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ワーキングホリデーについて

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ワーキングホリデーについて

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは何ですか?

ワーキングホリデー(=ワーホリ)制度とは日本と相手国のそれぞれの国の青年が相互に相手国に最長1年間休暇を利用して滞在し、異なった文化を体験しながら滞在費や旅行資金を補うために現地で就労する事を認めた制度です。滞在期間、語学学校への就学期間、就労期間には一定の制約があり、これらの条件は国により異なります。ワーキングホリデー(=ワーホリ)のほかに「ワーク・ホリデー」という制度があり、ワーキングホリデー(=ワーホリ)が学歴を問わないのに対し、ワーク・ホリデーは大学在籍か卒業者を対象にしています。

日本とワーキングホリデーを実施している国はどこですか?

2015年現在、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、台湾、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、香港、ノルウェーの12カ国です。ワーク・ホリデー制度はシンガポールのみあります。

何カ国もワーホリビザを同時に申請し、利用することは可能でしょうか?

出来ます。しかし国によって申請時にパスポートが必要だったり、申請からビザ発給までにかかる期間が異なりますのでしっかりとその国のワーキングホリデービザ申請要項を調べたうえで計画を立ててから実行してください。 ビザは各国が入国の為に審査をする厳しい基準がありますので、とりあえず申請してみるのは危険です。

30 歳までと書いてあるが、30 歳までにビザを取得して渡航しなければいけないのですか?

ワーキングホリデービザの年令制限は国によって異なります。多くの国では 31歳になるまでに申請をしてビザを取得すればその日から1年間以内に入国すればいいので31歳になってからでも1年間のワーキングホリデーがスタートできます。 2年間ワーキングホリデーの出来る国では32歳でワーキングホリデーという方もいますので30歳になったからと言って諦めないでください。

日本人がワーホリで行った場合、どんな仕事が見つけられますか?

多くの日本人ワーホリ生は小売店や飲食店で働いています。英語力が高ければ、選択の幅は広く、現地のカフェやファストフードショップで、現地人とともに働く経験ができるでしょう。英語力が低めですと、やはり日本人を対象とした飲食店などになりますので、ラーメン屋や居酒屋で働くことがおおくなります。ウェブデザイナー、ITエンジニアは需要がありますので、現地の人材エージェントに相談に行くと良いでしょう。その他、ネイリストや美容師は経験があれば、すぐに仕事を見つけられる傾向にあります。

何を用意すればワーホリができるんですか?

渡航前に最低限必要なものはパスポート、お金、ビザ、航空券、保険です。

出発のどれくらい前から準備を始めればよいですか?

国によってビザの取得に1日で完了する場合もありますし、2か月以上かかる国もあります。資金計画、会社をいつ辞めるか、休学を始める時期はをいつにするか、仕事をされている方だと用意もおもうようにいかないです。準備期間としてはできれば6ヶ月間、ぎりぎりでも3ヶ月間はあったほうが良いでしょう。1ヶ月前には現地の語学学校やホームステイ、航空券、海外ワーキングホリデー保険も決まっていて残るは持って行く衣類だけにしておくといいです。

とりあえず行けばなんとかなりますか?

「とりあえず行けばなんとかなる」というのは、その国の生活に慣れてる人には可能かもしれません。行動力も日本人以上にあれば行けると思いますが、初めての海外滞在にはお勧めはできません。日本より安全ではない国に行く、という意識は持っておきましょう。言葉も土地勘もない場所にいくのでそこで何とかできる人は限られてきます。また1年間で目的を達成する為にはとりあえず行くでは時間はあっという間に過ぎてしまいます。

語学学校には行ったほうが良いですか?

英語力があったとしても、たとえ1ヵ月でも語学学校には行ったほうが良いです。なぜなら、語学学校に行くことで、同じワーホリの先輩と友達になれます。現地でのネットワークがすぐに構築できるので、仕事や住居などの情報が入りやすい、というメリットがあります。渡航してからいつまでも1人でいても何の情報も入ってきません。交友関係を築き現地情報をいち早く得ることで、限られた時間を無駄にすることがなくなります。

仕事はどのように探せばよいですか?

仕事はほとんどの場合、ネットで探す、現地のお店や現地サポートオフィスの掲示板で探す、新聞の仕事欄JOBで探します。しかし想像以上に大変です。しかし仕事探しでも家探しと同じように友達からの情報提供、友達からの紹介が大きな要素となっています。 語学学校の先生経由で仕事がもらえたとか、クラスの友達から紹介してもらったという話はよく聞きます。現地では語学学校にまずは通って、できるだけ多くの友達を作る努力をすると良いです。

ファームジョブやフルーツピッキングの探し方は?

ファームでの仕事はオーストラリアでは時給が高く16ドル~20ドルと高い時給がもらえるので人気があります。最近では一見さんお断りのファームもあるそうで、とりあえずファームに行けば仕事をもらえるというわけではないようです。ファームの仕事を見つけるには、やはりネットワークや口コミが頼りです。

ワーキングホリデービザで渡航後、現地で他のビザに切り替えて長期滞在したいのですが可能ですか?

この場合、当該国の移民局や入国管理局など、ビザを所管する官庁に問い合わせてください。国によってはワーキングホリデービザから他のビザへの変更を一切許可していない国もありますので、ビザの発給要件を確認して下さい。また、必要に応じて当該国政府の公式なライセンスを持ったビザコンサルタントなどにご相談されることをお勧めします。

ワーホリの経験は帰国後の就職の際、評価してもらえるのでしょうか。

日本においては、海外で半年以上の同一職種経験がない限りは評価の対象にはなりにくいのが現状です。
「ワーキングホリデーの経験を生かして英語を使う仕事がしたい」と考える方も多いようですが、残念ながら「ただワーキングホリデーで1年間海外に滞在した」だけで、キャリアアップした職に就くことは現実にかなり困難です。十分な語学力に加えて企業で即戦力となれるプラスアルファのスキルを身につけることが必要です。ただ就職や転職の際に海外経験をうまくアピールすることで、就職や転職で成功されているパターンもあります。

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