カウンセラー紹介:田中~私のイギリス留学体験~
はじめまして。
キャリアエクスチェンジで留学・インターンシップカウンセラーをしております、田中です。
この記事を通して、私のことを知って頂くだけではなく、留学の魅力が伝えられたら良いなと思います!
私の留学
私は大学3年生の後期~4年生の前期の期間を使い、イギリスに留学していました。
高校時代にみつけたイギリス人Youtuberのイギリス英語に一目惚れ(一聞き惚れ?)し、そこからイギリス英語の魅力に引き込まれ、大学時代は毎年イギリス旅行に出かけていました。そしていよいよ、準備を整え、夢のイギリス留学。
ストレスで号泣しながら家族に電話をかけた日もたくさんありましたが、すべてひっくるめて良い思い出で、夢のような時間でした。
大学の授業について
International Business Communication学科に学部を留学していました。
ビジネス系の科目が多く、またグループワークが多かったです。
グループワークの課題では、たとえば、「海外展開を考える企業のためにマーケットリサーチをするコンサルティング会社で働いているという設定の元、グループミーティングをする課題」や、「架空のベンチャー企業を立ち上げると仮定し、必要な準備やレポート、プレゼンテーションをする課題」といったものがありました。理論的な部分を学ぶ座学では、「リーダシップとは」や、「海外進出に向けて企業が気を付けるべきこと」「多国籍なチームにおいて必要なマネージメントスキル」等を学びました。
生活について
イギリス人のフラットメイトと、フラットをシェアしていました。
それぞれに鍵付きの個室(ベッド・バスルーム・勉強机)が用意され、キッチンとリビングが共有のスペースで共同生活をしていました。フラットによっては、フラットメイトの関係が日本でいう賃貸の隣人のような「他人同士」になることもあるようでしたが、私のフラットメイトは距離感が家族のようで、何をするのも一緒、フラット内でも外でもいつも一緒に行動していました。フラットメイトがさらに友達を沢山呼んでくるため、いつのまにか人の輪が広がりました。有難いことに、文化についても、英語力についても、生活環境から学び向上する機会が多くありました。
イギリスのおすすめ
★ブライトン
フラットメイトの地元がブライトンにあったため、長めの休み期間にはほとんど毎度訪れていました。ブライトンは、海を超えるとフランスがあるイギリス海峡沿いの港町です。白を基調とした建物と、パステルカラーの海と空に、ヨーロッパのリゾートの雰囲気が感じられるとても素敵な場所でした。イギリスでも屈指のLGBTの街であり、芸術家や芸能人(最近だとヨーロッパのYouTuber達なんかも)が多く住むエリアで、街の至る所でアートに触れることができます。中心部には雰囲気のオシャレなお店や不思議なものを販売している楽しいお店がたくさんあります。街をぶらついたり、海辺を散歩するだけでも楽しいですが、ロイヤルパビリオン(ジョージ4世の別荘。インド風の外観と中華風の内装が豪華。)やブライトンピア(海の上のクラシックな遊園地)も楽しかったです。ロンドンから電車で1時間半ほどで来られる場所なので、ロンドンに行く際には、ぜひブライトンまで足を伸ばしてみて下さい。
★ショートブレッドと紅茶
ショートブレッドは甘さが控えめなバタークッキーです。口の中でほどけるような食感と、小麦やバターの優しい甘さがたまらず、お気に入りのおやつでした!いろんなブランドがありますが、私のおすすめはM&S(英国大手スーパー)のショートブレッドラウンズという丸い形のショートブレッドです。食べ比べてお気に入りをみつけてください。M&Sはショートブレッドに限らず、クッキー系がどれもとっても美味しいのでお土産にもおすすめです!このショートブレッドを紅茶と一緒に頂くのがたまりません。日本人は、紅茶をストレートで飲む人が多いですが、イギリス人は紅茶にミルクを入れてミルクティーにしてしまうのがデフォルトのようです。紅茶はフォートナム&メイソンがお勧めです!種類が豊富で、迷ってしまうと思いますが、私のお勧めはカウンテスグレイです!ベルガモットが入ったアールグレイ系統の柑橘系の香りがする紅茶です。
感想
私は、留学の機会を通して、また英語が使えるようになったことで、様々な国の人と親交を深めることができたことで、より自由で前向きな思考になったと感じます。
私自身、留学前はとても静かで、人見知りで、空気を深読みしすぎて、自分の意見を言うのに躊躇したり、ストレスを溜めたりということが多くあり、自分の性格をとても窮屈に感じていました。しかし、異なる文化に長期間触れることで、生き方・考え方・感じ方・全て正解はひとつじゃないんだ、そして周りはそれを受け入れてくれるどころかポジティブに捉えてくれるんだということを身に染みて感じました。
留学カウンセラーになる前は児童英語講師をしていて、沢山の子供たちとお話をし、また、今は留学カウンセラーとして、高校生~社会人まで多くの人とお話をし、自分で自分の首を締めるような考え方で行動に踏み出せない方たちと接すると、海外経験を通して、間違いを恐れず、自由に生きる楽しさを経験してほしいなと感じることがよくあります。
留学や海外インターンシップを通して、英語力を伸ばすことに高い期待を持っている方は多くいらっしゃいますが、留学してよかったと感じる一番の部分は、価値観の広がりと、世界を見る目が変わったことです。また、英語を使うことのハードルがぐっと低くなり、間違ってでもコミュニケーションを取ろうとするスキルが身に付いたと思います。もちろん、留学に向けて英語の勉強へのモチベーションはあがり、留学を通してアウトプットしながら自分の苦手分野に気づき、帰国後も英語の勉強と向き合うことで、英語力は伸びていきますが、英語力は短期で習得できるような簡単なものではりません。
決して安くはない海外プログラムで満足した経験ができるよう、皆さまの留学や海外インターンシップの参加をぜひサポートさせてください!