トロント最新情報【2020年11月26日付】
ここ最近日本でもコロナウイルス感染者が急増しており、不安な毎日を過ごされている方もいるのではないでしょうか?感染者増加は日本のみならず世界でも第3波がやってきています。これから冬になるエリアは特に注意が必要ですね。。。
さて、本日は、カナダトロントからコロナウイルスに関する最新情報が届きましたのでご案内いたします。カナダもこれから冬に入り日本と同じく感染者増加が懸念されていますが、対応のスピードや対策は国によって異なります。トロントは爆発的な増加の手前で対策を行った形になります。
トロント市の感染状況とロックダウンについて
オンタリオ州は8月末頃からの感染者数の増加により、10月1日にロックダウン手前の状況と判断し、人が集まりやすくとどまりやすい飲食店などに対しての店内営業の規制をかけました。
この規制の効果は最初期には表れていたものの、その後、各地での感染、そしてそれに起因した病院や学校等教育機関でのクラスターも確認され、11月に入りオンタリオ州全体で1日に1000人を超える状況となっておりました。なお、対面授業を再開した語学学校ではクラスターは確認されておりません。
トロント市では現在1日に最大で450件の例が挙げられていたこともあり、クラスターが勃発している隣のピール地区(トロントより西側)と並び、他の地区に比べて感染者数が非常に多いため、今回ロックダウンの決定がなされました。
今回のロックダウンは延長の可能性も盛り込んだ4週間を対象として以下のような規制が設けられています。
・集会人数について
同一世帯を除く屋内すべての公共のイベント、社交的な集まりの禁止。屋外では10人までとする。冠婚葬祭や宗教的なものはソーシャルディスタンスの確保を条件に屋内でも10人まで。
・飲食サービス
屋内・パティオでの営業の禁止。テイクアウト・デリバリー・配達での営業は可。
・運動施設
屋内は禁止。屋外は10人まで。
・ヘアサロン・ネイルサロン業等
閉鎖
・小売
エッセンシャルワーク(スーパー・コンビニ・薬局・金物屋・酒店等)を除き、路面での引き渡しや配達のみ許可。エッセンシャルワークについては入場制限をするなどで集客可能を50%までとする。
・教育機関
託児所、公立の小中高校は継続。それ以外は対面授業の禁止。
これはオンタリオ州政府およびトロント市の条例となるため、カナダ連邦国政府管轄の入国制限に影響がある、もしくは入国要件の変更があるといった話は現在出ておりません。
また、各語学学校は対面授業を展開していたところはリモート授業に戻り、対面授業を受講していた各生徒に対しても個別に連絡・対応をしております。
ただ、どの学校もまた対面がOKとなった場合、すぐに対応が出来るよう尽力されております。
これからトロントへ語学留学を検討されている方はまずはキャリアエクスチェンジまでお問い合わせください。