グローバル企業が求める人材とは?
グローバル企業が求める人材とは?
キャリアエクスチェンジは日本の若者に国際的な経験を積む機会を提供し、皆様がインターン活動を通して国際社会に貢献できる人材として成長することを目指しています。
「グローバル人材」とよく聞きますが、いったい何を指しているのでしょうか。本記事では、グローバル人材について詳しく説明ができればと思います。
グローバル人材とは
グローバル人材とは、国際的なビジネス環境で効果的に働くことができる人々を指します。彼らは多様な文化や価値観を理解し、異なる背景を持つ人々と協力しながら仕事を進める能力を持っています。
グローバル人材が持つスキル
1. 高い語学力
- 多言語能力:母国語以外に少なくとも一つ以上の言語を流暢に話せることが求められます。特に英語は国際ビジネスにおいて重要です。
2. 異文化理解
- 文化的知識:異なる文化や価値観を理解し、尊重することができる。
- 異文化コミュニケーション能力:異なる文化背景を持つ人々と効果的にコミュニケーションを取ることができる。
3. 柔軟性と適応力
- 適応力:新しい環境や状況に迅速に適応する能力。
- 柔軟性:変化する状況に対応し、柔軟に対処することができる。
4. グローバルな視野
- 世界観:世界の動向や国際的なビジネスのトレンドを理解し、グローバルな視点で考えることができる。
- 市場理解:異なる市場の特性や消費者のニーズを把握し、それに基づいた戦略を立てる能力。
5. コミュニケーションスキル
- 効果的なコミュニケーション:明瞭で効果的なコミュニケーション能力。物怖じせず自身の意見を伝える能力。
- リスニングスキル:相手の意見を尊重し、積極的に聞く姿勢。
6. リーダーシップとチームワーク
- リーダーシップ:多文化チームをリードし、成果を上げる能力。
- 協力:チームメンバーと協力して目標を達成する能力。
7. 自己管理能力
- 自己管理:高い自己管理能力とタイムマネジメントスキル。
- メンタルタフネス:ストレスやプレッシャーに強い精神力。
大学生の場合には、上記7点のスキルを身につけられるよう、日々意識してアルバイトや学業に励むことが大切です。また、海外留学や海外インターンシップなど、日常生活では経験できないような課題に自分自身を挑戦させる機会を作ることもお勧めします。すでに社会人経験がある場合には、これに加えて以下のようなスキルも企業が期待しているスキルです。
8. デジタルリテラシー
- テクノロジーの理解:最新のデジタル技術やツールを効果的に活用できる能力。
- データリテラシー:データを分析し、意思決定に役立てるスキル。
9. 問題解決能力
- クリティカルシンキング:複雑な問題を論理的に分析し、効果的な解決策を見つけ出す能力。
- 創造性:新しいアイデアを生み出し、イノベーションを推進する力。
10. 持続可能性への意識
- 環境意識:持続可能なビジネス実践に対する意識と行動。
- 社会的責任:企業の社会的責任(CSR)を理解し、それに貢献する姿勢。
グローバル人材は、これらのスキルや特性を活かして、国際的なビジネス環境で成果を上げることが期待されます。これらの能力を身につけることで、個人としてもキャリアの幅が広がり、企業にとっても貴重な存在となります。
海外留学・海外インターンシッププログラムのお手配
キャリアエクスチェンジでは、留学やインターンの手配を通して皆様に本記事で述べたようなスキルが身に付くチャンスをお届けしています。グローバル人材を目指して一歩踏み出したい皆さまと個別に相談をしてベストなプランを提案しておりますので、以下ボタンよりお問い合わせ頂ければ幸いです。
【海外インターンシップ比較】ニューヨーク VS シンガポール
ニューヨーク短期インターンシップとシンガポール短期インターンシップはキャリアエクスチェンジの人気プログラムです。お客様に違いを聞いていただく機会も多く、本記事では以下の側面でプログラムを比較致しました。
- 文化
- 言語環境
- 人種構成
- インターンシップ内容
- 滞在費用
- 食費
文化比較
ニューヨーク
ニューヨークは多文化共生が進み、様々なジャンルのエンタメを楽しめる街です。世界中のおいしい料理が楽しめるレストランや、世界中の作品が集まる美術館、劇場、音楽ホールが集まった自由と創造性が息づく街でもあります。常に新しいトレンドが生まれ、活気に満ちた都市です。
シンガポール
シンガポールは多民族国家で、中国系、マレー系、インド系などが共存しています。アジア地域の食文化が多彩で、ローカル御用達のホーカーセンターが有名です。宗教も多様で、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教などが共存。清潔で安全な都市で、規律を重んじる文化です。
比較
ニューヨークは自由と創造性が特徴で、多様な文化が交差する都市。常に新しいトレンドが生まれます。一方、シンガポールは多民族共存と規律を重んじる社会で、清潔さと安全性が際立ちます。食文化もどちらも多様ですが、シンガポールはアジア色が強く、ニューヨークは西洋色が強いことが特徴です。
言語環境
ニューヨーク
ニューヨークの言語環境は多様で、英語が主流ですが、スペイン語、中国語、ロシア語など多くの言語が話されます。移民の多さから、街の至る所で多言語が飛び交い、多文化共生が進んでいます。
シンガポール
シンガポールの言語環境は多様で、英語、マレー語、中国語、タミル語が公用語です。英語がビジネスや教育で広く使用され、日常会話では各民族の母語も使われます。多言語話者が多く、バイリンガル教育が推進されています。
比較
どちらも他民族多言語が行き交う都市です。ニューヨークは多様な移民により多言語が飛び交いますが、英語が主流となっています。シンガポールは英語、マレー語、中国語、タミル語が公用語で、教育やビジネスで英語が広く使用されています。
人種構成比較
ニューヨーク
ニューヨーク市の人種統計は多様で、人口の44.6%が白人、27.5%がヒスパニックまたはラティーノ、24.3%がアフリカ系アメリカ人、11.8%がアジア系アメリカ人です。また、多民族性が高く、37%が外国生まれです。
シンガポール
シンガポールの人種統計も多様で、華人が74.3%、マレー人が13.5%、インド人が9.0%、その他が3.2%を占めています。シンガポールの外国生まれの人口割合は約40%です。シンガポールの総人口約590万人のうち約237万人が外国生まれの非住民(主に就労者)で、シンガポールの多文化社会を支える重要な要素となっています
比較
ニューヨークは多様な移民が集まり、白人、黒人、アジア系、ヒスパニックなどが混在。シンガポールは主に中華系、マレー系、インド系が多くを占め、特に中華系が多いです。
インターンの内容で比較
ニューヨーク
ニューヨークならではの業種としてメディア、広告、コンサルティングやファッションの分野で実務を体験することができ、日本では得られない経験ができます。インターン先の言語環境は、米系企業であれば完全英語環境、日系企業であれば職場での会話は日本語となります。米系であっても、日系であっても、バリバリと働くニューヨーカーの姿勢から刺激を受けること間違いなしです。参加期間は1カ月~3カ月です。
シンガポール
アジアのハブとして機能し多国籍企業が集まるシンガポールでは、アジア進出企業向けのビジネスコンサルや、シンガポールの進出を支える会計事務所、東南アジア地域で人材派遣を行う国際人材紹介会社、アジア地域を中心に留学生が集まる語学学校スタッフなどの求人があります。言語環境は、日系であってもローカルの方の割合が高く、英語環境が基本です。参加期間は1カ月~6カ月です。
比較
今後のキャリアとして、多国籍企業で働くことや異なるバックグラウンドを持つ外国人と一緒にお仕事をしたいと考えている方にはシンガポールインターンがおすすめです!今後アメリカ人や米系企業とのビジネスに興味がある、アメリカに縁がほしい、ニューヨークでの暮らしに憧れがあるという方にはニューヨークインターンがおすすめです!
滞在費用比較
ニューヨーク
レジデンス(個室)は基本的には月2,200USD(30万円程度)がスタートライン。ホームステイは月1,450USD(20万円程度)がスタートライン。
シンガポール
シェアルームであれば目安として月800SGD(8万円程度)がスタートライン。個室で快適な環境を求めると月1500SGD(15万円程度)が最低ライン。
比較
シンガポールの物価もあがってきているとはいえ、ニューヨークと比較すると参加費用を抑えられるのはシンガポールです!
食費比較
ニューヨーク
激安店を選ぶと、ピザ一枚を1USD(140円程度)でいただけることもあるようですが、1食あたり10USD(1400円程度)前後+チップをみていると現実的です。マクドナルドのBig Mac(単品)はひとつ5USD(700円程度)です!
シンガポール
ローカル御用達のホーカーズ(フードコートのようなところ!)であれば2SGD(200円程度)でチキンライスがいただけるのだとか!ホーカーズ以外で外食をしても一食1000円前後で食事ができそうです。シンガポールではチップは不要です。マクドナルドのBig Mac(単品)はひとつ5SGD(500円程度)です!
比較
チップの必要性も考慮すると、食費が抑えられるのもシンガポールですね。ちなみに日本のBig Mac(単品)はひとつ480円だそうです!
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お問い合わせ
プログラムにご興味がありましたら、カウンセリングにて詳細をご案内致します。
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【T. Kさん】ポートランド教師インターン生 2024年7月活動レポート
今年の春に出発したインターン生から活動レポートが届きましたのでご紹介します!
インターン⽣の紹介
名前:T.Kさん
性別:男性
年齢:29歳
担当学年:小学校2年生、3年生
派遣時期:2024年4月
派遣エリア:ポートランド
Q&A形式 活動レポート
担当するクラス、学年について紹介してください。
2年生を3クラス、3年生を1クラス担当しました。
3年生は全体的に静かな生徒が多い印象で、休み時間に男子全員がいっしょにボールで遊ぶクラスでした。担任の先生によると全員で遊ぶクラスはとても珍しいようです。
2年生は最初3クラス編成だったところを年度の途中で4クラスに変更した学年なので、気にかけるところやフォローすべき生徒が多い学年でした。
担当の先生について紹介してください
2年生ではH先生とM先生という2人の女性の先生について3つのクラスに入りました。2つのクラスを担当するH先生は強い語気で注意することが多い先生です。毎日放課後に生徒のことを想って頭を悩ませています。特に気にかける生徒は当然注意やコンタクトも多くなる中で厳しい先生と思われている姿を見ていて報われないなと思います。
1つのクラスを担当するM先生は明るい雰囲気の先生です。細かいところや手順よりも感覚派な印象です。
3年生ではお母さんが日本人のS先生という女性のバイリンガルの先生のクラスに入りました。3年生が静かなクラスなこともあり、H先生やM先生と違って大きな声を使う場面は見たことがありません。なにかをやめさせたり取り上げたりする強さの注意が必要そうな場面もないクラスだったので安定した時間が流れていました。
到着~これまでに、自身が行った印象的な活動や指導方法を教えてください。
私が理系出身なこともあり算数の授業で私の時間をもらえることが多かったです。
特にM先生のクラスに入る曜日は毎日M先生がレベルを考えて同じくらいのレベルの生徒を集めた複数のグループに算数を教える時間がありました。中身に対しての指示は特に無かったので数字をカウントするクリックカウンターやフラッシュ暗算などを使ってフォローアップを行いました。
到着~これまでに、担当の先生がやっていた中で、印象に残っている授業やアクティビティについて教えてください。
算数の教え方が日本と少し違っていました。計算の仕方を統一せずにいくつかの選択肢を教えて自分の感覚に合う方法を使うという形でした。
到着~これまでに、参加した学校内の行事やイベントを教えてください。
春にスプリングフェスティバルという祭りを小学校で行いました。
2学年合わせて遠足に3回同行しました。
到着~これまでの自身の業務内容、学校での役割について教えてください。
3人の先生でそれぞれ違いました。
H先生のクラスでは放課後に生徒について2人で話す時間も多く授業内容も相談することが多いです。授業中にゆっくりな生徒を何人か集めて見ることも多かったです。
M先生のクラスでは突発的に私が前に立つことが多かったです。フォローアップを行うのは時間が決まっていてその時間以外は授業中に流動的に合わせて動く形でした。
S先生のクラスでは遅れている生徒を1人ずつ1対1で見る時間がほとんどでした。授業時間内に私が前に立ったことはありません。
英語の使用頻度はどのくらいですか?
日本語がほとんどわからない生徒がたくさんいるので説明の際にかなり英語を使っていました。今はそうすべきではなかったと感じています。
1日のスケジュールについて教えてください。
【平日】
06時15分 起床
07時00分 出発
15時30分 勤務終了
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由
【週末】
06時15分 起床
ホストとの予定がなければ自由
18時30分 夕食
20時00分 ホストと過ごす
21時00分 自由
到着~これまでに、ホストファミリーとは、どう過ごしていますか?
子どもたちと仲良くしています
これまで現地で困ったことはありますか?
物価が高いことくらいです。
教師アシスタントにおける今後に向けてのご自身の改善点や課題を教えてください。
英語に頼りすぎていたのでもっと根気強く日本語を使わなければいけないと感じています。
現時点までの経験を通して、ご自身が成長したと思う点を教えてください。
厳しく場を締めるのがとても苦手だったので厳しい担任の先生の姿を見て学ぶ場面がたくさんあります。
これからチャレンジしたいこと、やってみたいことを教えてください。
・教師アシスタント
新年度は2年生のH先生の2クラスのみの担当になるので先生と短期的、長期的なゴールを共有しながら自分の考えを提案して試していきたいです。
・プライベート
日本からラケットを持ってきていてアメリカでもテニスをする相手が増えてきたので個人戦や団体戦の大会に出場してみたいと考えています。
その他(感想、伝えたいことなど)
このプログラムに参加して、一番に良かったことは私を1人の家族として接してくれるとても素敵なホストファミリーと出会えたこと、私を1人のインターンとしてだけではなく、未来の教師として接してくれるとても素敵なメンターの先生2人に出会えたことです。来年度はもっと生徒のことを知って、信頼関係を築いていきたいです!
写真の共有
①卒業する5年生たちと撮った写真です。担当していない学年でしたがイベントで関わってから日本語で毎日話しかけて来ていて最終日に私の教室に来て撮りました。
②&③3年生の生徒の家族に誘っていただいてシアトルに行った写真です。この生徒も担当はしていませんが他の生徒の誕生会などで知り合って呼んでいただきました。
T.Kさん、活動レポートをご提出いただきありがとうございました!
アメリカ・ポートランド教師アシスタントインターンにご興味がおありでしたら以下プログラムページをご確認ください。