムはこういった事情からまだまだ求人募集があまりない状況です。
J-1ビザの報酬ですが、各州の最低賃金の支給が条件となっています。カリフォルニア州ですと時給$14、ニューヨーク州ですと時給$15となります。最低勤務時間数が32時間なので、月ベースですと$2100~の報酬が得られます。これだけの報酬に見合う、即戦力となる人材を企業は選んで採用しています。
2020年~今までにどれくらいの参加者が渡米しているか
2020年はコロナ禍において、アメリカJ-1ビザ有給インターンシッププログラムに参加される方が激減しました。アメリカのビザ制限などもありましたが、実際は2020年にもJ-1ビザは許可されていました。そして多くの参加者が2021年に渡航時期を変更して2021年3月までにアメリカへ飛び立っていかれました。2021年はすでに15名の参加者が渡米しています。
アメリカ大使館でのJ-1ビザは取得できているのか
お問い合わせいただく多くの方から、アメリカ大使館でことごとくJ-1ビザが却下されているらしい、という話をお伺いしますが、そんなことはありません。2021年に却下されたのは1名のみ(その後再申請で許可されています)、今までの実績と同様、キャリアエクスチェンジにお申込いただいた方の98%がJ-1ビザを許可されています。
キャリアエクスチェンジは今までの実績があるからこそ、確かな参加希望者のスクリーニング、企業プレースメント、面接練習の提供等、しっかりろサポートさせていただいています。
2022年のアメリカJ-1有給インターンシップの展望
2022年は今年以上に参加者が増加すると見込んでおります。コロナを経験したことで、いつでも行けると思っていた海外はいつでも行けるわけではないんだ、と気付かれた方が多いように感じます。またこの2年間海外に行くことを控えてきた方が、本格的に動き出してきています。
すでに2022年渡航希望者のお申込が入ってきています。2022年4月くらいの渡航を希望であれば、もうそろそろ手続きを開始していく時期です。アメリカJ-1有給インターンシップに出発するまでには、最短で3ヶ月、平均6ヶ月の時間がかかっています。
プログラムに興味があるかたはお早めにキャリアエクスチェンジまでお問い合わせ・ご相談ください。お待ちしております。