入国規制緩和へ!カナダ最新情報(2021年7月12日現在)
キャリアエクスチェンジで人気の留学先カナダ。2021年に入って多くの大学生の休学留学の方が、カナダに飛び立っています。しかしながらカナダの入国規制の政府指定のホテル隔離があることで、コスト面でカナダ留学を敬遠する方も多くみられていました。今回の規制緩和で2021年秋以降のカナダ留学がぐっと行きやすくなると思われます。今回の記事では、キャリアエクスチェンジの提携するカナダ・バンクーバー及びトロントの現地オフィスの情報と共に、2021年7月現在のカナダ留学の状況をご案内いたします。
2021年7月よりワクチン接種を2回完了している方に対して、カナダ入国の規制が大幅に緩和されます!これまでの入国規制でカナダ留学をあきらめていた方には朗報です!
現在のところワクチン接種が学校での対面授業参加や学生寮やホームステイ滞在に必須ではありませんが、ワクチン接種が進んでいるカナダでは、年内にはワクチン接種をしていることが対面授業参加などに必須となってくることが予想されます。
新しい入国規制の概要
〈適用開始時期〉
2021年7月5日 午後11時59分 (EST) より
〈緩和される内容〉
◆政府指定ホテル滞在義務免除
◆14日間の自己隔離義務免除
◆入国後8日目のコロナ検査免除
〈継続される事項〉
◆出国前72時間以内の検査(要陰性)
◆入国時空港での検査(要陰性)2.の結果待ちの間自宅等での自己隔離
〈緩和される内容の適応条件〉
●コロナ禍でのカナダ入国条件を満たしていること
●コロナの症状がないこと
●カナダ政府が定めるワクチン接種完了条件を満たしていること(※1)
●その他入国に当たって必要な手続きを完了していること
ワクチン接種完了条件(※1)
カナダ入国の14日より前に、カナダで認可されている以下のワクチンを必要回数分接種を終えていること。
カナダ国外での接種でも問題ありませんが、ワクチン接種証明書をArriveCANで提出する必要があります。また、証明書は英語、フランス語、もしくは公認翻訳家による翻訳の提出が必須です。
【カナダで認可されているワクチン】
◆Pfizer (Comirnaty, tozinameran, BNT162b2)
◆Moderna (mRNA-1273)
◆AstraZeneca (Vaxzevria, AZD1222, Covishield)
◆Janssen (Johnson & Johnson) – single dose
ワクチン接種を完了していない方に対しては、これまでと同様入国時の政府指定ホテルでの自己隔離が必要となります。
カナダのワクチン接種状況
1) カナダ全体
ワクチン接種対象者のうち約66%が初回の接種を終え、約19%が2回目の接種も終えております。
2) ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー含む)
対象者のうち約68%が初回の接種を終え、約18%が2回目の接種も終えております。
2回目の接種予約が年齢ごとに可能となり、8月末までには対象者全員が2回目の接種を終えられるペースで進んでおります。
バンクーバー 2021年7月現在の様子
通勤・通学時間帯はコロナ前と比較すると公共交通機関も空いており少し静かではありますが、 夏本番を迎え屋外(ビーチや公園、パティオなど)や、 アルコール提供が深夜0時まで延長されたこともあり飲食店も大変賑わっております。
【語学学校】
対面授業がメインではありますが、オンラインとのハイブリッドで開講中の学校もございます。
引き続き全体的に日本人比率が高くなっており、時期によっては初級〜中級下のレベルですとクラスの半数〜8割が日本人という学校もございます。
前回お伝えした通り、ビザ審査が急ピッチで進められているため、今後徐々に他の国籍の生徒さんも増えて行く見込みです。
【私立カレッジ】
対面授業を再開しているところもございますが、ほとんどがオンラインとのハイブリッド、中には引き続きオンラインのみで開講中の学校もございます。
トロント 2021年7月現在の様子
ロックダウンも明け、ワクチン接種も急速に広がり、感染者数も劇的に少なくなってきています。また、その為街の活気も戻りつつあり、夏という事もありコロナを忘れさせるくらい人の動きがあります。しかしながらまだ完全に再開されたとは言えない状況ではあります。
【語学学校】
今週から対面授業を再開させる学校があり、続々と対面授業が再開するという学校からの連絡が来ています。オンラインでの授業を引き続き提供する学校もあります。
【私立カレッジ】
現在はすべてオンラインのみ。7月中旬よりオンラインとのハイブリッド授業が開始されるカレッジもあります。
この情報は2021年7月12日現在の情報です。状況に応じて入国規制は変わる可能性がありますので、最新情報はカナダ政府サイト(クリック)をご確認ください。