統計からみるアメリカ留学①日本人留学生編
キャリアエクスチェンジでは”アメリカ留学”がダントツ人気。だからアメリカに留学している留学生がものすごく多いのかしら??と漠然と思っていますが、本当のところはどうなんでしょう?また留学生はどんなアメリカ留学をしているのでしょう??このブログ・シリーズではInstitute of International Educationの統計から、アメリカ留学を数字で見て行こうと思います。アメリカのどこにどんな国の留学生がいるのか、日本人留学生はどこでどんな留学をしているのか、紐解いていきたいと思います!
第一弾はアメリカにいる日本人留学生に関する統計です。ちなみにこの統計は学生ビザ(F)を取得して留学していることが前提となります。
2015-2016年には19,060人の日本人がアメリカに留学していました。留学生数は年々減少していて、過去最低の数字です。
もっとも留学生が多かった1999年には46,872人もの日本人がアメリカへ留学をしています。
現在は最盛期の半分以下にまで、アメリカ留学をする日本人が落ち込んでいるということですね。
アメリカ留学をする日本人が多かった1999年に20歳前後の年齢だった若者は、現在40歳前後の年齢です。アメリカ留学を経験した40歳前後の人々が、日本や世界で活躍していることを目にする機会が多いですね。現在日本国内、海外で活躍している、アメリカ留学を経験した日本人のインタビューを「人生を変えるアメリカ留学」動画で見ることができますので、是非下記リンクよりご覧になってみてください。安部首相も登場していますよ。
さて19,060人の日本人留学生は、アメリカでどんなタイプの学校に在籍しているのでしょうか?統計によると下記の通りです。
- 大学・カレッジ 48.7% 約9300人
- 大学院 16.4% 約3100人
- その他教育機関 27.5% 約5241人 語学留学などもここに含まれます
- OPTでのインターン中 7.4% 約1410人
意外や意外、大学・大学院に留学している日本人留学生が半数以上を占めています。語学学校や専門学校に留学している日本人はたった5000人程度しかいません。。
またOPTビザを取得してアメリカ国内でインターンシップをしている日本人留学生がたった1400人しかいないことに驚きました。OPTビザを利用して1年間アメリカで給料を得ながら働ける制度を利用している日本人がこんなに少ないとは。アメリカ就職のステップにもつながるOPTビザを取得するプログラムにもっともっと参加してほしいですね。
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ここまで見てきた統計数字が示しているのは、アメリカにはそれほど日本人留学生は多くないということなんですね。アメリカには日本人留学生が多いというのは、思い込みなのかもしれません。
ちなみにアメリカへはどれくらいの留学生がきていて、どこの国からの留学生が多いのでしょうか?
2016年のアメリカへの留学生総数は1,043,839人!!104万人もの留学生がアメリカで学んでいます。ではどこの国からの留学生が多いのかというと・・
第1位 中国 32% 約33万人
第2位 インド 16% 約17万人
第3位 韓国・サウジアラビア 6% 約6万人
日本はたったの2%という結果になりました。本当に少ないのですね。。。
次回は留学生が一番多いカリフォルニア州にスポットを当てて統計を見て行きたいと思います!
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