就労ビザを取りやすいのは?アメリカ・カナダ・オーストラリア就労ビザ比較
最近では海外留学・海外インターンシップから、海外就職を目指す方が多く、また留学やワーホリで海外にいってみて、海外で長期間働いてみたいとのご相談も多くいただきます。
海外で働きたい!となった時に、ぶち当たるのが「就労ビザ」の壁。
一番簡単な就労ビザはワーキングホリデービザ。18-30歳であればどなたでも取得できます。カナダ・オーストラリアももちろんワーホリビザの取得が可能です。
ワーキングホリデープログラム詳細はコチラをクリックしてご覧ください
唯一英語圏でワーホリ制度がないアメリカには、18ヶ月まで有給で働ける研修ビザJ-1有給インターンシッププログラムがあります。
J-1有給インターンシッププログラム詳細はコチラをクリックしてご覧ください
英語圏のどの国であっても、ワーキングホリデービザ以外の「就労ビザ」を取得するのはハードルが高いのが現実です。そもそもどんな種類の就労ビザがあるのか、就労ビザはとりあえず申請してみることができるのか、値段は?など知らないことばかりです。今回は一般的に「就労ビザ」と言われる種類のビザに焦点を当てて、人気のアメリカ・カナダ・オーストラリアの一般的な就労ビザについて、申請条件などを比較してみました。
★アメリカ・カナダ・オーストラリア一般的就労ビザ比較★
アメリカ |
カナダ | オーストラリア | |
就労ビザ種類 |
H1-B |
LMIA Work Permit |
Subclass 457 |
雇用主企業のスポンサーシップ |
必要 |
必要 |
必要 |
年間発給数 |
65,000 *発給数制限のため書類受付前に抽選あり |
26,000 |
48,000 |
ビザ申請料金 |
約15-25万円 弁護士費用別途 |
約10-12万円
弁護士費用別途 |
約15-18万円 弁護士費用別途 |
申請から働けるまでにかかる期間 |
約6ヶ月 |
約4ヶ月~9ヶ月 |
約4ヶ月~9ヶ月 |
ビザ有効期間 |
3年、更新可
最大6年 |
1年、 更新可
|
1年~4年、更新可 |
学歴条件 |
仕事と直結している学位を保持していること |
仕事と直結する学歴があれば望ましい |
仕事と直結する学歴があれば望ましい |
職歴条件 |
仕事と直結する職歴が必要、学歴に応じて必要年数が異なる |
仕事と直結する職歴があれば望ましい |
仕事と直結する職歴が必要 |
報酬額条件 |
最低400万円以上 業種・職種による |
最低300万円以上
州・エリアによる |
最低500万円以上 |
英語力条件 |
なし |
なし |
IELTS5.0以上 |
申請可能な業種職種 |
政府指定はなし |
政府指定はなし |
政府指定の職種リストにあるもの限定 |
雇用主企業の審査 |
なし |
あり |
あり |
取得難易度 |
B | C |
A |
【注意事項】上記比較表記載の数字は2016年の情報をもとにした「おおよそ」の数字、また申請条件は目安となります。正確な各国就労ビザの申請条件等の最新情報に関しましては、各国政府のホームページをご覧ください。また就労ビザに関する相談は当社では行っていません、各国の移民弁護士にお問い合わせください。
どの国の就労ビザが簡単に取得できるか……どの国もやっぱりハードルが高いのは事実です。アメリカは申請前に「発給制限のため抽選」があること、また自分自身の「学歴」がネックになります。オーストラリアは「高額な報酬」を出してくれる雇用主を見つけることが最大のネックになりそうですね。結果的にはこの3つの国の中ではカナダが一番ハードル的に低そうです。雇用主側の条件はもちろんありますが、申請者自身のスキルはそれほど問わないようになっています。
最終的に海外での就職をお考えの場合は、こういった就労ビザの条件や状況を確認して、留学先などを決めるのもアリです。最近、海外就職を目指す方がカナダを選ぶ傾向にありますが、ますますビザが厳しくなるアメリカを避けているようです。。
さて最後に「就労ビザ」を取得して、それぞれアメリカとカナダで勤務経験のある、キャリアエクスチェンジのスタッフからアドバイスがあるとすれば、「最終的には縁と運頼み」ということです。良い雇用主や移民弁護士に恵まれるのが縁、就労ビザが許可されるのが運、ジタバタしても仕方ありません。思うような結果がでないこともあります。しかし就労ビザが却下されるかどうかは、申請してみないとわかりません。
まずは海外に行って、スポンサーとなる雇用主を見つけることが必須!海外留学や海外インターンシップは、海外就職のためのはじめの一歩です。はじめの一歩のお手伝いは、キャリアエクスチェンジにお任せください。キャリアエクスチェンジへのご相談はこちらをクリック!