帰国後に感じる逆カルチャーショックとその対処法
海外留学＆海外インターンシップのお手配をしているキャリアエクスチェンジです。本記事では、帰国後に感じる逆カルチャーショックとその対処法についてご説明します。
はじめに
海外留学やインターンシップから帰国した直後、多くの方が「逆カルチャーショック」を経験します。留学や海外での生活が長くなると、その環境に慣れ、日本の生活に戻った時に違和感や不安を感じることがあるのです。
逆カルチャーショックとは？
逆カルチャーショックは、海外で新しい文化や価値観に触れ、適応したあとに、再び自国の文化に戻った際に感じる違和感やストレスのことを指します。以下のような状況が考えられます。
- コミュニケーションの変化：海外ではオープンで直接的な表現が多いですが、日本に帰国すると間接的な表現や空気を読むことが重要視され、違和感を覚えることがあります。
- ライフスタイルの違い：たとえば、欧米ではワークライフバランスが重視されますが、日本に戻ると長時間労働が一般的な場合も多く、環境のギャップを感じることがあるかもしれません。
- 自己のアイデンティティの揺らぎ：異文化での経験を通じて成長した自分と、帰国後に求められる価値観や行動のギャップが生じ、自分のアイデンティティに疑問を抱くこともあります。
- 日常に根付く文化の違い：小さいことですが、信号無視が当たり前の国、街中で知らない人に誉め言葉を送ることが当たり前の国、部屋着で買い物や学校に通うことが当たり前の国、などがあり、そういった国の文化に慣れた後、日本に帰国すると違和感を抱いたり、寂しい思いをしたり、再度適応するまでに時間がかかります。
逆カルチャーショックの具体的な対処法
逆カルチャーショックに適応するためには、次のような対処法が役立ちます。
1. 経験を共有する
逆カルチャーショックを経験している友人や家族、留学経験のある人と話をすることで、気持ちを整理することができます。同じような経験をしている人と話すことで、共感や安心感を得られることもあります。
2. 「日本らしさ」を再発見する
逆カルチャーショックを乗り越えるには、まず日本の文化や価値観の良さに目を向けることが大切です。帰国後の環境で楽しめる日本ならではの体験（温泉、和食、伝統行事など）に目を向けると、新たな視点で日本を楽しむことができるかもしれません。
3. セルフケアを心がける
新しい環境に適応するには時間がかかるものです。リラックスできる時間を確保し、過剰な期待を抱かずに自分のペースで適応することを大切にしましょう。
4. キャリアへの応用
逆カルチャーショックで感じた違和感や学びを、キャリアにも役立てることができます。異文化での適応経験は、自分の柔軟性や共感力を高め、将来の仕事で異文化の理解が求められる場面でも強みとなります。
5. 新しい挑戦を見つける
帰国後も「新しいことに挑戦する」という意識を持つと、逆カルチャーショックから一歩踏み出しやすくなります。国内外で活用できるスキルや資格を学ぶ、新しい趣味を始めるなど、新たな刺激を見つけましょう。
おわりに
逆カルチャーショックは多くの人が経験することですが、それを前向きに捉え、成長の機会に変えることができます。キャリアエクスチェンジでは、帰国後のキャリア形成も視野に入れたサポートを提供しており、留学やインターンシップを通じて培った経験を最大限に活かせるようお手伝いいたします。
まずはご相談だけでも構いませんので、お気軽にカウンセリングをご利用ください。
