トビタテ!留学JAPAN 第8期応募状況と第9期募集
文部科学省を主体に官民協働の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」では東京オリンピック・パラリンピック開催年にあたる2020年までの7年間で、1万人の大学生、高校生を海外へ派遣することを目的としています。
「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム 」も期を重ねること8回、留学期間を平成30年4月1日~平成30年10月31日とした第8期の募集期間がこのほど終了し、第8期の応募状況のとりまとめが公表されていましたので、第7期の応募状況とあわせて以下に見てみましょう。
トビタテ!留学JAPAN 第8期の応募状況
【概要 第8期】 留学開始期間:平成30年4月1日~平成30年10月31日
【応募状況】
1.応募学生数:1,496人(採用予定500人)
2.応募学生の在籍学校数:238校
(1)理系、複合・融合系人材コース:552人(採用予定220人)
(2)新興国コース:182人(採用予定80人)
(3)世界トップレベル大学等コース:185人(採用予定100人) 倍率1.8倍
(4)多様性人材コース:577人(採用予定100人)
【概要 第7期】 留学開始期間:平成29年8月18日~平成30年3月31日まで
【応募状況】
1.応募学生数:1,752人(採用予定500人)
2.応募学生の在籍学校数:230校
(1)理系、複合・融合系人材コース:537人(採用予定220人)
(2)新興国コース:138人(採用予定80人)
(3)世界トップレベル大学等コース:282人(採用予定100人) 倍率2.8倍
(4)多様性人材コース:795人(採用予定100人)
これまで応募数は期ごとに増加してきましたが、第8期は第7期と比較して全体の応募数はやや減少したものの、新興国コースへの応募が目立って増加していますね。
一方、7期に倍率2.8だった世界トップレベル大学等コースは、1.8倍率に低下、海外大学ではの新学期の開始が1月・9月に設定されているところが多いため、4月出発のこの期の募集では入学スケジュール的に合わない、というのが理由なのかもしれません。また、留学計画の自由度が高い「多様性人材コース」は前回より数字はおちたものの、やはり人気があり倍率が高いですね。
トビタテ!留学JAPAN 第9期募集説明会情報
「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム 次回の応募は第9期、募集説明会の開催は12月になり、既に参加予約申込みの案内も出ています。12月初旬に大阪・東京の2会場で開催の予定ですが、いずれも定員に達し次第で締め切りとなるようですので、参加を希望される方は早めにお申込みを!
ただ、この第9期の説明会、各会場に出向けない人のために「第9期オンライン説明会」が12/7より動画で配信される予定だそうです。会場にいけない方はこちらで説明会をご覧になってみては如何でしょう。
トビタテ!留学JAPAN 留学成果の報告会
文部科学省と日本学生支援機構(JASSO)は今年9月に「トビタテ!留学JAPAN」の第3回留学成果報告会を東京で開催されました。
当日は「トビタテ!留学JAPAN」から派遣された第1期~6期、及び高校生コースの派遣留学生から、大学生、高校生ら171人が参加し、留学先で得た経験や学びの自らの留学成果をプレゼンテーションしました。特に優れたプレゼンテーションは表彰され、文部大臣から表彰状の授与が行われました。
このほど、「トビタテ!留学JAPAN」の公式ホームページにその 第3回 留学成果報告会の開催レポートが公開されていますので、トビタテ!の留学の成果、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
●「トビタテ!留学JAPAN」 第3回留学成果報告会● ※PDF
年に2回しかない返済不要の留学奨学金で留学できるチャンス、このようなチャンスを利用してたくさんの大学生に海外留学を経験してほしいと思います。トビタテ!留学JAPANの応募に際しては入念に準備をして応募してみましょう!!
留学プランに関するご相談は是非キャリアエクスチェンジにお問い合わせください。