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【N.Nさん】ポートランド私立教師インターン生 2025年12月活動レポート

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【N.Nさん】ポートランド私立教師インターン生 2025年12月活動レポート

2025年8月派遣、ポートランド私立(ISP)のインターン生から活動レポートが届きました!
活動から3か月程度経った現時点でのご経験について共有いただきました。

インターン⽣の紹介

名前:N.Nさん
性別:女性
渡航時の年齢:22歳(大学4年次休学で渡米)
担当学年:小学1・2・4・5年生
派遣時期:2025年8月
派遣校:ポートランド私立小学校(ISP)

Q&A形式 活動レポート

担当するクラス、学年について紹介してください

どの学年も、各言語トラック1クラスのみの構成になっています。

1年生➤9名

まだまだ幼さは残りますが、日本語を積極的に学んでいる様子がとても印象的です。歌が好きで、学習に関連した日本語の歌を授業中によく聞き、休み時間にもみんなで口ずさんでいます。ひらがなを全て習得していることが1年生への進学条件で、現在はひらがなの復習を終え、カタカナの学習をしています。

2年生➤13名 

日本語トラックの中で1番児童数が多いクラスですが、1番団結力があり全体的に学習意欲が高いクラスだと感じています。漢字学習、算数、ユニット学習などすべての学習において探求心が強く、どんな活動にも真剣に楽しみながら取り組む姿が印象的です。一人だけできればいいのではなく、お互いを助け合おうという雰囲気があり、協力的な場面が多くみられます。昼食時間や休み時間でも頑張って日本語を話そうとする姿勢がみれれ、日本語トラックの中で日本語の使用頻度が1番多いと感じています。

4年生➤12名 

1番サポートに入っている時間が長いクラスです。児童一人一人がとても個性的なクラスで、学期が始まった頃の8,9月はとても大変だった記憶があります。日本語は上手なはずなのに英語を喋ってしまう児童が多く、その雰囲気にクラスみんなが流されてしまい、何度リマインドしてもなかなか改善しない日々が続きました。しかし、担任の先生や他のサポートの先生方と根気強く接し続けた結果、10月あたりから少しづつ改善している様子が見られ、今でも英語を話している場面は見られますが、児童の日本語や学習に対する態度が良い方向に変化していると感じています。特に、最近は5年生と一緒に2月のインターナショナルフェスティバルにむけてソーラン節の練習をしていて、最初は心配の声もありましたが、予想以上に真剣に取り組む4年生の姿に他の先生方も驚いています。

5年生➤6名

日本語トラックの中で一番人数が少ないクラスですが、一人一人がとても自立していて、サポートに入っているというよりかは、私が担任の先生や児童から授業の進行や考え方を学んでいるという感じです。授業では児童が話す、考える時間が多くあり、どのトピックに対しても一人一人が自分の考えをしっかり持っていて毎回驚かされます。11月に日本に修学旅行に行き、2週間日本の学校で体験学習をしていました。短期間ですが、すごく意欲のある児童たちで、大きな成長が見られたと感じています。

担当の先生について紹介してください

1年生(S先生)

すごく声が大きく、はきはきしている先生です。生徒一人一人の言動をよく観察していて、常にどんな対応をするべきか細かく共有してくれます。1年生は英語も日本語もまだ語彙レベルがそんなに高くはないため、視覚的な情報を多く使用しているのがとても印象的です。ホワイトボードに「1年生のお部屋」というコーナーがあり、一人一人の顔写真を貼って、集中力がないときやよくできた時など、児童のステータスを変えることで自分は今どの立ち位置にいるのかを視覚的に見せることができ、都度言葉で注意しなくても、1年生が自分で気づくような工夫をしています。また、クラスのルールを決めるときも、先生が一方的に決めるのではなく、児童と一緒に考えることでこのルールを設ける理由を知り、納得できるようにしているのもすごく印象的です。落ち着きがない児童や授業に集中できない児童がいた時に、ずっとそばにいて注意し続けるのではなく、「あとで絶対に戻ってくるから自分の行動が良いチョイスかどうか考えてみて」と声をかけ、児童に考える時間を与えるという指導法もさとこ先生から学びました。また、先生は視覚教材や音楽、動画などを多く活用するのですが、学習のモチベーションを上げるためにキャラクターなどを利用するのは良いが、それ自体に興味が行って学習内容に集中できない児童も多くいるため、使うタイミングや頻度を工夫する必要があるとのアドバイスもいただきました。

2年生(M先生)

少し厳しい一面もありますが、教授法や児童への声掛けなど、学ぶことが多くとても尊敬している先生です。M先生の授業では、児童が考え、発言する場面が特に多く、毎回、2年生ってここまでできるんだ!と驚かされるような活動をしています。授業のスピード感もすごく速く、難しい内容でも2年生は常に高い集中力を保っていると感じています。M先生は児童の授業中のノートや発表内容などを全て写真や動画に収め、成長を記録しています。与えた課題はやらせっぱなしにするのではなく、基準をしっかり設定し都度評価をして、児童のレベルを可視化しています。そうすることで、児童一人一人の課題レベルの設定を見極めることができると思います。また、M先生からは保護者とのコミュニケーション方法についてもアドバイスをもらいました。保護者には、児童の情報を迅速、かつ細かく伝えることが大切だとおっしゃっていました。クラスでの様子や学習状況、交友関係など、保護者との面談で「初めて知った」と言われるのでは遅く、どんなに小さいことでも保護者に聞かれる前に報告することで良い関係を築くことができると学びました。

4年生(A先生)

今年からISPにきた新しい先生で、私と年が近く、一緒にいる時間が長いためよく相談をさせてもらています。以前はアメリカの公立の小学校で働いていたため、ISPとは大きな違いがあり、まだまだ試行錯誤しながら授業づくりや学級運営をしているとおっしゃっていました。上記の質問でも述べたように、4年生は新学期が始まってからの1,2か月はクラスが落ち着かずとても大変でした。そんな中でA先生は褒める場面と叱る場面を明確にわけ、クラスの雰囲気を作っていっているなと感じています。また、最初の頃は朝の会でも児童がふざける場面がよくあったのですが、A先生はとても根気強く向き合い、ふざけずにできるまで何度も朝の会をやり直す場面もありました。私なら折れてしまいそうだなと感じる場面でも、とにかくルーティンを決めて、できるまでやるという姿勢は、学級の雰囲気を作っていく上ですごく大切なことだなと感じました。

5年生(T先生)

日本語トラックで唯一の男性の先生で、厳しい場面もありますが、とても気さくな先生です。T先生はずっと5年生を担当していて、毎年日本への修学旅行の引率も行っています。児童の観察をよくしていて、もちろん個人のレベル差はありますが、その中でも課題のレベルを一人だけ下げるなどはせずに、その分時間をかける、ステップを増やすなど工夫をすることで、児童の成長や達成感をサポートしています。クラスの中に、一人、身の回りのことをするのが苦手な児童がいるのですが、日本への修学旅行では日本人の家庭にホームステイをするというプログラムもありました。そのため、T先生はその児童の保護者と連携をとり、修学旅行の1か月前から、家庭でキャリーケースに服をたたんでいれたり、自分のものを片付けるという練習をさせていました。できないから特別な対応をするのではなく、できるように工夫をするというのは、児童にとってすごく大切なことだなと感じました。

到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください

自分でワークシートを作成したり、アクティビティを考えたりしたことはまだないです。 指導方法については、児童の目を見て話す、やるべきことを明確に、簡潔に話すという方法が効果的だなと感じています。

到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。

2年生の算数の授業

「数」と「数字」の違いについての学習で、身の回りにあるお菓子の袋や本、新聞紙などを実際に学校に持ってきて、確認していました。その際に、先生が先にそれぞれの定義を教えるのではなく、何時間もかけて児童に何が違うかを気づかせていく過程が印象的でした。活動を通して、最初はなんとなくで違いを考えていた児童も、最終的には自分たちの言葉で定義を説明していました。

1年生のユニット学習

動物の特徴についての学習で、ホッキョクグマやペンギンはなぜ寒い地域でも生活することができるのかをアクティビティを通して考えていました。児童は、「羽があるから」、「脂肪があるから」、「皮膚が厚いから」など様々な予想を立て、実際に身の回りにあるものを使い、ペンギンの手を再現することで、「人間の手」と「ペンギンの手」は氷水の中でどのような違いがあるのかを実験していました。最終的には、先生が作った「脂肪の手袋」をはめて氷水に手を入れることで、寒い地域では脂肪がどのように機能するかを学んでいました。

到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください

  • ハロウィン
  • 諸聖人の日(1週間、スペインの伝統などを体験した)
  • リンゴ狩り
  • SPEAE CENTERの勉強会
  • リンゴソース作り

到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください

基本的にはクラス全体の机間指導をしながら個別で児童のサポートをすることです。ステーション学習でひとつのステーションをまかせてもらうこともあります。掲示物の作成や資料のプリントアウトなど、学級運営をサポートしたり、休み時間に児童の監視をする役割もあります。フィールドトリップでポートランドの博物館に児童の引率もしました。

英語の使用頻度はどのくらいですか?

学校でも、お昼休憩やガーデニングの時間など英語で授業を行う時には英語を使用します。家庭では、ホストブラザーとは基本的に日本語を使うようにし、他のファミリーとは英語を使用しています。休日や長期休み中はホストファミリーと過ごすことが多いのでほとんど英語を使用しています。

1日のスケジュールについて教えてください。 (平日)

7:00 起床
7:50 学校到着 
8:00~10:00 4年生
10:00~11:00 5年生
11:00~12:00 ランチ
12:00~15:30 2年生(week A) 1年生(week B)
16:00 帰宅
19:00 夕食
23:00 就寝

1日のスケジュールについて教えてください。 (週末)

日によって違います。
お昼近くまで寝ることもあれば、早起きしてホストブラザーのサッカーを見に行ったり、
外食、ショッピングなどに行くこともあります。

到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?

私の生活スタイルをすごく尊重してくれています。
色んな家族のアクティビティに参加させてもらい、10月には一緒にサンフランシスコにも連れて行ってもらいました。週末にはミュージカルやバレエを見に行ったり、寒くなる前はよくハイキングにも行っていました。

教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください

もっと英語を上達させて、積極的に他の言語トラックの先生方ともコミュニケーションが取れるようにしたいです。授業や学級運営に関してもっと自分の意見をもち、積極的にアイディアを出すことでインターン生としての役割を広げていきたいです。児童との関りについても、一人一人の観察をさらに丁寧に行うことで個人に合った指導をできるようになりたいです。

現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください

常に周りを観察して、次に先生は何をやってほしいのかを予想して動くことができるようになったと感じています。また、なんとなくでサポートするのではなく、自分の意見を持つことで成功したこと、失敗したことを明確にし、改善点をどんどん探して、行動に移せるようになったと思います。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 (教師アシスタント)

先生方の授業スタイルをもっと良く観察して、自分で一つのアクティビティや授業を考えて実践してみたい。日本語の授業だけでなく、英語の授業も観察することで将来のキャリアに役立てたいです。

これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。 (プライベート)

様々なイベントなどに参加して、学校やホストファミリー以外にも交友関係を広げたいです。

現時点までのインターン活動や生活の中で、不安を感じること、気になることや困ったこと、改善してほしい点などがあれば、教えてください。

同年代の方々と関わる機会がないため、リッチモンドのインターン生などと交流する機会があれば嬉しいです。近くに大学はあるのですが外部の学生が参加できるようなイベントがあまり探せないため、情報交換などがしたいです。

その他(感想、伝えたいことなど)

これまで同じプログラムに参加した方々に、ポートランドのおすすめの場所やイベント、コミュニティなどを教えていただいたり、質問をできる機会があれば嬉しいです。

写真の共有

1枚目 クリスマスの買い物でショッピングセンターに行った際にホストファミリーと
    取った写真


2枚目 1か月間サポートに入っていたpre kさんのクラスに最後に挨拶に行った時の写真


3枚目 ハロウィンの飾りつけ(ホストファミリー宅)


4枚目 シアトルでカレッジフットボールを見に行った時の写真


5枚目 multnomah fall に行った時の写真


活動レポートのご提出をありがとうございます!

ポートランド私立小学校派遣については以下プログラム紹介ページをご覧ください。

お問合せ

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