Vancouver English Center(VEC)語学学校、閉校
8月25日、バンクーバーにある語学学校「VEC」が25日間のストライキの末、学校閉校となりました。
VECは1993年開校の老舗語学学校として知られており、夏には500名以上の生徒が集まる大規模学校でした。
そして、一番の特徴は、メキシコにも姉妹校があるということ。
そんな大規模語学学校に何があったのか・・・
実は、2014年12月に、VECの講師がThe Education and Training Employees’ Assocication(ETEA)の組合(Union)に加入したことが始まりなのでは?
Unionに加入して以降、経営側と給与について話し合いが続いていたようですが、結論が得られず、ストライキに突入。25日間も続いたストライキでしたが、8月25日、最悪な結末となってしまいました。
ストライキ中、学生への返金については、この争議が終わったら処理方法について考えるとして、返金に応じていなかったようですが、結局閉校となり、今だ返金については何もわからない状態です。
一番の被害者は、VECに通っていた学生です。返金についても何の案内もなく、学校に電話をしても、「学校は閉鎖されました」とアナウンスが流れるだけ。学校の門には「The School closed and we do not expect to reopen」(学校は閉校となりました。再開の予定はありません)と書いた張り紙だけ。
VECは今までLanguages Canadaに加盟しておりましたが、今年に入ってから突然の脱退。VECでは学生ビザの発行ができなくなっておりました。
※Languages Canadaについては、こちらをご覧ください。
閉鎖に至った時期(もし資金繰りが原因であれば生徒数が激減する冬に倒産と言うのが自然のような気がします)やLanguages Canadaの脱退等不自然な点がたくさんあります。
今朝、Languages Canadaに加盟しているGloval Villageよりメールにて連絡があり、VECは現在LCに加盟していないが、是非VECの学生を受け入れたいとのこと。
GV以外にも、LC加盟学校が続々動き始めています。
今後も、新たな情報が入り次第お知らせいたします。
学校選びをするときは、必ずLanguages Canadaに加盟している学校か確認してください!