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カナダ留学から永住への道ー新システム導入
11月6日にカナダ大使館で開かれた留学フェアに参加してきました。
高校・短大・大学・語学学校計84校ほどが参加し、多くの留学エージェントや教育機関の方々が来場されていました。
また、フィリピンマニラのカナダ大使館査証課によるセミナーがいくつかあり、興味深い内容のも
のもありました。
近年どの国でも移民・永住権を取得するのが難しくなっておりますが、カナダは、逆に移民権を取りやすい国としてアピールしていました。
カナダは学生ビザ（短大・大学など）でも週20時間、長期休暇中はフルタイムでアルバイトが可能。しかも卒業後は通学期間分（最長3年まで）のPost-Graduate Work Permit（Open Work Permit)が取得できます。
カナダで1年間フルタイムで仕事をすると、Canadian Experience Classというカテゴリーで移民申請が可能。そして、今回のセミナーで初めて知った最新のシステム「Express Entry」にてよりスピーディーに移民権を取得できるようになりました。
Express Entryとは
2015年1月より、カナダ市民権移民省(Citizenship and Immigration Canada, CIC)は、一部の経済移民申請の管理に新たな電子システム「Express Entry」を導入しました。
今後、労働市場の需要に応えるために多くの移民が必要となります。Express Entryによって、以下の経済移民プログラムにおいて積極的な移民の採用・審査・選抜が可能になりました。
●連邦技能労働者プログラム【Federal Skilled Worker Program (FSWP)】
●連邦専門トレードプログラム【Federal Skilled Trades Program (FSTP)】
●カナダ エクスペリエンス クラスプログラム【Canadian Experience Class (CEC)】
●一部の州/準州政府ノミネートプログラム【Provincial Nominee Program (PNP)】
今後、雇用主はExpress Entryにて、新たにリニューアルされたJob Bankウェブサイトおよび一部州・準州政府を介して、候補者を検討・選択することができます。
スキルや経験を持っている人ほどJob Offerが来る可能性が高いということですね。
Express EntryにてOfferをもらった候補者やすでに企業からJob Offerをもらっている人は今までかなりの時間がかかっていた移民申請ですが、今後は60日以内に処理するとなっています。
今までよりもずっとスムーズになりますね。
カナダ永住への一番の近道はこんなプランになるでしょうか♪
★カナダのカレッジにて2年のDiplomaコース（修了資格コース）を受講
⇩
★2年間のPost-Graduate Work Permit（Open Work Permit)を取得
※学校修了後90日以内に申請
⇩
★現地企業にて1年以上就労
⇩
★Canada Experience Classにて移民申請開始
⇩
★移民権取得！
上記のプランだと最短3年ほどで移民権取得になりますね。
たまに、ワーホリで滞在中にJob Offerをもらい、企業スポンサーによる就労ビザを取得される方もいますが、
これは、本当にわずかな例です。いくらキャリアやスキルがあっても、タイミング（ポジションの空きやビザの残存期間）によって大きく左右されます。
絶対に移民するぞ！という人は、無駄な時間と費用をかけず確実な移民への道を歩むのがBESTですね！
カナダは9年ぶりの政権交代となり、新たな首相が誕生しました。
今後はより移民制度が緩和されると期待される声が上がっています。
これからどんどん改善されていくのを期待して！
