ホスピタリティビジネススクールBHMSセミナー
昨日4月16日にスイスのビジネス&ホテルマネージメントスクール「BHMS」のセミナーに参加してきました。
学校マネジャーが来日し、BHMSについてやホスピタリティ業界で就職するためのテクニックなどについてプレゼンしていただきました。
マネージャーの方は、BHMSのマネージメントの他に5つ星ホテルでも人事採用などのマネージメントをされているそうです。
面接官が考える採用のポイントは、候補者の成功談より失敗談に興味がある。失敗したときやピンチな時、どのように対処したかが一番のポイントになるそうです。
日本では、ホスピタリティといえば、接客・サービス業というイメージが多いですが、本当のホスピタリティはビジネス。
ただのサービスであればだれでもできます。最終的に目指すホスピタリティはマネージャークラスになることです。
お客様が今何を必要としているかを察知するスキルや臨機応変に対応できる順応性、社員をまとめるリーダーシップ力などが必要になります。
ホテルは必ず下積み期間があります。最初は裏方の仕事も多く、ほとんどの人は壁にぶち当たります。
ただし、壁の数だけステップアップができ、どんどん上を目指し挑戦し続けることができる。
今企業が求めてるのは即戦力。入社して1年間トレーニングが必要な人と入社して1ヶ月目から実力を発揮できる人であれば、答えは一目瞭然。
とは言っても、大学生であればもちろん社会人経験がないので、仕方のないこと。
だからこそ、BHMSのDiplomaコースに価値がある。大学を休学し、BHMSで有給のインターンシップを経験します。
ここで、お金を稼ぐ大変さ、接客・応対の基礎、セルフマネージメントなど、社会人になったら必ず必要になる経験・スキルを身に付けます。
インターンシップで厳しい環境で働くことによって修了時には達成感と自信に満ち溢れているそうです。
この自信は、何千人と面接をしてきた面接官であれば、すぐに感じられると思います。
実際、このBHMSの卒業生の多くは、ヒルトンやフェアモントなど一流ホテルに就職されています。
現在、在学中の日本人学生になぜBHMSを選んだか聞いてみました。
彼の将来の夢は、一つの国に留まらず色々な国に住んでみたい。そのためには仕事が必要ということで、世界で共通する職業は何か考えたところ、ホスピタリティ業界にたどり着いたそうです。
世界中には観光スポットがありホテルあり、ホスピタリティは世界に共通して需要があります。
BHMSはインターナショナルな学生+インターナショナルな講師軍という、もっとも彼の求めている環境に近かったそうです。
また、他のホスピタリティ学校よりも費用が安いのも決め手の一つだったそう。(学費・滞在費・食費すべて込で年間330万ほど)
もう一人は、現在大学休学中の学生さんでした。
日本では経済学部に所属しており、卒業論文のテーマを考えていたとき、「ホスピタリティビジネス」にたどり着き、
それじゃあ実際に身をもって体験しようということで留学を決意されたそうです。
この方は、あまり英語には自信がなかったそうですが、言葉の壁もまた一つの勉強になっているとのこと。
ホテルに勤務したら世界中のお客様が来ます。中には英語が話せない方も大勢いるため場合によっては身振り手振りで伝えないといけませんので、今の状況も今後の役に立つと思います。
また、現在は日本人生徒はこの2名しかいないため、英語環境はしっかりと保たれていますね。
それでは、BHMSについてご案内いたします。
【概要】
B.H.M.Sはスイス中心部に位置する都市、ルツェルンに1972年に設立されました。
ルツェルンはスイスでも有名な観光エリアでコンパクトで安全な都市です。
ルツェルンキャンパスでは年間約600名の生徒がホテルやサービス業界でのビジネスマネージメントを学んでいます。
小人数制を徹底していて、1クラスに学生数20~30人ほどのきめ細かく徹底した少人数教育を行っています。
また、最短3年でBachelor Degree(学士)最短1年でMaster Degree(修士)取得が可能。
1年間のコースは6ヶ月コース受講後6ヶ月有給インターンシップが保障されています。
インターンシップでも、最低月約26万ほどのお給料が支給されます。
【特徴】
★65か国の学生が在籍
★27%の学生がヨーロッパの学生
★23%のアジア人学生。うち日本人は5%未満
★有給インターンシッププレイスメントを保障
★スイス有数の観光都市であるルツェルンダウンタウンに位置する
★平均年齢:Diplomaコース→19歳、MBA→23歳、調理師コース→26歳
★17ヶ国の講師軍から学べるため、各国のホスピタリティ・サービスを学ぶことができる
★卒業後のホスピタリティ業界への就職率が高い(ヒルトン・フェアモント・シャングリラなど)
詳しくは、こちらからご覧いただけます。