保険って必要？～私がアメリカで手術した話～
皆さんこんにちは！キャリアエクスチェンジ・カウンセラーの坪井です。
本日は、留学にはなくてはならない
”保険について”
私の留学体験も交えてお話したいと思います！
留学に行こうと思っている皆さん。
留学って授業料だけではなく、初期費用や準備などでも費用が掛かりますよね。
そんな中で、”保険ってあんなに高いのに本当に必要なのか？”と思われる方もいるのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、絶対に必要です！
その理由を解説します！
●世界の医療費事情
出典：日医総研ワーキングペーパー 医療関連データの国際比較
－OECD Health Statistics 2021 およびOECD レポートより－
医療費支出の世界ランキング(2019-2020)では、日本の一人当たり医療費支出は4,691ドル(約65万円)でOECD38か国中に加盟する38か国中15位。
留学先として人気のあるイギリスは日本より若干安く、カナダ、オーストラリアはやはり日本より高いですね。
税金の高いヨーロッパがランキングの上位を占めており、
その中でも、アメリカ合衆国は2位と断トツ差で医療費の高さに特徴がみられます。
留学中は、思わぬ事故、ケガや病気があるかもしれません。また自分だけでなく、他人にケガを負わせてしまったり、物を壊してしまった時に発生する損害賠償など、様々なリスクに備えることが大切です！
●私もアメリカで手術しました！
私坪井、
実はアメリカのサンディエゴに半年留学していたのですが、
留学3か月目でなんと盲腸になってしまい、現地で手術を受けなければなりませんでした。
正直アメリカの医療費が、巨額になることは知っていたので、
びくびくしながら手術を受けました！
が、無制限の保険に加入していたため、診察費＋手術費＋入院費すべて無料でした。
※払ったのは、退院した後に自分で処方箋出された薬ぐらい（$15ドルくらい）
最近判明したのですが、保険加入していなかった場合は約300-400万円請求されていたようです。
恐ろしい～
●救急車も有料?!
ちなみにアメリカの医療費は世界でもダントツで高いだけあって、
日本でも無料で呼べる救急車は、アメリカだと1回呼ぶたびに約10万円がかかります！
→私はUberで深夜の救急病院に行きました。
そのため、”もしあなたが倒れている人を見つけて救急車を呼んだら、
高額請求されて、誰がその支払いをするかで裁判になるから気を付けて！”と
語学学校の先生に言われたことがありました。
アメリカでは医療費が払えなくて自己破産する人も多いのだとか。。。
日本は本当に医療に関して優しい国ですね。
今日はそんな病院経験で私が驚いたことを少しお届けしたいと思います。
●病院食がデニーズ?!
病院食ってどんなイメージがありますか？栄養バランスがいい？味が薄い？
皆さん、アメリカの病院食は驚きの連続なんです。まさにデニーズなんです！
残念ながら実際の写真が見当たらなかったのですが、画像と似た感じになります。 これにリンゴやらジャムやら、オートミールがついてかなり量の多い朝食でした。
●退院早すぎない?!
私は盲腸だったので3つほどおなかに穴をあける手術をしたのですが、
主治医の先生から”君明日退院ね。”と言われ、手術の翌日には退院しました。
傷もまだふさがっておらず、自力では帰れなかったのでホストファミリーに迎えに来てもらいました。
アメリカではケースにより異なりますが、患者の入院がかなり短いのが特徴です。
お産の場合も母体に異常がない場合、基本的には赤ちゃんを産んだ次の日には退院だそうです。
※日本だと通常出産後5日程度の入院
私は日本の病院にも入院したことがなかったのですが、あまりの文化の違いに驚くことがたくさんでした！こんな驚きもたくさんありましたが、手術前にはしっかり主治医の先生がお話してくださり、私が不安にならないように通訳をつけるか聞いてくださったり、日本人の看護師を担当にしてくださったり、大変でしたがとても温かい気持ちになりました。
本日の記事では、保険の大切さについてお伝えさせていただきました。
盲腸や事故など、人生何が起こるかわかりません。
保険がなくてせっかくの留学生活が終わってしまう可能性もあるのです。
現地での万が一にも備え、保険には加入しておくことを強くお勧めいたします！
次回の記事もお楽しみに～
アメリカへの留学に興味をお持ちの方は、
キャリアエクスチェンジまでぜひお問い合わせください。
